2009Jリーグ ディビジョン2
第5節第1日

2009.3.29

愛媛FC

0

AWAY

FULL TIME

1

0-0

0-1

セレッソ大阪

香川 真司 (67')

ニンジニアスタジアム

4,540

監督コメント

・レヴィー・クルピ監督
今シーズン、今日を含めて5試合行ったが、いつも同じゲーム展開でやってきた。前半、愛媛は堅い、しっかりしたディフェンスから入るというゲームプランだったが、後半は少しお互いに攻撃的なゲーム運びとなった。最終的には決定機をより多く作ったということで、セレッソが勝利することができたと思う。現在3位である愛媛との上位直接対決を勝利で収めることができた、これは本当に大切な勝利だと思う。今シーズンは常に勝利を目指して一戦一戦、大切に戦い続けていきたいと思います。

Q.チャンスをたびたび作りながら、点が取れなかった中で、香川のシュートで勝利した
 が、代表に行っていた香川をいつ入れようと思ったのか。

A.昨日の代表ゲームのメンバーから外れたと連絡の入った段階で、先発にと頭では
 考えていた。今週も代表でしっかり練習してきたし、さらには戦術的にもしっかり
 問題なく、普段からやれているので入れることにした。

Q.以前、香川はメンタル的に悩んでいるのではないかとおっしゃっていたが。
A.香川に限らず、プロサッカー選手である以上、誰もが乗り越えなければならないことで
 ある。試合に出ている以上、当然ミスはつきもの。調子のいい時も、悪い時もある。まさしく栃木戦がそうだった。香川を見ていて、必要以上に考えすぎているのではないかと思った。そこで必要なのがミスを恐れずに自分の持ち味を出して、チャレンジしていくことが大事だと思った。今日の香川は得点もしたし、非常にいいプレーをしてくれました。
勇気をもって自分のプレーし、チャレンジし続けることができれば、間違いなく日本を代表する素晴らしい選手になると思う。

Q.今日は今までになく、後半の早い段階で交代カード2枚をきったが。
A.最初の選手交代で濱田を投入した理由は、彼の一番大きな持ち味であるパスの精度が 高く、ボールを失うことなく回していける技術があること。また、それによって羽田を最終ラインに下げたが、彼はビルドアップのしっかりできる選手であり、パスをつないでいき、トータルでポゼッションを高め、相手のブロックを崩すために投入した。そういうところで、濱田は非常にいいプレーをしてくれたし、狙い通りいったと思う。酒本に変わって平島を投入したのは、酒本が後半マークのところでフィジカル的にかなりきつくなっていたので、平島の持ち味であるフィジカルの強さを生かすために交代した。

選手コメント

香川 真司
得点をして、勝利に貢献できてうれしかった。内容については、修正するところがあるのはわかっている。次のゲームでは、結果だけでなく、内容にもこだわってやりたい。(代表からの強行合流だったが)ゲームには出ていないので、休養はしっかりとれたので、コンディションはとても良い。(代表戦ではベンチ外だったが)自分の中でも、今の状態でゲームに出ても、活躍できるかどうかわからなかった。代表のトレーニングに参加できたことが、自分にとっては大きかったと思う。またセレッソで一から気持ちを切り替えてやりたい。今日の得点は、自分らしい、いい感じでボールを蹴ってゴールすることができて、本当にうれしかった。これからの自信につながるゴールだったと思う。

キム ジンヒョン
(キム選手のファインセーブでかなり救われたゲームだったのでは?)いくつか厳しいシュートを抑えることができたと思うが、自分一人で押さえられたのではなく、周りのDFの選手たちのおかげだったと思う。また、悪い状況でボールを取られて、シュートを打たれたものを何とか押さえはしたが、落ち着いてプレーできていなかったから、打たれたのだと思う。これからは、もっと落ち着いてプレーできるようにしていきたいと思う。