2009Jリーグ ディビジョン2
第21節第2日

2009.6.14

セレッソ大阪

チアゴ (69')

黒木 聖仁 (80')

2

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FULL TIME

3

0-1

2-2

カターレ富山

石田 英之 (05')

舩津 徹也 (63')

朝日 大輔 (89')

大阪長居スタジアム

8,403

監督コメント

今日のゲームはセレッソの歴史に残るような、歴史的なゲームになるところだった。もうちょっとのところで残念な結果に終わってしまった。でも、フィジカルの強さを選手たちは存分に見せてくれましたし、選手たちは勝ちたいという強い意志を最後まで見せ続けてくれたことは、本当に心強く思いました。決定的なチャンスを数多く作りました。ただ、富山は勝つために本当にひたむきに最後まで戦われました。引き分けで終わってもおかしくないぐらいのハードなゲームだったと思います。

Q キムが退場になり、GKを入れるために羽田を交代させた理由は?
A 「PKですので、ビハインドを負う確率が高いことがわかっていたので、そのなかで厳しい試合になっても、そのなかでゴールを取りにいかないといけないので、あのようなフォーメーションになりました。4バックに2人のボランチ、2人のシャドー、1トップという形で行きましたし、そのなかでチャンスも作れていました。そのなかで2人目の退場者が出てしまい、本当に厳しいゲームとなってしまいました。ただし、今日交代で入った3人の選手、多田、藤本、西澤は本当にいい仕事をしてくれましたし、先発の選手も含めて、今日は本当によく頑張ってくれていたと思います」
Q 香川選手の評価は?
A 「今日のプレーは彼らしさが存分に出ていましたし、あれだけ走りきるというのは相当素晴らしいフィジカルを持っているということを乾とともに見せてくれたと思います。逆に言えば、退場者さえ出なければ、どのチームと対戦しても負けることはない、そういう底力をチームとして見せてくれたと思います」
Q マルチネスが1枚目をもらっているのにあのようなプレーをしたこと、そして2枚目のイエローが出た時間帯はチームとして集中を欠いていたように見えたが?
A 「おっしゃるとおり、マルチネスの2枚目のイエローをもらったあの時間帯は集中を欠いていた。1枚目をもらっていたので、もう少し慎重にプレーすべきだったと思います」

選手コメント

・黒木 聖仁
立ち上がりからああいう状況だったけど、自分は冷静だった。セレッソの流れの中で、チャンスをしっかり決めようと思っていた。1人少なくなった状況の中で、(ボールを)取られたら、奪い返すのが厳しかった。自分たちの持ち時間をもっと長くしないといけなかった。ボールを持ってから、もっと早く動かなくちゃいけなかった。ミスが多かったけど、点が入ってよかった。マルチネスが抜けてから、2点に追いついて気持ちも追いついた。勝ち点1を取れればよかった。あせったらいけないし、あせらないようにしないといけない。(自分自身)運動量が少なかったと思う。シンジ君(香川)がめちゃくちゃ走って、点が取れそうな場面があったのに、自分は助けられなかった。2対2で勝ち点1取れたらよかったけど、負けたので、何かが足りないのだと思います。
・香川真司
いい試合をしたかったが、残念です。(2人少なくなって)選手が一丸となって戦った。負けだったが、気持ちの入ったプレーができた。結果は負けでしたけど。代表では、いろいろな経験ができたし、W杯出場を喜び合えた。真剣なところで、いいものが吸収できたと思います。それを今後に生かしていきたいです。セレッソのために帰ってきたのに、勝てなくて悔しい。チャンスはあったのにあせったところもあった。そこは決めないといけなかった。