10/11 大宮 Match Preview
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リーグステージ同勝点で並ぶRB大宮アルディージャWOMENとの重要な一戦。直接対決で勝利してさらなる上を目指す
2026/27WEリーグクラシエカップ リーグステージ第5節・アルビレックス新潟レディース戦から中6日。セレッソ大阪ヤンマーレディースはホームに戻り、RB大宮アルディージャWOMENとのリーグステージ第6節に挑む。前節の結果、カップ戦5試合を終えて3勝2敗と一つ勝ち越しに成功。今節、連勝を果たせばリーグステージ突破へまた一歩近づくだけに、是が非でも勝点3を掴みたい。
前節の新潟L戦は、開始20秒で失点する難しい入りとなったが、前半のうちに追い付くと、後半に勝ち越しゴールを決めて逆転勝ち。逆境を全員で乗り越えて掴んだ価値ある1勝となった。勝ち越しの2点目を決めた百濃実結香も、「今までだったら失点を引きずって負けてしまうことも多かったと思いますが、そこから逆転勝利できたことは自分たちが成長した部分かなと思います」と振り返る。その一方、「開始すぐ失点してしまうと、ゲームの進め方としては難しくなってしまう。逆転できた良い部分はありつつも、入りが悪かったところは課題です。あとは決め切るチャンスはもっとあったので、自分もチームも得点を決めることをもっと意識したい」(百濃)と課題にも目を向けた。前々節の日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦も含め、入りでの失点は続いているだけに、今節はしっかりと断ち切りたい。攻撃に関しては、「チャンスになった時のゴールへの意識は高まっています」と松田岳夫監督も評価するように、ボールを握って一つはがした後の、湧き出るような攻撃は迫力が増している。「どこかで取れるだろう、ではなく、貪欲に点を取りに行った結果、(前節の2点目のような)ご褒美がくる。貪欲に取りに行く気持ちは失いたくない」と指揮官はメンタル面にも言及した。今節も、「相手の積極的なプレスに対して、どれだけ勇気を持ってはがせるか」(松田監督)は大事であり、自分たちで主導権を握るサッカーを展開していきたい。

大宮とのクラシエカップと言えば、昨シーズンは準決勝で対戦。ホームでの第1戦は退場者を出して1-5と大敗を喫した一方、アウェイでの第2戦は前半から積極的なプレーを見せて3-1で快勝したが、トータルでは準決勝敗退となった。今年の出来事であり、その悔しさは鮮明に残っているだけに、今シーズンの同大会で払拭し、前に進んでいきたい。今シーズンの大宮はつなぐ意識も増しているが、やはり一番の脅威は縦への推進力。なでしこジャパンで代表活動をしていたメンバー、西尾葉音と浜田芽来も戻ってくる。セレッソとしては、前線の選手たちの動き出しに警戒するとともに、そこへいい形でボールを入れさせないよう、前から守備も大事になる。攻撃では、昨シーズンの準決勝・第2戦のように、各々が仕掛ける意識を持ち、積極的にゴールへ迫っていきたい。戦力としては、なでしこジャパンから宝田沙織が戻ってきた。試合にも出続けていたことで、「コンディションは上がっています」と自身も話すように、今節の出場へ向けて支障はない。大会では6得点と結果も残した。もちろん、ポジションや役割が違う部分もあるが、「ゴール前に入っていく感覚」(宝田)はセレッソでも発揮していきたい。一方で、U-17女子ワールドカップを戦うU-17日本女子代表に選出された四本帆夏が抜けたディフェンスラインは再構築が求められる。「いろんな組み合わせも考えないといけないし、前提として、個の質を上げていかないといけない。(直近の2試合は)守備でボールに対してアプローチが遅くなっている。狙いが後手に回ることも多いので、そこはトレーニングで改善していかないといけない」と松田監督。ボールに対するアプローチ、寄せの速さ、さらに一人が行った後のカバー。前節は久しぶりの出場でミスも目立ったGK名和咲香も含め、守備陣の連係向上は今節に向けた大きなテーマになる。

選手の入れ替わりにより、ポジションも含めて新たなチームバランスを構築することが求められる今節だが、最後まで戦い抜くハードワークを前提に、攻守に複数の選手が関わるチームコンセプトは不変。「自分たちがやるべきことを自信を持ってやることが大事。昨シーズンのホームでの悔しさを思い出しながら勝ちにこだわりたい」と宝田。リーグステージ5試合を終えて勝点で並ぶ大宮との直接対決を制し、リーグステージ上位進出を果たしたい。
試合前日コメント
松田 岳夫監督

Q:逆転勝利を収めた前節のアルビレックス新潟レディース戦を振り返って
「プレッシャーをかけられて前に進めない状況もありましたが、そこで相手のプレスをひとつはがせばチャンスになる。それは次の大宮戦も同じです。勇気を持って外せたらチャンスになる。チャンスになった時のゴールへの意識は高まっています。今季は複数得点を取れている試合も多いので、高まっている部分もあると思っています。逆転することはパワーもいるので、そこでの成長も見られた試合になりました」
Q:RB大宮アルディージャWOMENとは、昨季のクラシエカップ準決勝で対戦。第1戦は退場者を出して大敗、第2戦は主導権を握って快勝しましたが、トータルでは準決勝敗退。そうした相手との一戦に向けて
「勝った負けたというよりも、(第1戦は)相手の特長を出させてしまった。強度の高い相手に対して、我々は我々のチャレンジができるか。受けて立つのではなく、第2戦のように自分たちから動かしてチャレンジしていきたいです。(今シーズンの大宮は)つなぐ意識も増しているけど、(従来通り)縦に速いゲームもあります。我々としては、相手の積極的なプレスをどれだけ勇気を持ってはがせるか。力対力にならず、ウチはウチの良さを出していきたい。もちろん、力負けもしてはいけません。現在、大宮とは(リーグステージの)勝点で並んでいるので、ここで勝って上にいく試合にしたいです」
米田 博美選手

Q:逆転勝利を収めた前節のアルビレックス新潟レディース戦を振り返って
「立ち上がりの失点はゲームの展開が難しくなると感じましたが、そこから逆転できたことは、チームとしての成長も示せたと思います。失点が立ち上がりすぐだった分、そこまで焦りはありませんでした。時間はあるし、そこから切り替えようというメンタルになりました。前半のうちに追い付けたことも大きかったと思います。(GKも含めた守備の連係は)試合中に修正しないといけないですし、そこはもっと声を掛け合って引き締めていきたいです」
Q:連勝が懸かったRB大宮アルディージャWOMENとの今節へ向けて
「もちろん連勝を目指しますが、自分たちがやるべきことをやらないと結果も付いてきません。目の前の一つひとつのプレーにこだわりたい。守備陣としては失点しないことを心掛けたいです。今シーズンの大宮はボールをつなぐ意識も増していますが、前に速い攻撃は特長ですし、強い選手もいるので、そこを自分たちが抑えることが大事になります。攻守においてハードワークして、自分たちでボールを動かして攻める時間も増やしていきたいです」
