2010Jリーグ ディビジョン1
第7節第2日

2010.4.18

セレッソ大阪

香川 真司 (35')

香川 真司 (90'+5)

2

HOME

FULL TIME

1

1-0

1-1

湘南ベルマーレ

田原 豊 (90'+1)

大阪長居スタジアム

9,838

監督コメント

「セレッソとしては本当に勝利が必要だった。大事な試合で勝利をおさめることができた。本当に大きな勝利だった。さらにロスタイムの決勝ゴールということで、これだけ劇的な勝利をおさめると、選手だけではなく、サポーターの皆さんも喜びを爆発させることができて、本当に大きな勝利だと思います。ゲームの内容としても、勝利に値するものだったと思います。本当に重要な勝利だったと思います」
Q 今日、システムを変えた意図と、その出来については?
A 「これは、湘南のシステムによるのですが、湘南は前に3人の選手、そして中盤にも3人の選手がいるということですので、これは我々が3人のCBでプレーすると、後ろに人数が多すぎてしまう。そういうことで、アキ、家長ですね、彼を最初から使うことで、中盤から前にかけてのパワーアップを考えた。うまく機能したと思います」
Q 今日は香川選手のゴールで勝利しましたが、ナビスコカップから、チャンスは作るもののゴールが生まれなかった。何が足りないのか?
A 「おっしゃるとおりだと思います。これまでも、今日の試合に限らず、かなりチャンスを作ってきましたので、精度の高いフィニッシュがあれば、もっと得点をとってもおかしくない部分はあります。でも、それだけのチャンスを作れるというのが、彼の実力であって、乾もそうですが、若い選手というのは、試合の中でミスを重ねることで学んでいくものだと思っています。もっともっとチャンスを作り出した以上はしっかり決める、高い目的意識を持って、成長してほしいと思います」
Q チームとしてボールを持って、シュートを撃たされた印象だったが?
A 「私はそうは思わないです。攻撃の部分では非常に選手たちの持ち味を出していた。シュートも数多く撃って、チャンスをかなり作ったというのは間違いなく言える。あとはさっきも言いましたが、フィニッシュの精度を上げていかなければならないと思います」

選手コメント

・羽田憲司
「最初に1点取って、2点目が取れなかったことで、あの時間帯に追いつかれる形になった。2点目を早く取れていたら、楽な展開になったのに。アマラウがあまり前に行かないので、僕が前に出ていこうと思っていた。それが出来て、最後の点につながってよかった。課題は、1点とったあとの2点目が取れるか、あとは最後踏ん張れるかどうか。次もホームなので、何としても勝ちたいです。(家長が入って)中盤でボールをまわせた。パフォーマンスはよかったと思う」
・香川真司
「後半にすごいチャンスがあったのに、決定力不足を感じた試合だった。でも今日はやっていて楽しかった。自分の中で一番大事な試合になったと思う。ただ、前半からボールを前へ前へ早く運ぶ展開で、身体はきつかった。そんな試合を90分間とおすのは難しい。タメを作ったり、中盤でまわすなど、緩急をつけるサッカーをしなければ。楽しかったというのは、今までは乾だけだったが、家長くんがいて、ドリブルで抜くことも出来る。うまく連動してプレーできたから、これを練習からやっていきたい。練習ではあまりやっていない形だったが、問題はない。お互いの特長がわかっているので、やりやすかった。最後のシュートのシーンは、自分自身、後半のそれまでのプレーの精度が低くてシュートもあまり撃ててなかったので、なんとかシュートを撃って点を決めようという気持ちで時間を使いました。ロスタイムが5分くらいあったし、相手は前掛かりに来てたので、取ったらチャンスだと思っていました」