2009Jリーグ ディビジョン2
第47節第2日

2009.10.25

横浜FC

0

AWAY

FULL TIME

3

0-2

0-1

セレッソ大阪

カイオ (02')

オウンゴール (12')

香川 真司 (89')

国立競技場

3,584

監督コメント

「今日は、メンタル的には非常に難しい、メンタル的にプレッシャーのかかるゲームでした。というのは、試合前に上位のチームの結果がわかっていたからです。その中でも、チームは本当にいいプレーを見せてくれて、数多くの決定的なチャンスを作り、勝利に値するゲームをしたと思います。ラスト4試合というシーズンのラストスパートに入りますが、次の草津戦、長居スタジアムをぜひ満員にして、今シーズン一番大切な試合といってもいいと思いますので、皆さんの力をお借りして、勝利をものにしたいと思います。あらためて言いますが、今日は本当にプレッシャーのかかる中、よく頑張ってくれたと思います。草津戦に向けて、いい準備をしていきたいと思います」

Q 香川選手はずっと途中出場が続いていますが、いつになったら先発でいけそうか?
A 「香川がいつ先発に復帰できるかというのは、チームとって非常に重要です。次節まで2週間あるということで、これは本当に大きいと思います。メディカルスタッフ、本人とコミュニケーションを取りながら、次節先発が可能かどうか、探っていきたいと思います。この2週間で、シンジだけではなくて、マルチネス、カイオ、ケガを押して出場している選手たちのコンディションも上がってくると思いますので、本当に大事な2週間になると思います」

Q 昇格が決まったら、香川選手は休ませるのか?
A 「その可能性はあると思います。ただし、2週間で完治に近い状態になれば、先発という可能性もあります。そこは断定出来ません。香川本人、ドクターと常にコミュニケーションを取りながら、少なくとも45分、できれば90分、昇格が決まるまで出てもらうということは、チームにとって大きいと思います。さらには、今日もケガを押して出場したマルチネス、カイオ 小松、そういった選手も含めて、トータルの力が問われていると思います」

Q 前節に比べて試合の入り方がよかったが、試合の前のプランは?
A 「プランというものは徳島戦と同じだが、先発で出たメンバーが違っていたということで、機能した面はあったと思います。前の小松、乾、カイオの3人が前節とは違っていたということですね。小松とカイオは100%ではないかもしれませんが、そこで後半、香川、マルチネスを投入することで、後半もチーム力を落とすことなく戦えたのではと思っています」

Q 12試合負けなし、失点も減っている。その要因は?
A「自信をつけてきたことだと思います。第1クールのときの自信が戻ってきた。自信は非常に大事だと思います。特に日本のサッカーでは大事だと思います。ひとりひとりが力を出し尽くして、そういう自信があるからこそ、安定したディフェンスが出来ていると思います」

Q 今日の勝利で昇格に王手をかけることになりましたが、それについては?
A「本当に長いシーズンですね。目標が2つあります。ひとつはJ1ですね。2つ目がタイトルです。残り4試合です。ここで集中力を失うことはもうありなえいと思います。これから2週間ありますので、しっかり練習する、そしてサポーターの方に長居に来ていただくための2週間でもある。まだ、何も勝ち取ったわけではない。また結果が出たわけでもないです。数字の上ではまだ結果が出たとはいえません。リーグナンバーワンの攻撃力、勝利数も一番多い、それでも昇格という結果を勝ち取ったわけでもありません。逆にここで手を抜く、気を緩めるというのではなく、逆にここでもうひとつ気を引き締めていかなくては、と思っています」

選手コメント

・カイオ
「(ゴールは)CKのボールがよかった。立ち上がりから点を取って勢いに乗りたかった。セレッソと試合をするときはどんな相手も引いてくる。立ち上がりに点を取れたことは、試合運びの点でもよかった。(メンバーが入れ替わることが多いが)誰が入っても、入った選手が力を見せつけることが大事。長い間一緒にプレーしている選手が多いし、去年のベースがあるのでやりやすい。難しさは感じない。次はシーズンの最終決戦、トーナメントの決勝のつもりでやる。昇格だけではなくタイトルにこだわって、何が何でも勝つ。草津の守備は堅いが、それを破って決める能力はみんなが持っている」
・藤本康太
「試合の入り方がよかった。声も出ていたし、みんな集中していた。負ける気はまったくしなかった。(他チームの結果は)知っていたし、どうなるのかな、と思っていたが、試合が始まると最初のCKでカイオが決めてくれて、これでいけると思った。そのあともポンポンと点が入った。中盤でスペースがあってボールが回せた。徳島との試合では、自由にさせてくれなかったので。今日は、中盤でハネさん、フナがボールをまわすことが出来た。チアゴが人につくので、僕と(前田)和哉さんでマークとカバーを、声を掛け合って分担した。後ろはそんなにやられていないし、球際も強くいけたと思う」