2009Jリーグ ディビジョン2
第42節第2日

2009.9.27

セレッソ大阪

石神 直哉 (10')

1

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FULL TIME

0

1-0

0-0

栃木SC

大阪長居スタジアム

7,742

監督コメント

「今日勝利という結果が出たと言うことは、非常にうれしいですが、逆にゲーム内容には物足りなさが残る試合でした。この終盤戦、勝利をおさめるということは、本当に大切なことで、しかも美しいゴールで先制して、そのあとも3回4回と決定的なチャンスがあり、栃木はうちほど決定機を作られていなかった。そういうことを考えると、勝利という結果も妥当とは思いますが、正直言うと、中身は本当に物足りない、そういう試合でした。まだまだチームとしてやっていくべきことがある、そう思わされる試合でした」

Q 試合に出なかった香川選手の状態は?
A 「チームドクターの見解では、何日か休養を取ったほうがいいという状態でしたので、次のアビスパ戦に出場することは考えられます」

Q 香川選手がいなかった影響は? 他の選手に期待するプレーはどんなことでしたか?
A 「香川が欠場する試合は今までも何度かあったが、そのなかでシンジがいないなかでいい攻撃が常にできていたと思いますが、相手のマークが堅く、思ったような崩しができなかった。大雑把にいうとそういうところです」

Q マルチネス投入の意図とは?
A 「本人も1日も早くゲームに復帰したいということで、最後ゲームをしめるという意味で送り込んだ。早く試合をしたいという気持ちがありすぎて、どうもあわてて入ってしまったようですね。フィジカル的には、これからもっともっと練習を重ねることで、本来のプレーを取り戻してもらいたいなと思っています」

Q 残り9試合になりましたが、昇格という大目標に向けて、選手に求めるものとは?
A 「ひとことでいうと、しっかりやるべきことをグラウンドの中でやるということです。なぜかと言うと、湘南戦、ヴェルディ戦というのは、今日よりはるかにたくましく、強く、そして質の高いプレーをすることができていたので、ああいった試合のパフォーマンスを最低レベルとして、今後試合に出せるように次の福岡戦をスタートとして、もう一度選手たちに問い直したいと思います。今日は最後、しっかりと勝ちきったわけですが、もっといいパフォーマンスが出来たと思います。リスクも負ってしまった。選手たちも十分承知していると思います」

Q 勝点100、100得点というのを目標にされていますか?
A 「目標とは正直考えていませんでした。が、その数字は達成したいなと思っています。ただし、一番大切なのは、次の試合福岡戦の勝点3、それにすべてを注ぐこと、これからのゲームの1試合1試合が今シーズンの中で一番大切な試合になる。明日からしっかり頭を切り替えて、考えていきたいと思います」

選手コメント

・石神直哉
「早い時間に点が入って余裕が出てしまった。勝ってよかった。内容じゃなくて、勝って勝ち点を積み上げて優勝するようにしたい。(残り9試合になったが)とりあえず優勝しか考えていない。昇格できるとかじゃなくて、どんどん勝たなくちゃ優勝できない。これまで取りこぼしてきたとこを取り戻さなくちゃいけない。残りの9試合全部勝って、取りこぼしなく勝つしかない。最初の10分で1-0になって、その後点を取って勝たなくちゃいけなかった。結果的に(自分のゴールが)決勝点になっただけ。ペナルティエリアの外から打って入ったのは初めて。どのゴールも嬉しいけど、今日も嬉しかった」
・前田和哉
「前半も後半も入り方が悪かった。この暑い中での試合は久しぶりで、それは僕たちも相手もお互い様ですが、ちょっとマッタリした試合だったなと思います。ゲームの入り方の部分でヴェルディ戦の前半と良く似た形だったので、そこを修正しなくちゃいけないと思いました。難しい試合でしたが、前半の1点でしっかり守りきったというのが大きいので、収穫だと思います。久しぶりのゼロなので、みんなのディフェンスが良かったと感じています。でも、満足いく試合ではなかったです。第3クールでどれだけ勝ちを積み重ねられるかが勝負で、昇格もそれで決まってくるし、今日、湘南が負けたということで、そういう時にしっかり勝って離して行けたらなと思います。早く昇格を決めて、プラス1位、優勝するというのを最終目標に頑張ります」