天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会
2回戦

2009.10.11

セレッソ大阪

乾(44分)

1

HOME

FULL TIME

2

1-1

0-1

福島ユナイテッドFC

小田切(13分)、時崎 塁(89分)

大阪長居スタジアム

2,449

監督コメント

「前半、セレッソはチームとしてまったく何も出来ていないですね。後半はそれなりにチャンスを数多く作りましたけれども、しかし福島は後半たった1回のチャンスをゴールに結びつけて、そこで高い集中力を発揮された。最後まで集中力が切れなかった。これは、福島が勝って妥当な結果だったと思います」

Q 昇格を争うという一番大きな目標があるなか、天皇杯へのモチベーションを高めるのは難しいのでは?
A 「私たちは、J2で、昇格に焦点を絞ってきましたので、本当に難しいところではあります。あるいは、福島にとっては、今シーズン一番モチベーションが上がった試合だったのは間違いないと思います。確かにモチベーションという意味では難しい面はありますが、私が一番感じているのは、後半のサッカーを前半からして、もし負けていたのであれば、まだ仕方がない。しかし、前半まったくセレッソらしいサッカーが出来ていない。選手たちの気の緩み、ここが一番気になるところです。前節、J2では、アウェイの札幌戦で今日の福島と同じような強い気持ちで、最後は勝利をもぎとったのですが、あの勢い、気持ちをすべて今日の試合で無駄にしてしまった気がします。明日、明後日と2日間のオフを取る予定でしたが、オフはやめにします。勝者の本当のメンタリティが身につくまでは、敗戦からしっかり学ぶべきことを感じていかなければ成長はないと思います」

選手コメント

・カイオ
「相手がキッチリ準備してきて、おそらくこの試合のために多くの時間を費やしてきたのだと思います。まずは相手がこの勝利を勝ちとったことはすごかったと思うし、エールを贈りたいと思います。後半に限っては数少ないチャンスの中、最後に勝利を勝ちとって、本当に良いチームだったなという感想です。ウチのチームは誰1人として負けても良いと思ってる選手は1人もいないと思っていますし、僕らの今年の目標というのはタイトルを獲るということだったので、ここから気持ちを切り替えて一つ一つJ1昇格という目標に向けて積み重ねていきたいと思います」
・尾亦 弘友希
「天皇杯はこういう難しいゲームになると思っていた。チーム自身はやっと後半からエンジンがかかってきて、皆で意識して前へいったけれど、前半の入り方が良くなかったから。前半から後半への入り方は問題なかったけれど、前半決められるところを決めきれなかった結果。そこで決めていれば展開も変わった。相手はJ(のチーム)とできるという強いモチベーションで来ていることは感じていたし、僕らもそれはわかっていたけれど、前半のプレーは相手に合わせてしまっていたので反省するところです。前半はできていたいけれど、後半に入って体力的に続かなくなったところがあった。コンディション的には悪くなかったけれど。最後のロスタイムで入れられたのが悔しい」