2010Jリーグ ディビジョン1
第5節第1日

2010.4.3

セレッソ大阪

香川 真司 (31')

香川 真司 (52')

播戸 竜二 (90')

3

HOME

FULL TIME

1

1-0

2-1

京都サンガF.C.

宮吉 拓実 (70')

大阪長居スタジアム

8,926

監督コメント

「今日もチームとしていいサッカーが出来たと思う。さらに今日は今シーズン初めて先制点を決めましたし、チャンスを確実にモノにして、結果を伴うゲームになったことをうれしく思います。内容からしても勝利に値する試合だったと思いますし、選手たちがこの勝利で自信を作るという意味でも、大切な勝利だと思います。さらには週末、サポーターの皆さんに花見、満開の桜を気持ちよく楽しんでもらえると思います。そういう意味でも、本当にタイミングのいい勝利だった。この勝利がチームにさらに安定感をもたらせてくれると思っています」
Q 2ゴールの香川選手について、また播戸選手が結果を出したことについて、どう感じています? また、監督はもう花見はされたんですか?
A 「花見は明日ですね。大阪城にいきます。明日は楽しい花見ができると思います。自転車で行きます、近いので(笑)。まず交代出場した播戸ですが、彼を含めて、今シーズン確実にリザーブの選手のレベルが上がりましたので、交代が必要になれば、いつでも自信を持って選手を送り込むことができますし、それは、フィジカル的な部分できついところを盛り返すという意味でも、十分に機能していると思います。シーズン初めということもあって、なるべく同じメンバーで戦ってはいますけれども、これから試合を重ねるにつれて、もっともっと交代を含めて、いろんな選手を起用していけると思います。シンジ(香川)ですが、開幕してからの3試合のなかでも十分にチャンスはあったんですが、前節初ゴールを決めたことで、自信をつけた部分はあると思います。彼のようにミスを恐れないで、チャレンジし続ける気持ちを持った選手こそが勝者と呼ばれるにふさわしい選手になっていくと思います」
Q 羽田選手、キム選手の容体は? また、香川選手は日本代表に選ばれでもいいのでは・・・と思うが?
A 「ハネもキムも、1週間あるので十分回復する、それほど心配のない程度のケガだと思っています。香川は絶対に日本を代表する選手になれる、それだけのクオリティと能力をもっています。あとは目標に向かって、自分を信じて今のプレーを続ける、グラウンドでしっかり結果を出せば、代表に選ばれますし、それだけの能力があると思っています」

選手コメント

・播戸竜二
「2-1で投入されて、入って負けるのも同点になるのも嫌だった。アキ(家長)がいいボールをくれたんで行こうと思った。なかなかない左足のボレーが決まった(笑)。ずっと点を取れずにいて、前(浦和戦)も出られずにいた。レッズ戦は3-2で負けてる中でも出番がなくて悔しくて、もどかしかった。そのためにもここでゴールする、結果出すのが一番だと思っていた。点が取れて若干ほっとした。これからもさらに取っていきたいし、柳さん(京都/柳沢選手)があと1点で100点だし、僕はまだまだでそこに29点足りないし、今年中に達成するのは難しいけど、通算100ゴールはいきたいと思う。
(今まで勝てなかった理由はどこにある?)レヴィー(監督)が言うように、新しい選手がたくさん入ってるし、そんなに簡単には勝てないと思う。これまでもいい相手っていうか、ガンバやレッズ、大宮もそうだったけど、そういうとことやってその中でもいい勝負はできていた。関西ダービーだし、ここでしっかり決めないとズルズル行ってしまうと思ってたし、ここで止めたかったというのがあった。
今週の初め練習のときに(香川)真司に(右)かかとを踏まれて痛い一週間だった(笑)。走っても痛かったし、アップも上げすぎずにやって、入ってから上げようと思って調整してきた。入ったら痛みとかは感じなかったけど。
短い時間でいろいろなことを試しながらいきたい。皆が皆(試合に)出られるわけじゃないのはわかってるし、結果出していけば(スタメンに)プレッシャーかけていけるし。途中から出ても結果出せればいい。
負傷しながらも結果出せたし。ゴール決めて皆と喜びたかった。喜びすぎて(決めポーズを)忘れてしまった。(ゴールを)ひとつひとつ取っていって、もっと喜んでもらいたい。これからもっと、さらに取っていったら、自分の色も出していけると思う。
ちょっとずつ。まだまだと思うけど、川上に上がるためにいろいろやっていかないといけない。
(ゴールまで)日数かかったけど、出場時間からしたらまだ1試合分くらいしか出てないので、悪い数字じゃないと思う。どんどん出て、使ってもらって、結果残したい。点を取り続けたい。
まだ1勝しただけ。これから(順位が)上について行くにも、アウェイでも勝点を取って勝ち続けないといけない。勝利は勝利として喜んでも、しっかり切り替えて次の準備に入りたい。
じつは昨日が3年前に亡くなったお祖父ちゃんの命日だった。(今日の)法事に出たかったけど、出られなかったから、(ゴールを)捧げようと思う」
・香川真司
「なかなか勝てなかったんで、勝ててうれしかったです。どっかに焦りはあったけど、いつかは勝てるとやってて感じてた。勝てるチャンスはいっぱいあったので、そんなに心配はしてませんでした。
この試合の前にスタッフから修正点のビデオだったり、アドバイスだったりを受けて、乾と2人でそこを変えていこうと試合前に話をしました。それが結果として表れたし、支えてくれたスタッフに感謝してます。まだまだ軽いプレーやミスがあるので、修正して次に臨みたいと思います。途中でラインが下がっちゃって、押しこまれて、ロングボールを入れられたりしましたが、チームとして粘り強くやれて、それを奪ってカウンターもできたので、良い試合運びができたと思う。
途中から入った人が結果を残してるし、チームが活性化して誰が入っても大丈夫なようになればいいです。まだホームで1勝しかしてないですし、次のアウェイのマリノスは良い選手がいっぱいいるので、そこでしっかり結果を残さないと上位進出はできないので、また振り返って次に備えたいと思います。今季はシュートの意識が少なかったし、シュート数も少なかったので、シュートをどんどん撃つように意識してやりました。スピードに緩急をつけて、ボールを引き出したり、ディフェンスの裏に飛び出したりしようと思います」