2009Jリーグ ディビジョン2
第12節第1日

2009.5.2

湘南ベルマーレ

中村 祐也 (33')

1

AWAY

FULL TIME

0

1-0

0-0

セレッソ大阪

平塚競技場

10,376

監督コメント

セレッソとしては非常に悔しい試合となってしまいました。ゲームの流れとしては、セレッソがとにかくゴールを奪いにいく攻めの姿勢を見せた。逆に湘南はひたすら守る、その中からカウンターを狙う、そういう展開がはっきりしていたと思いますが、ゴールを決めたのは、まずディフェンスを固めてというプランで来た湘南でした。そういう意味では、今日は今シーズンのうちの勝負強さが出せませんでした。特に今日ゲームを決めたのは、前半幾度かの決定機を逃してしまったこと。そこで勝負が決まってしまったと思います。
Q 湘南は監督が変わって、やり方が変わったかと思うが印象は?
A 「監督は変わられたが、やはりJ1昇格候補には間違いない。去年と同じレベル、あるいとは決定率の高さを考えると去年以上のレベルになっているのでは、と思いました」
Q まさに決定機を逃したことが敗因だと思いますが、前半あれだけベルマーレの守備を崩していたのにもかかわらず、後半崩せなかった理由は?
A 「湘南が先制したことで、ディフェンスの意識が高くなり、全員がボールより後ろに引いてブロックを作り、そうすることで我々が突破するスペースがなくなってまった。逆に我々が先制していたら、湘南が前がかりになってもっと崩しのスペースができたであろうと思っています」
Q ゴール前を固めた相手に対して、どんなプレーが必要だったのか?
A 「湘南のブロックは同じだったにもかかわらず、前半には決定機を数多く作っていた。崩しの中からチャンスを作れて、最後のフィニッシュだけが足りなかったと思います。前半、セットプレーであったり、ミドルシュート出会ったり、崩しであったり、いろいろな形で崩せましたが、後半足りなかったのはもっとボールを早くまわすこと。そうすれば相手の隙をつくことができたと思う」
Q 前半それだけうまく決定機を多く作ったが、後半システムを変えてきたのはどうしてか?
A 「意図としたのは、2トップにすることでその中から相手の隙をつく崩しができるか、それにチャレンジしてみたかったということですが、結果的にうまくいかなかったのは、後半、湘南のディフェンスの意識がさらに高くなったということです。湘南は後半ほとんど決定機というものはできなかったと思いますが、逆にディフェンスの意識が高かったと思います」
Q 札幌、富山、平塚と転戦してきて、疲れは?
A 「連戦ということで、選手は疲れはあると思うが、ほかのすべてのチームも同じことだと思う。大切なことは、しっかり休養をとることだと思います。まだ第1クールなので、疲れはあると思いますが、それほど大きなものではないと思います」

選手コメント

乾 貴士
前半、いい形でできていたのに、今年の課題の決定力のなさがまた出てしまった。(相手の堅い守備に)やりづらさもあった。どこかが空くと思ったので、そこをついていけばと思ったが、そこで点が取れなかった。そこを直さないとこの先また苦しむことになる。切り替えないとダメ。
酒本憲幸
先制点を取られてしまったが、ああいう展開はあると思っていた。だからこそ、どうしても先に点がほしかった。決定的な場面はあったし、あとちょっとだった・・・。お客さんが多くて、大阪からもたくさんのサポーターが来てくれていたなかで、勝ちたかったです。