2009Jリーグ ディビジョン2
第7節第3日

2009.4.12

ベガルタ仙台

梁 勇基 (26')

1

AWAY

FULL TIME

2

1-1

0-1

セレッソ大阪

マルチネス (44')

香川 真司 (76')

宮城スタジアム

12,425

監督コメント

「予想通り両チームともに攻撃的なゲーム運びのなか、決定的なチャンスを多く作った、そういう意味で見ごたえのあるゲームだった。勝負を分けたのは、決定機をものにするという勝負強さ、そういうところで、セレッソのほうが上まわっていたかなと思います。昨年は、シーズン終盤の大事な試合で、逆に仙台に4-3と逆転をされてしまいましたが、今日は逆転という試合でセレッソが勝負強さを見せたと思います」
Q 負けなしで勝点を積み上げたが、好調の要因は?
A 「サッカーというものはいろいろな要素が絡んで最終的にひとつの結果、勝敗というものが出るので、お答えするのは難しいが、ひとつあげるとすれば、やはり選手たちの『J1に必ず復帰するんだ』という強い気持ち、それがあるからこそ、今年はいいスタートが切れている。さらには、フロント、スタッフ、サポーター、すべてがひとつになって、この力強い開幕の快進撃を支えていると思う。そういった皆さんの強い気持ちを毎日肌で感じていますが、そこも強さの大きな要因だと思います」
Q 濱田を投入した狙いは?
A 「中盤でしっかりパスをつなげる、ポゼッションを何とか上げていきたい、押しこまれたなかで、カウンターでボールを失わないようにしたい、それができる選手ということで、濱田を入れました。もうひとつの理由は、今週乾が少し体調を崩していて、そのなかで走りきってくれていた、体力的にかなりきつい時間だったので、交代しました」
Q  乾と香川のプレーについては?
A 「2人のプレーはいつもと同じレベルで、持ち味を出してくれていたと思います。特に乾のほうは、3日ほど練習できなかったけれど、そのなかで持てるものを発揮してくれた。私が確信しているのは、今シーズン2人が歴史に残るような活躍をしてくれるということ、さらに日本のサッカー界で大きな仕事を成し遂げる若手の有望株であるということです。今の取り組み姿勢をこのまま続けていってほしいと思います」

選手コメント

・酒本憲幸
前半の入り方が悪すぎました。簡単に点を取られてしまって、バラバラでしたね。でも、マルチネスがあの時間帯に決めてくれて、生き返った。あれでもう一回やり直そうと思った。後半のチャンスはセレッソのほうが多かった。しんどかったが、やっていて楽しかった。前節引き分けたことで、みんなが勝つことへの意識が高かった。それがよかったと思う。
・香川真司
今日は負けゲームに近い内容、展開だった。ただ、先制されて失点を重ねず、DFが守りきれたことが大きかった。そして攻撃はワンチャンスをモノにできたことが大きい。仙台のプレッシャーはきつかったが、こういう戦い方がJ2では必要だと思う。(ゴールの場面は)うまい形で、フリーで前を向けたので、かわしてシュートができた。相手がうまく飛び込んでくれて、かわせた。あとはシュートがうまく撃てた。今日も、仙台でお世話になった人たちが見に来てくれていた。内容はよくなかったかもしれないけど、勝って、(自分が)1点取れたことをプラスに考えて、次の試合に向けてまた切り替えて頑張りたい。