2009Jリーグ ディビジョン2
第31節第2日

2009.8.2

セレッソ大阪

マルチネス (23')

香川 真司 (41')

香川 真司 (82')

3

HOME

FULL TIME

0

2-0

1-0

コンサドーレ札幌

大阪長居スタジアム

16,575

監督コメント

「本当に今日の勝利をうれしく思います。今週のトレーニングを見ていて、今日の試合は、絶対にセレッソらしさが存分に出る試合になるなという自信が、私の長年のフィーリングからありました。というのは、本当に今週、選手たちがチームを何とかして立て直すんだという気持ちの入ったプレーをずっとトレーニングで見せていてくれたからです。今週のハードワークといい、今日のパフォーマンスといい、本当に選手たちはよく頑張って勝利をもぎとってくれたと思います」
Q 前半の最初に危ない場面があったが、そのあたりのケアについてはどう考えるのか?
A 「おっしゃるとおりで、確かに立ち上がりの10分ぐらいで、2回あるいは3回と札幌に決定的なチャンスを作られたのですが、それは試合の中で修正することができたと思います。立ち上がりのピンチというのは、すべて3バックが右へ左へと3人がよく入れかわっていたなかで、相手ボールになったときにマークがはっきりしない。そこが問題で招いたピンチだったと思います。それをハーフタイムで話をして、選手たちはしっかり理解してくれました。このバランスの修正をしっかりと教訓にしていかしていきたいと思います」
Q 守備の意識はいつも以上に高かったようだが?
A 「必ずしも残念ながら、そうとはいえないかなと。なぜかというと、立ち上がりの10分にさっき話したようなミスが起きていたんですが、そのあと修正することができて、選手たちの意識がプレーに出るようになったと思います。後半も、かなり耐える時間が続きましたけれど、そこをよくしのいで、後半の最初のほうはなかなかカウンターがフィニッシュで終わらなかったんですけれど、それがフィニッシュまでもっていけるようになったのが終盤だったかな、と。あわよくば大量得点をとって、勝てたゲームだったかなと思っています」

選手コメント

・羽田 憲司
「捨て身のカットで、得点につながったのでよかった。あれで流れがよくなったと思う。皆が勝つという気持ちでやった。いい形で勝てたと思う。前半、点が入って落ち着いた。それが全てだったと思う。いい感じでパスがつながった。ああいうのが大事。ディフェンスも皆でしっかり守ってやった。直哉(石神)もサケ(酒本)も引いて守ってたし、センタリングも堅くできていた。今日みたいな試合をしていたら、そうそう負けないと思う。
両サイドが上下しても、後ろが堅くできるようになった。ディフェンスとして無失点はやっぱり気持ちいい。次もホームでできるし、この流れを切らさずに続けていきたい」
・香川真司
「今まで点を取っても失点する形が多かったから、今日はディフェンスも気合い入ってたし、最後の最後まで集中して戦えた。今日はディフェンスが良かったです。走られたところで付いていけないという場面がまだまだあったので、そこは付いていくか付いていかないかの問題だと思うし、1本簡単に裏を取られて抜かれたのもあったので、そういうところをしっかり付いていきたい。カウンターを意識して、今日は何本かオフサイドになりましたけど、ラインが上がったので、そこを狙っていこうと練習からやってきました。
2-0になって後半ボールを簡単に失うシーンが多くなったので、そこを変えていかないと…キープするならキープするで、オレらが起点を作ってやらないといけない。攻め急ぐ部分もあったし、その中でミスもあった。シュートまで行けたらいいと思うけど、キツイ戦いになってきた時は、押し上げるところは押し上げるというのをハッキリさせないと…。後半の戦い方はミスが多かったし、課題があった。前後半通しては良くなかった。
前半、前からの守備が良かったし、連動して出来ているところもあったので、それを続けていきたい。攻守の切替を早くして全員で守備意識を高くしてやっていければ、こっちが主導権を持ってやっていけると思う。後半の単純なミスだったりをなくしていかないといけないし、上(J1)に行った時のことを考えてやっていかないと…。今日はダニルソンには体で潰されたり負けたりしたけど、そういう相手に対してもやれるように考えてやりたいです。(大黒選手が点を取ったのが)それは気にしないようにしています。まずはチームのためにやらなきゃいけないし、その中で結果として(得点王を)取れたらいいですけど、チームでJ1に行けるために頑張りたいと思います。(夏バテは?)今日は前半からキツかった…ハァハァだった。今日は特に簡単にプレーしようと心がけていた。90分通して、特にすごいことをしたわけでなかった。簡単にプレーするのを続けていきたい」