2010Jリーグ ディビジョン1
第3節第1日

2010.3.20

FC東京

0

AWAY

FULL TIME

0

0-0

0-0

セレッソ大阪

味の素スタジアム

20,143

監督コメント

「本当に開幕からセレッソにとっては非常に手ごわい相手との対戦が続いている中で、前節のガンバ大阪戦、そして今日のFC東京戦のどちらも勝てるチャンスがありました。そういうゲームができたということはポジティブにとらえていきたいと思います。まだまだチームの中で完全にフィットするまで時間がかかる選手、アマラウ選手そしてアドリアーノ選手がいる中で、勝機がある、勝つチャンスができたこと、これは評価していいと思いますし、次節のホームゲームでの浦和戦、これもまた同じくらい手ごわい相手になりますけれど、勝てるゲームにできる、そういう手ごたえを感じています」

Q:終盤は引き分けでいいという考えでやっていたのか?
A:終盤で時間がたつにつれて勝つチャンスが十分にありました。今シーズのチームのスローガンを選手たちがゲームの中で示してくれたと思います。「攻めきる~最後の笛がなるまで」、このスローガンを選手たちは個々の念頭に置いて、勝利を目指して戦いました。その気持ちがあったからこそロスタイム、あるいはその直前を含めて決定的なチャンスは3回あったと思います。あとはチャンスにおいて、しっかりクロスの精度があれば、チャンスを決められるはずです。

Q:勝てるチャンスがあった中でフィニッシュの精度が必要とのことですが、フィニッシュの精度といえば世界的、普遍的なテーマと思いますが、いったいそれは何? クルピさんだったら的確に断言してくれるのでは?
A:フィニッシュの精度を決める要素ということを一言、端的に言うと技術、練習そして自信を持ってフィニッシュにいけるかというメンタル、この3つだと思います。

選手コメント

・キム ジンヒョン
「今日がJ1デビュー戦ということでいつも以上に緊張して入った。これまで1分1敗だったので勝ち点が欲しかった。J1ということで集中して入った。でもホテルを出るときや、スタジアムに入った時、アップする時は正直、緊張しました。最初の5~10分は、どうなるのかと思った。でも時間が経つと落ち着いた。今日の試合の点数をつけるとしたら10点満点で、自分の中では5点くらいです。とりあえずこのできで5点からのスタートですが、集中して続けていきたいです。(シュートも止めたし、フィードも出せていたのになぜ5点?)あれは特別なプレーじゃなかったし。正面からきたし、GKなら誰でも止められると思う。自分の中でもまだまだ満足していない部分もあったので。(平山のシュートは見切ったのか?それとも反応できなかったのか?)シュートを打った時にハネさん(羽田選手)の足に当ってコースが変わったので反応ができなかった。(J1リーグ)初戦がこんなにしんどいとは思わなかったです」
・香川真司
「チャンスはありましたが、今日はミスが多かったです。足元にボールが入ったときに相手の寄せがすごく速かったので、そこはしっかり、今日ミスが多かったことを踏まえて、そこをどう改善していくかというところで、もっと簡単にプレーするよう、次から心がけていきたい。とりあえず勝ちたかったです。でも次の試合がすぐにくるので切り替えないといけない。攻撃陣として取れるところがあった。でも(試合を重ねて)チャンスは増えてきているので、もっと通用するようにしたい。FC東京は守備の選手がすごい。代表の選手もたくさんいるし。そのへんが厳しかった。(セレッソの攻撃に関しては)精度があきらかに悪いところがある。FC東京は戻りが速いし、もっとパスの精度を上げなくちゃいけない。まだまだ厳しいところあるし、次の試合もすぐにくる。試合を重ねていけばいいサッカーができると思う。(CKの)キッカーとしてはまだまだ練習していかないといけない」