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5/16 AC長野戦 Pick Up Player【高和芹夏選手】

  • 5/16 AC長野戦
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セレッソ大阪ヤンマーレディースの元気印。右サイドハーフのレギュラーとして主力の立ち位置でプレーした昨シーズンに比べると、出場機会を減らした今季は「満足できない」シーズンになった。それでも昨年10月、「今シーズンは途中から出る試合も多いですが、前半をしっかり見て分析して、後半から入る時は、悪い状況だったら流れを変えるプレーだったり、勝っていたらどう終わらせるかだったり、与えられた役割や出場時間でしっかりプレーすることを考えています。それを続けていけば、いつかスタメンや90分出るチャンスもあると思って頑張っています」と話していたように、年が明けた2026年、シーズン終盤になって出場機会を増やすと、RB大宮アルディージャWOMENとのクラシエカップ準決勝・第2戦では出色のプレーを披露。トップ下で先発すると、パスの受け手となり、自身も前に出ていく攻撃の潤滑油として、中央で大きな輝きを放った。「自分の持ち味を出せて楽しかったです」と語るこの試合では、後半開始早々、味方とぶつかり顎を痛めるアクシデントも発生したが、試合中はアドレナリンで痛みも忘れて走り続け、ゴールも決めた。「ハードワークできるし、気持ちの強いところが彼女の良さ」と指揮官も認めるガッツ溢れるプレーはチームでも異彩を放つ。シーズン途中には右サイドバックも経験。「ほとんどやったことはなかったですが、ビルドアップで積極的に受けたり、背後に走って前で受け手になることも意識していました。守備でも球際や予測の部分で相手より優位に立つことを考えてプレーしていました」と懸命に取り組み、プレーの幅も広げた。

紆余曲折の1年。昨シーズンとは違った立ち位置からシーズンを戦い抜いて成長した今シーズンは、「皆さん忘れているかも知れないですが(笑)」、副キャプテンにも就任。「特に(肩書を)意識し過ぎることはなかったですが、自分らしくプレーや声でチームを盛り上げていくこと、士気を高めることは意識していました」と振り返る。歴代のムードメーカータイプがチームを離れる中、ピッチ外でも明るく振る舞い、率先してチームを盛り上げることができる貴重なキャラクターだ。「そういう面でもチームの力になれたらと思っています(笑)」と自身でも語る。今シーズン限りで引退する3選手に対しては、「(山下)莉奈さん、トモさん(田中智子)とは中学生の頃から長い間、一緒にプレーしてきたので寂しい気持ちはありますが、次の人生を応援したいと思います」。なでしこリーグ時代から苦楽をともにしてきた先輩2人に加え、中西ふうとはWE参入後、特に昨シーズンは「右サイドで縦関係を築いて楽しくプレーできました」。勝って彼女たちを笑顔で送り出すためにもゴールが求められる今節。高和自身も、「綺麗じゃなくても泥臭く」狙っていく。スタジアム全体をハッピーな空間に変えるゴールパフォーマンスとともに1年を締めくくることができたら最高だ。

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