2009Jリーグ ディビジョン2
第4節第1日

2009.3.25

セレッソ大阪

苔口 卓也 (28')

乾 貴士 (40')

2

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FULL TIME

1

2-0

0-1

徳島ヴォルティス

徳重 隆明 (66')

大阪長居スタジアム

4,837

監督コメント

「今シーズン4試合目だが、一番見ごたえのあるゲームではなかったかと思います。両チームともに数多くのチャンスを作ることができた。ただやはり、トータルで見てセレッソのほうが、決定機が多かったと思いますので、勝利に値すると思います。シーズンを通して、こういう厳しいゲームは続くと思いますけれども、やはりこういったきわどいゲームをモノにする底力がついてきたと思います。今日は特にセレッソのサポーターの皆さんには、勝利をおさめることができて、喜んでいただけたかと思います」

Q 徳島の徳重選手へのチェックは意識したのか?
A 「特に後半は、徳重選手がうちの最終ラインとボランチの間のスペースにうまく顔を出して、うちがピンチを招いていた。基本的にはゾーンディフェンスなので、マークの受け渡しをするはずだったが、かなりてこずり、濱田を投入してそこのスペースをうまく抑えるようにという意図を持って交代しました」

Q 徳島がシステムを変更したのに対応できなかった理由は?
A 「徳島のシステムにかかわらず、私たちが反省すべきは3点目を取れなかったこと。後半始まってすぐにこれを決めていれば試合は決まったであろう決定機が何度かありながら、そこを決め切れなかった。徳島はクロスからの決定機を多く作っていました。クロスに対してゴール前に人数をかけて攻めに来られていましたが、そうなる前に3点目を取るべきだった、そこが足りなかった」

Q 苔口選手への評価は?
A 「苔口は、本当に今日はよかったと思います。公式戦の先発は久しぶりで、非常に難しい部分があったと思うが、随所に体を張ったプレーをしていましたし、ここというところで決めてくれた。さらに戦術的にも役割を理解してくれていた。本当によかったと思います」

選手コメント

キム ジンヒョン
「まずは絶対点を取られない気持ちでやっていた。押し込まれていたので、ボールを取ったときはボールをつないで、うまく時間を使おうと思ったが、DFの選手とのコミュニケーションがうまくいかなかったせいか、うまくいかなかった。(ナイスセーブがあったが)そういってもらえるのはうれしいですが、今日の自分のパフォーマンスは全然ダメだった。後半は相手に押し込まれて、自分のプレーができなかった。納得していないです。チームは4連勝して、本当によかった。自分の目標は10連勝すること。アウェイ、ホームに関わらず10連勝して、またそこからもどんどん勝っていきたい」

苔口卓也
「ディフェンスから入って取った後に速く攻めることを言われていたので、意識して臨みました。意識してワントップの動きをしました。カイオの動きとかも参考にしたのですが、難しいですね。前半はポストプレーもできていたと思うけど、後半は体力も落ちてきて…。そこでちゃんとできるように意識してやっていきたい。ゴールは、カイオのボールが全てで、当てるダケだけでした。絶対に浮かせたらアカンと思ってスライディングしたのですが、浮かせてしまいましたね…。初先発でゴールを決められたし、試合に勝てたので嬉しいです。とにかく勝てたことが一番です。やっていてすごく楽しいです。ディフェンスはすごく安定してると思う。シンジの代わりというより、自分が試合に出たら自分の持ち味を出したい、シンジにないものはあると思うので。プレッシャーはありましたけど、その中で点を決められたことは大きかった。千葉ではケガばかりだったので、根性の部分ではすごく鍛えられた。サッカーに取り組む姿勢も変わった。練習から100%でやれるようになった。大人になりました」