2009Jリーグ ディビジョン2
第11節第1日

2009.4.29

セレッソ大阪

乾 貴士 (44')

濱田 武 (50')

2

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FULL TIME

0

1-0

1-0

横浜FC

大阪長居スタジアム

10,125

監督コメント

今日は試合の流れをコントロールするという点で、勝つべくして勝ったという感じだ。前半先制点を取るまでに時間がかかったが、それまでもチャンスは作れていましたし、ディフェンスもピンチらしいピンチはほとんどありませんでした。後半2-0になってから、さらに突き放すチャンスを作りながら決定力を欠いた、そこは大きな課題。追加点が取れなかったがために、相手のクロスを多用する攻撃を数多く受けてしまい、危ないシーンがあったが、それを救ってくれたのはGKのキムだったと思います。

Q カイオ選手の先発には驚きましたが、彼を90分間使ったのは?
A 「90分間試合に出ることで、欠場していたなかで落ちていたフィジカルを上げさせたいという意図で交代をしませんでした。戦術的なポジショニングも非常にいい選手ですし、今日もシュートまで行くシーン、崩しにかかるシーンに彼らしさが多く出ていたと思います。最後の決定力というところだけが課題が残る試合になりました」

Q マルチネス選手の不在はゲームメイクに影響したか?
A 「数字の上でシュート数、チャンスの数、決定機の数を見れば、マルチネスの不在が影響したかといえばそうではないと思うが、ただ流れの中あるいは組み立ての中の質を見ると、マルチネスの不在の影響はあったと思います」

Q 後半に入ってから中盤と前線の距離感が近くなった気がしたが・・・?
A 「それは横浜がリードされているということで、前に出てきた。うちは相手が前に出てきた分、コンパクトにポジションをとって、ディフェンスをしてから攻撃に切り替えるという意識があったので、最終的に距離感がよくなったのだと思います」

選手コメント

乾 貴士
(シュートは角度のないところからだったけど)ずっと狙ってるので、今日は上手く行きました。アレくらいの角度のないところからだと、キーパーはセンタリングをケアするので、その裏をかいてカーブをかけて蹴りました。高校の時からあの角度から打つのは好きだったです。ハマさんがいいボールを出してくれたので裏に抜けられましたね。今日はなんか取れそうな予感がしていたので、もっと点を取りたかったですね。何本もビッグチャンスがあったので、決めてればもっと楽に試合できてたかなと思います。(ここ数試合悪い流れがあったけど?)51試合あるんで、どこかでそういうのはあると思うし、そこで連敗してないのが良かったと思います。前節はJFLから上がってきたチームだったので、しっかり勝ちたかったですが、今日、勝てない流れを消したので、これから勝っていけば良いと思います。次の湘南戦はしっかり叩いて、勢いをなくしたいです。日程は厳しいですが、誰が出ても全然大丈夫なので問題ないです。
・キム ジンヒョン
ゲーム自体は満足できるものではなかった。最後のピンチは防いだが、前のプレーでもっとはっきりしたプレーしていたら、ピンチにならなかった。もっとちゃんとやらなければ。今日は絶対に勝つ、という気持ちでゲームに入った。札幌戦に敗れたとき、最低でも4試合は失点ゼロで抑えようと思っていた。守備陣がゼロに抑えれば、きっと点を取ってくれると思っていた。次は一番重要なゲーム。勝ったチームがそのまま上昇気流に乗れる。勝ってそのまま走りたい。