2009Jリーグ ディビジョン2
第2節第2日

2009.3.15

東京ヴェルディ

河野 広貴 (28')

1

AWAY

FULL TIME

2

1-1

0-1

セレッソ大阪

香川 真司 (23')

チアゴ (67')

味の素スタジアム

9,378

監督コメント

「今日のゲームは前後半まったく違う展開のゲームになりました。前半は互角で、お互いが激しいマークをしあう展開でしたが、後半はセレッソが多くの崩しのプレーをしてその中から多くのチャンスを作った。正直なところもっと多くの点が取れたと思う。今日の勝因は後半のゲーム運びにありましたし、勝利に値する試合ではなかったかと思います」
Q ハーフタイムのコメントで、「まずはディフェンスから入って、マイボールになったら勇気を持ってしかけよう」とありますが、この“勇気”という言葉の背景には何があるのですか?
A 「ひとことでいうと、仕掛けのプレーをする、その勇気を持つということです。私たちのチームの前線にいる、シンジ、乾、カイオのクオリティを考えたら、やはりボールを持ったらどんどん仕掛けていく、勇気を持ってチャレンジする、そういうプレーを求めました。彼ら3人だけではなく、ボランチのマルチネスや羽田という選手も、スペースがあればボールを前に運んでいくプレー、そういうところが出ましたし、さらにはヴェルディのマークが、後半勢いが落ちたことによって、ハーフタイムに求めた『勇気を持って仕掛けるプレー』が存分に出せたのではないかと思います」

選手コメント

チアゴ選手
「日本での初ゴールをあげたこと、そしてその点が決勝点になったことはホントにうれしいです。誰がゴールをあげたか、ということよりもチームが勝利を勝ち取ることができ、それに貢献できてよかった。前半は、相手がホームゲームということで前から仕掛けてくる時間帯があり、うちのサッカーをある程度研究しているということも感じました。後半はその状態をチーム全体で乗り越えて、いつもどおりのポゼッションサッカーができました。数多くのチャンスをつくり、内容もよかったと思う。勝利に値するゲームだった」

香川真司選手
「(ゴールシーンは)流し込むだけだった。乾が持ったときに前にスペースがあって、フリーですごくいいボールが来た。押さえて蹴れました。だけど納得がいかない出来でした。チームのみんなが守って、1点を取ってくれたことに感謝しないと。自分のプレーがチームの足をひっぱったと思う。動きの質も量もダメ。おさめるところでおさめられていないし、パスミスもある。すべてにおいて低かった。点は取れたが、自分としては開幕戦より悪い出来。危機感を持って取り組まないといけない。今年に入って(プレシーズンマッチ、練習試合を通して)一番よくなかった。自分が悪いから苦しい試合になる。後半は何もしなかった。満足できない。(日本代表について)今日のプレーでは入れないと思う。それが今の状況。しっかりと課題を見つけてやることが必要だと思う」

羽田憲司選手
「苦しくて、内容の悪いゲームだったと思う。でも、こういうゲームをモノにしていくことが大切だ。昨年は、こういったゲームでやられていたので、今年は今日のように勝ちきっていきたい。 勝ちきることが大切だし、次のゲームに大きくつながると思う」