2009Jリーグ ディビジョン2
第37節第1日

2009.9.2

カターレ富山

0

AWAY

FULL TIME

1

0-0

0-1

セレッソ大阪

香川 真司 (61')

富山県総合運動公園陸上競技場

4,145

監督コメント

「富山は前節、アウェイでの甲府戦も、本当にハードなディフェンスを武器にして非常に素晴らしいゲームをされていたんですが、今日のゲームも同じく本当に激しいディフェンスをされていたと思います。そのために本当に厳しいゲームになりましたけれど、セレッソの攻撃の能力をうまくすばらしいゴールに結びつけた。選手たちは、今日の1勝をもぎ取るために、本当にすべてを最後まで出し切って戦ってくれたと思います。その選手たちのパフォーマンスが、次の日曜日のホームでの甲府戦、本当に大切な一戦となると思いますが、これでチームに勢いがついたのではないかと思います」

Q 前半、チアゴ選手の交代はケガか何かだったのか?
A 「いいえ。ケガではありません。戦術的な部分もありますけれども、前半は富山に比べて、うちはハードワークできていなかった、持っているものを出せていなかったというところで、チアゴを交代しました」
Q 黒木選手の交代で3人のボランチにしましたが?
A 「黒木が入って、また戦術的なシステムも変わったわけですが、今日は前半と後半、合計2回のシステム変更をしましたけれども、そこで選手たちが自分の役割をしっかり理解した上で、この勝利を手に入れたこと、これを私は本当にうれしく思います。バランスが悪くなりかけたところで、システムを変えたのですが、さらにはそこから選手たちが戦術的な理解の高さを見せてくれて、フィジカルでもすべてを出し切った。そしてベンチの選手たちも含めて、ひとつになって最後まで戦って、そして勝ち取った勝利、これをうれしく思います」

選手コメント

・香川真司
「(ゴールシーンについて)ゴール前が密集していて、角度的に難しかったんですけど、とりあえず思いっきりシュートしようと思っていた。ボールがいい感じに抜けていってくれて、きれいなゴールではないですけど、シュートを打ったら、結果的にああいうことになるので、シュートを打ったことがよかったと思います。
(前節はPKで得点を決めて、今日も得点をしたが)自分的には熊本戦からつかめている部分がたくさんある。ただ、今日の前半も(全体的に)ちょっとミスが多くて、そこは一人ひとりの集中力が問題。絶対に技術的にはあり得ないミスが多かったので、その辺りも含めて前半は集中力が足りなかったと思うので、それはきっちり次に向けて(修正を)やらないといけない。でも、自分としては走り切れているというか、いつもより切れとか運動量は、熊本戦からすごい多くなっているので、いつもと違う手応えで、なんかいま、すごく調子、コンディションがよく、次が楽しみです。(無失点ということについて)前半何本かの(相手の)チャンスがあったものの、そこをゼロで抑えて、粘り強く守備も失点を抑えているし、うまく対応できていると思います。次の甲府戦も、上位との対決なので、そういうとこで失点しないように、集中してやっていきたい。(球離れが早かったが)球離れを早くしてやらないと、(相手の)2、3人に潰されるケースが多い。相手もすごく頑張るチームが多いので、すぐ潰される場面も多く、そういうイメージはいつも持っているんですけど、ここ最近では球離れが早くできているし、このリズムを活かしてやっていきたい」
・羽田憲司
「前半は苦しい展開で、決して内容がいいわけじゃないけれど、結果が出たので。最後には、守備に対して一体感が久しぶりに出て、それで勝ちきれたと思う。相手は、僕らとやるときは、運動量も多く、球際も激しい。それに負けないよう向かっていく気持ちを出さないといけない。そうしないと足元をすくわれる。今日も前半は、相手のほうが上回っていた。アウェイ2連勝だが、次の甲府に勝たないことには、この2勝の意味がなくなる」