2009Jリーグ ディビジョン2
第32節第1日

2009.8.5

セレッソ大阪

カイオ (71')

1

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FULL TIME

0

0-0

1-0

ザスパ草津

大阪長居スタジアム

6,733

監督コメント

「他会場の結果を見てもわかりますが、楽に勝てる試合はない。そういう中で、今日、難しいタフなゲームで勝利をおさめることができたことを本当にうれしく思います。ゲーム運びもよかったと思いますし、数多くの決定的チャンスを作るなかで、しっかりゴールを決めることができた。さらには相手にほぼチャンスを作らせなかった。そういう意味で、選手たちはよく頑張ってくれましたし、大切な勝利だったと思います」
Q 序盤から無理をしないサッカーという印象だったが、中2日での疲労度を考えてのことだったのか?
A 「おっしゃるとおり。それはうちに限らず、草津の選手もホントに体力的にはハードなゲームだったと思う。試合が終わったとき、草津の選手が一度に5人ぐらい倒れこんでいたが、それぐらいハードなゲームだった。セレッソの選手もそうでしたが、ポゼッションを大事にしたことで、草津のほうが体力を消耗したということは、あのシーンが物語っていたのではないかと思います」
Q ハーフタイムに濱田選手の交代があったが、彼への指示は?
A 「理由は2つあります。ひとつはイエローカードを黒木がもらってしまっていたこと。もうひとつが、濱田のほうがボールを早く動かすことができるということです。濱田に出した指示というのは、テンポよくボールを動かすということですね。黒木のほうが激しいマークができますが、濱田のパスを生かすために後半投入しました」
Q 得点が1点というということについて、不満はありますか?
A 「今日は1得点しかあげていませんが、不満というものはありません。なぜかというと、チームとして攻守にわたってバランスよくできたと思いますし、1ゴールをあげて、一番大切な勝点3をモノにしたということ、また無失点に抑えているということ。そういうことを考えると、1-0というスコアにまったく不満はありません。ご存知だと思いますが、甲府が引き分け、仙台が負けるという、どのチームもタフな戦いが続いている中で、1-0という勝利は、今日のような試合に限っては大量得点と同じくらい喜びがあると思います」

選手コメント

・カイオ
「ニアに当ててのクロスは普段からずっと練習してることで、その中で続けていたことがゴールとなって表れたことはうれしく思っています。またその結果として勝ち点3を取れて良かったです。(交代について)全選手が90分やりたいと思ってると思いますが、今日に関して言えば、レヴィー監督から見て僕が疲れてきて運動量が少なくなってきた様に見えたと思うし、また戦術的な問題として試合を落ち着かせたいという意図もあったと思うので、交代になったと思います。交代で大事なことは、代わりに入った選手がモチベーションを高く持って最後までやり通すことが大事だと思うし、ルイが最後まで頑張ってくれて試合にも勝てて良かったです。(草津のサポーターにもお礼がしたいと言ってましたが)ゴールという形で両サポーターに恩返しができたかなと思います。平日のゲームでしたが、仕事があった人や、朝早く起きてきてくれた人など、たくさんのサポーターが長居まで足を運んでくれて、本当にうれしく思っています」
・江添建次郎
「よく耐えられたと思う。でも、札幌戦ほど危ないシーンもなかった。個人的には1点取れるチャンスがあったのが残念・・・うまくいったと思ったのに、GKがくるとは。今日はしんどかったが、みんなにゼロで守ろうという意識があった。最後まで走りきれてよかったです。こういうサッカーができれば、強いチームになっていく」