

MATCH DATA

5
位
勝ち点
9
得失点差
1
直近5試合の戦績

1
位
勝ち点
11
得失点差
5
直近5試合の戦績
過去の対戦成績
HOME
AWAY
通算対戦結果
勝利20
分け9
負け16
チームスタッツ (シーズン平均)


11.6
シュート
14.3
3.4
枠内
シュート
4
50.2
ボール
支配率
56
9.8
ドリブル
8
488.4
パス
475.8
13
ファウル
6.8
選手リスト
MATCH PREVIEW試合の見どころ
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逆転負けを喫した前節・ファジアーノ岡山戦から中3日。リーグ3連戦、ホーム連戦となる今節。セレッソ大阪は、ヨドコウ桜スタジアムにヴィッセル神戸を迎え、明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第8節に挑む。
3連勝を目指して臨んだ前節は、前半19分、櫻川ソロモンのゴールで幸先よく先制に成功。得点に至る流れとしても美しく、GK中村航輔から縦につなぎ、相手を崩した中からサイドを攻略、最後は右ウイング横山夢樹の突破から櫻川が高さを生かしたヘディングを決めた。選手個々の良さがチームの中で表現された理想的なゴールだった。アシストした横山は「ドリブルだけできても意味がない。ゴールやアシストにどうつなげるかが次の課題」と常々話していたが、早い段階で一つ数字を残したことで、「ホッとしました」と安堵。「次の神戸戦も楽しみ」と充実感を漲らせる。20日には石渡ネルソンとともにU-21日本代表メンバーにも選出された。今節もどのようなプレーを見せるか楽しみだ。そうした良さも出た一方で、後半は岡山に主導権を握られる時間も長く、69分に勝ち越しゴールを許すと、その後も反撃するパワーを出し切れずに1-2で敗戦。前節を振り返ってアーサー パパス監督は、「後半のところでエネルギッシュに戦えなかった。特にトランジションのところでやれていなかったことが、相手との大きな違いになった」と述べた。雨中の激闘から中3日ということで、今節もいかに90分の中でパワーを落とさないか、という部分はポイントになる。先発で出る選手、途中出場の選手、指揮官の采配も含め、90分+後半アディショナルタイムをしっかりデザインした中で、総力戦で立ち向かっていきたい。
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神戸は今シーズン、昨シーズンまでサンフレッチェ広島を率いたミヒャエル スキッベ監督を新たに招聘。百年構想リーグはAFCチャンピオンズリーグエリートと並行しての戦いとなっている中、1試合消化が少ない状況で、ここまで勝点12を挙げて2位。地力の高さを示している。前節のガンバ大阪戦では、開始6分に先制後、一度は逆転されながらも90+4分に同点に追いつく粘り強さも発揮した。長いボールやクロスも有効に使ってくるだけに、セレッソとしては、前節2失点の原因となったクロス対応は改善したい。ボールホルダーへの寄せを早くして簡単に上げさせない守備、連係面も含めた中での対応、セカンドボールの回収までを含め、集中力を高く保ち、アラートな対応を心掛けたい。前節、土壇場で同点ゴールを決めたジェアン パトリッキ、扇原貴宏、さらには乾貴士と、神戸には元セレッソ勢が3選手、在籍している。特に今シーズン新加入の乾には、清水エスパルス所属時の昨シーズン、ゴールを決められているだけに警戒を強めたい。攻撃では、ここまで7試合で3得点の櫻川ソロモンにボールを集めて起点を作りつつ、相手のプレスを長短のパスではがして前進していく攻撃を使い分けたい。いずれにしても、ゴールという最大の目的に向けてチームのベクトルを合わせていくことが重要だ。櫻川や横山の良さを試合の中で落とし込む回数は増えている。あとは直近2試合、ゴールまであと一歩に迫っている柴山昌也や本間至恩らの仕留める力にも期待したい。
現在、1試合消化が少ない神戸との勝点差は『3』。今節もし敗れてしまうことがあれば、その差はさらに開いてしまうだけに、何としても上位に食らいつく勝点3を手にしたい。今節は“ヨドコウ桜スタジアム”のラストゲームでもある。2021年の4月から5年間、どんなときでも熱く、温かくクラブをサポートしてくれたヨドコウの熱意に応えるためにも、前節からのリバウンドメンタリティーを発揮して勝点3をつかみ、有終の美を飾りたい。
Q:前節のファジアーノ岡山戦は、前半、良さが出た一方、後半は相手のフィジカルや修正に対して後手に回った印象です。どのようなフィードバックをされましたか?
「同じ感覚をもっています。拮抗した試合の中で、お互いにチャンスはあったと思いますが、我々は後半のところでエネルギッシュに戦えなかった。特にトランジションのところでやれていなかったことが、相手との大きな違いになったと思います。少なくても負けないぐらいのチャンスはありましたが、我々が臨むようなパフォーマンスを発揮できなかったことは間違いないです」
Q:消化試合数に違いはありますが、WESTは首位から9位までが勝点4差にひしめく大混戦です。スコアとしても、どの試合も競った試合が多いですが、ここから勝ち抜くために必要になることは何だとお考えでしょうか?
「まさにWESTは順位間に大きな差がなく、我々も2位との勝点差は3です。だからこそ、明日は勝点3を取ることが非常に重要になります。勝敗を分けるポイントはメンタリティーしかないと思っています。もう少し走ろうと思える気持ち、勇気をもってプレーすること、重要な局面でどう対処するか。我々は、そこに対しては自信をもっています」
Q:昨季までサンフレッチェ広島を率いていたミヒャエル スキッベ監督を迎えた神戸の印象について
「昨年よりも成長していると思います。プレースタイル、監督が求めていることをしっかりと実行しているチームで、その上で成長しています。ここ数年、強力なスカッドも擁しています。間違いなく首位争いをしてくるチームだと思っています。だからこそ明日、そうしたチームに勝つことは我々にとってチャレンジになります。水曜日の敗戦から、いかにはね返して我々が良いパフォーマンスをできるかが大事だと思っています」

Q:ここまで7試合で3得点。開幕前、年間二桁のペースを目標にも掲げていましたが、ここまでの結果や手応えはいかがですか?
「僕が点を取ることもそうですが、もちろんチームが勝つことが大事なので、その点に関してはまだ物足りなさも感じます。しっかりと僕たちのサッカーがあるので、時間とともに、もっと選手個々の特長や選手それぞれが合ってくれば良くなる。ユメ(横山夢樹)や僕も含めて新加入選手もいますし、そこはもっと合っていくので、これからだなと思います」
Q:シンプルに櫻川選手に当てる戦い方もうまくいっている一方、先ほど話された、蹴るだけではない部分も使い分けて積み上げていくことが現状のテーマになっていますか?
「そうですね。昨年、監督が構築されてきたサッカーにプラス、僕が出ている時は僕のオプションもあると思います。その両立は難しさもありますが、いつ(自分を)使うのか、いつビルドアップするのか、というタイミングを合わせていければと思います」
Q:ここ数試合、周囲との関わりは良くなっていますが、もちろん、相手も警戒して抑えてきます。試合の時間帯によっては囲まれるシーンもありますが、そこを打開していくためにはソロモン選手自身の判断を早めていくのか、周りとの連係も高めていくのか、両方だとは思いますが、試合の中で難しい時間帯をどう乗り越えていく思いですか?
「どっちもですね。周りとの距離感もそうですし、自分のスキルを上げていくことも必要です」
Q:ホームでの90分での勝利を待っているサポーターの多いと思います。今節へ向けた意気込みをお願いします
「勝ちにつながるゴールを取りたいと思いますし、いち早くサポーターの方々に勝利を届けたいので、しっかり戦いたいと思います」
FOCUS ON THE MATCH試合の注目ポイント
ミッドウィーク開催の明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第7節・ファジアーノ岡山戦から中3日。ホーム連戦となる今節は、ヨドコウ桜スタジアムにヴィッセル神戸を迎える。神戸とのJ1リーグでの対戦成績はセレッソの18勝8分16敗と、ほぼ互角。昨シーズンは、アウェイでは3-1と逆転勝利を収め、ホームでは追いつかれての1-1。シーズンダブルとはならなかったが、2023、2024シーズンと連覇を果たしていた王者を相手に負けなしの結果を残した。
神戸はJ1リーグ3連覇を目指した昨季は5位。カップ戦も含めて無冠に終わると、今シーズンは新たに昨季までサンフレッチェ広島で指揮を執っていたミヒャエル スキッベ監督を招聘。コーチ陣も含めてスタッフも大幅に入れ替わるなど、新たな船出となった。システムは広島で採用していた3バックではなく、神戸が昨シーズンまで採用していた4-3-3を踏襲。「攻守に積極的に主導権を握るスタイル」(スキッベ監督)を掲げてスタートした。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)と並行しての戦いとなっているシーズン序盤は負傷者も出て万全な状態とは言えないが、ここ数年で築いた強者の立ち位置は不変。明治安田J1百年構想リーグも優勝候補の一角であることは間違いない。
オフには、昨シーズン大きく成長した宮代大聖がスペイン2部のラス・パルマスに期限付き移籍。他にもエリキがFC町田ゼルビアへ復帰し、汰木康也が柏レイソル、本多勇喜が清水エスパルスへそれぞれ完全移籍。主力クラスが複数抜けた一方、清水から乾貴士、柏からジエゴ、仙台から郷家友太を完全移籍で獲得。2023シーズンMVPの大迫勇也、2024シーズンMVPの武藤嘉紀も健在で、そのスカッドはやはり強力。百戦錬磨の選手が並ぶ陣容を崩すことは容易ではないが、明治安田J1百年構想リーグで上位に進出するためには倒さなければならない相手だ。中盤の攻防も含めたインテンシティの高いバトルを制し、関西対決を勝利で飾りたい。
(※データなどは2月25日時点)
SAKURA DIARYセレッソ番記者コラム

大阪市中央区に本社を置くヨドコウ(旧社名:淀川製鋼所)が命名権を取得し、ヨドコウとセレッソ大阪、双方のシンボルになっている“桜”を冠した「ヨドコウ桜スタジアム」という名称がつけられたのは2021年4月1日。この日は同スタジアムが第三期改修工事を経て、竣工式を行った日でもあった。
セレッソの試合としてのこけら落としとなったのは、2021年6月9日に行われた天皇杯2回戦・ガイナーレ鳥取戦だが、J1リーグでの“初陣”は2021明治安田生命J1リーグ第20節・ヴィッセル神戸戦だ。コロナ禍が続いていた時期。この試合はセレッソにとって3カ月ぶりの有観客試合でもあった。前半30分に先制されるも後半に猛反撃。89分に同点ゴールが生まれた流れはサポーターの後押しも大きかった。試合後、当時のレヴィー クルピ監督は、「改めて、セレッソサポーターのパワーを感じました。この数カ月、サポーターがいない中で試合をした時は寂しさがあったのですが、やはり我々の強さの源にはサポーターの力があると改めて思いました」と、しみじみ話した。殊勲の同点ゴールを決めた鳥海晃司(現・ジェフユナイテッド千葉)は「スタジアムに入った瞬間から気持ちが高まりました」と武者震いし、坂元達裕も(現・コヴェントリー・シティ)も「新しいスタジアムで近い距離で歓声が聞けることは本当に力になります」と感謝の言葉を述べた。
“ヨドコウ桜スタジアム”としてスタートした2021年4月から5年間、数々の記憶に残る激闘や名勝負が生まれた。いつしか“ヨドコウ”の呼び名は定着し、セレッソにとって身近なパートナーになった。そんな慣れ親しんだ“ヨドコウ桜スタジアム”での試合も今節がラスト。奇しくも相手は、“初陣”でぶつかった神戸だ。引き分けで始まった“ヨドコウ”の歴史。最後は勝利で終えて、感謝とともに有終の美を飾りたい。
(文=小田尚史)
PICK UP PLAYERGK 23 中村航輔
その男は、静かに燃えていた。今シーズンの新体制発表記者会見に登壇した守護神は、短い言葉の中に強い決意を込めて挨拶。多くを語るよりもピッチで魅せる。その覚悟がヒシヒシと伝わってきた。もっとも、宮崎キャンプでは大半を別メニューで過ごし、トレーニングマッチにも出場はなし。その全貌はベールに包まれていた。
セレッソ大阪でのデビュー戦は、明治安田J1百年構想リーグ第2節。プロ3年目に期限付き移籍でプレーして活躍したクラブであり、キャリアの転機となったアビスパ福岡との一戦だった。結果は2-0。相手の枠内シュートをゼロに抑えてクリーンシートを達成。今シーズンのチーム初勝利に貢献した。さらに真価を発揮したのが第4節、V・ファーレン長崎とのアウェイ戦だ。試合には0-1で敗れたが、背番号23は再三の好セーブで失点を阻止。特に後半、CKから与えた被決定機では、驚異的な反応でシュートストップ。“野性的”とも評される圧巻のセーブを見せた。続く第5節・清水エスパルス戦では0-0で突入したPK戦で相手のシュートを2本ストップ。雄叫びを上げてチームとサポーターを鼓舞した。その姿を見た田中駿汰、畠中槙之輔の両主将は「士気が上がる」と声を揃えた。昨年1年はクラブに所属しない“浪人生活”を送ったが、そうしたブランクによる懸念を吹き飛ばす活躍。「チームに良い影響を与えられる選手になりたい。継続して強みを発揮して、自分がいる意味を証明したい」。この言葉を試合ごとに実行している。
悔しい逆転負けを喫した前節・ファジアーノ岡山戦から中3日。ホーム連戦となる今節の相手はヴィッセル神戸。2023、2024シーズンとJ1リーグ連覇を果たすなど近年のJリーグをけん引するクラブは、明治安田J1百年構想リーグWESTグループにおいても優勝候補だ。その相手から勝利をもぎ取るには、百戦錬磨の守護神の活躍が欠かせない。大迫勇也、乾貴士らロシア・ワールドカップをともに戦った選手たちも多く在籍する神戸に対し、無失点を目指す。
(文=小田尚史)