2009Jリーグ ディビジョン2
第20節第1日

2009.6.7

ファジアーノ岡山

0

AWAY

FULL TIME

2

0-0

0-2

セレッソ大阪

柿谷 曜一朗 (85')

柿谷 曜一朗 (89')

岡山県陸上競技場 桃太郎スタジアム

7,333

監督コメント

「今日の試合を含めてこの3試合、おそらく今シーズンセレッソにとって一番厳しい時を迎えていると思います。というのは、カードの累積、けが、代表といった関係で、主力選手である、カイオ、マルチネス、チアゴ、香川、乾らが試合に出られない中で、この3試合1勝2分と負けずに来ていること、そして今日勝ったこと、これは本当に大きな勝利だったと思います。勝ったというだけではなく、中身もしっかり伴っていました。岡山には決定機をそれほど多く作られず、ディフェンスもかなり安定したゲーム運びが出来ましたし、さらに数多くのチャンスを作れました。私がうれしく思うのは、出場機会が少なかった選手たちが、主力選手たちの代わりに入って、そこでチームの一員としてしっかりプレーできるということを存分に見せてくれたこと、そして勝利に結びつけてくれたこと、その点を本当にうれしく思っています」
Q 西澤選手を入れた意図と、西澤選手投入で柿谷選手に与えた影響について聞かせてください。
A 「まず西澤の持ち味は経験があること。それから相手にも一目置かれている。彼が入ることでこれまでのすべてのゲームで流れが変わり、彼の持っているポジティブなエネルギーをチームに大きく還元してくれた。今日もまさしくそういった役割を果たしてくれました。西澤が入ったことで、4-4-2に変更しましたので、柿谷のポジションも必然的に変わりました。勝利を、勝点3をもぎ取るためのシステム変更でしたが、すべてがうまく行ったと思います。あと、平島もサイドのディフェンスの安定を図るために、投入したのですが、フィジカル的にも本当に強いものを持っていますので、いいプレーをしてくれました。西澤ですが、30分~45分の間であれば、本当に彼の持っているものをすべて出して、勝利に貢献できるものを今でも持っていますし、足首に痛みを抱えながら、チームにできる限りのことをやっていくという献身的な姿をいつも見せてくれています」

選手コメント

濱田 武
「(2アシストだが)曜一朗のおかげですね。1点目は、練習でも曜一朗とやっていた形なので、うまく点につながったと思います。2点目は難しいボールだったと思う。曜一朗がうまかったです。でも、自分らしいプレーはあの2つの場面だけだった。前半からもっとああいうプレーを出したかった。暑さもあって、満足いくプレーができず残念です」
柿谷曜一朗
「シンジくんも乾くんもいなかったので、ここで負けたら『2人が早く帰ってきたらいいのに』と言われると思った。ハマちゃんや僕たちだけでも勝てるというところを見せたかった。でも、今日のプレーはたまたまです。3引き分けかも・・・という嫌な感じは頭をよぎったけれど、思い切って飛び込んで行ったのが得点につながったと思います」