2009Jリーグ ディビジョン2
第46節第1日

2009.10.21

徳島ヴォルティス

0

AWAY

FULL TIME

0

0-0

0-0

セレッソ大阪

鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

3,554

監督コメント

「今日のゲームですが、予想通りの試合展開になったと思います。前半は徳島がフィジカル的にハードマークをされて、非常にタイトなディフェンスでしたが、やはり時間が経つにつれて、セレッソのほうがボールポゼッションを大事にするサッカーをしたことが、効果となって表れてきたと思います。その流れのなかで、後半は決定的チャンスを作りましたが、足りなかったのはゴールだけ、ということだったと思います。しかし、今日は主力選手の欠場があるなか、本当に選手たちの戦う気持ち、そしてパフォーマンスは申し分ないものだったと思います」

Q 香川選手の出場するタイミングについてと、今日の評価について聞かせてください。
A 「出場時間に関しては、いつも本人そしてドクターを中心とするメディカルスタッフと常にコミュニケーションをとって、痛みの具合にあわせてコントロールしています。45分程度なら問題なくプレーできますし、あるいは先発ということもありうると思います。今日も痛みをおしてよく頑張ってくれたと思います」

Q 前節先発させた白谷、山口、苔口選手を先発からはずした理由は?
A 「ひと言で言うと、スピードを重視するサッカーから、パスを重視するサッカーに変えたということです。白谷、苔口というのは非常にスピードがあるが、はまちゃん(濱田)、船山は非常にいいパスを持っています。ということで、先ほど言いましたように、前半から、しっかりパスをつなぐサッカーで、徳島にジャブを撃ち続ける、そうすることによって、後半のサッカーというのが可能になる、相手の体力の消耗を促すということですね。そういう意図を持って選手を変えました」

Q 優勝を考えると、今日の引き分けについてどう感じますか?
A 「確かに数字の上で、勝点1というのはいい結果とはいえません。ただし、今日は甲府が負けていますので、甲府とは勝点1広げることができた。そうとらえることが出来ますし、首位の座をキープしています。今日も勝ちにこだわって、試合を最後まで戦いましたし、これから先、どの試合も勝利を目指して、まずは勝点3を求めていきたいと思います。次の横浜戦は、他の結果に関わらず、首位の座をキープするためには勝点3が必要ですので、勝利を目指して戦っていこうと思います」

Q パスをつなぐサッカーに変えた理由は?
A 「先ほどもお話しましたが、前半のパスサッカーというジャブがあったことで、後半の45分でスピードのある香川、苔口を投入することがさらにいきるということですね。ジャブが効いているからこそ、後半相手のフィジカルが落ちてくる。そこでスピードのある選手を投入するということです」

選手コメント

・香川真司
「0-0で入ったので、しっかりワンチャンスをモノにしていこうと思ったが、難しかった。(ワンツーで抜け出した場面は)勢いのままいってしまった。決めなきゃいけなかったと思います。徳島は、結構後ろに引いて守備的にきていて、スペースが後ろになかった。難しいし、人数をかけても点が入らなかった。他チームの結果は聞いたけど、関係ないと思っている。早く決めたいです。(天皇杯で日程があくが)前倒しでやってほしいぐらい」
・前田和哉
「内容を見れば、勝利に値する試合だったと思うし、満足していいかなとも思いますが、結果が出ていないことについては不満足です。次の試合が近いので、この調子でいけば点は入る、そう信じてやっていきたいです。(前半攻めあぐんだが)あれだけ固められたら攻めどころがなかった。後半はチャンスが作れたので、苦しいなかでももう一歩かみ合えば、点は取れたのでは、と思う。しょうがない部分はあるが、シュートの精度を上げる必要がある」