

MATCH DATA

5
位
勝ち点
9
得失点差
1
直近5試合の戦績

8
位
勝ち点
8
得失点差
0
直近5試合の戦績
過去の対戦成績
HOME
AWAY
通算対戦結果
勝利7
分け2
負け0
チームスタッツ (シーズン平均)


11.6
シュート
13
3.4
枠内
シュート
4
50.2
ボール
支配率
43
9.8
ドリブル
13.2
488.4
パス
317.8
13
ファウル
15
選手リスト
MATCH PREVIEW試合の見どころ
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劇的な逆転勝ちを収めた前節・京都サンガF.C.戦から中3日。セレッソ大阪は、ホームにファジアーノ岡山を迎え、明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第7節に挑む。
連勝を目指して敵地に乗り込んだ前節は、徐々に京都にペースを握られる苦しい展開に。前半17分、19分にはマルコ トゥーリオの突破からピンチも招いたが、前者は畠中槙之輔、後者は大畑歩夢が戻って懸命にカバー。失点は防いだ。セレッソも19分、櫻川ソロモンを起点に石渡ネルソンのパスを受けた横山夢樹がカットインからシュート。前々節に続き先発で起用された20歳のコンビがチャンスを作る。それでも前半のラスト10分は京都の攻勢が強まる中、41分、44分と立て続けに決定機も作られたが、前者はGK中村航輔が指先でかき出すビッグセーブ。後者はシュートが枠を外れて事なきを得た。前半は何とかしのいだが、後半開始早々、CKから失点。追いかける展開を余儀なくされた。ただし、ここからセレッソが猛攻を仕掛ける。54分、櫻川を起点に横山のクロスからチアゴ アンドラーデがフィニッシュを狙うと、57分にはチアゴが中島元彦とのワンツーで抜け出し、折り返すと、受けた横山が反転してシュート。決定機を作った。時間の経過とともに京都の中盤にスペースが空き始めると、勝負所と見たアーサー パパス監督が選手交代で試合を動かす。まずは62分、石渡に代えて柴山昌也を投入。柴山をトップ下に、中島をボランチに下げて起点を増やすと、70分には本間至恩と阪田澪哉を投入。ウイングにフレッシュな選手を送ると、その直後に同点ゴールが生まれた。71分、大畑のフィードを受けた櫻川が相手を背負った状態で阪田に落とすと、阪田がドリブルで中央を突破し、右サイドに展開。ディオン クールズのシュートのこぼれ球を押し込んだ。その後も柴山が2度の決定機を迎えるなどセレッソが押し込むも勝ち越せずにいると、終盤は京都の反撃を受けたが、田中駿汰を中心に体を張って失点は阻止。すると後半アディショナルタイムにドラマは待っていた。90+6分、中島のニアへのCKを田中駿が頭で合わせて劇的な決着。敵地で先制される難しい展開をチーム一丸でひっくり返した。そこから中3日で迎える今節も、先発、途中出場の選手がそれぞれの役割をしっかりと果たすことで、勝利を手繰り寄せたい。

岡山とは昨シーズン、J1リーグでは初めて対戦し、セレッソがホーム、アウェイとも2-1で勝利している。J2リーグ、さらには2016年に行われたJ1昇格プレーオフ決勝での対戦も含め、セレッソは岡山に公式戦で負けたことはない。それでも、今年の宮崎キャンプで行われたトレーニングマッチでは苦しめられており、油断はできない。就任5年目となる木山隆之監督のもと、チームは成熟、攻守にハードワークを怠らない好チームに仕上がっている。前線はルカオ、江坂任を軸に、ハードワークが特長の木村太哉、前節は途中出場からゴールを決めたウェリック ポポ、同じく途中出場からアシストした一美和成とタレントは豊富。対人で競り負けないことが重要になる。3バックの相手ということで、ミスマッチとなるサイドの攻防もカギ。長短のパスを織り交ぜてボールを握り、敵陣に入っていく中で、昨シーズンの対戦がそうであったように、3バックの脇やウイングバックの背後を積極的に狙うことで岡山の守備を崩していきたい。2メートル近い長身を誇る新守護神・レナート モーザーを打ち破るために、フィニッシュの精度を高めていく必要もある。
今節の岡山戦、そして週末のヴィッセル神戸戦と、今週はホーム2連戦となるセレッソ。この連戦は“ヨドコウ桜スタジアム”として戦うラスト2試合でもある。“ヨドコウ”へ感謝の思いも込めて戦う1週間。混戦のWESTリーグを勝ち抜くためにも、今シーズン、ホームでは初となる90分での勝利を目指し、最後まで戦い抜く。

Q:激闘となった前節・京都サンガF.C.戦から中3日。今節の選手起用はどのように考えていますか?
「京都戦は強度の高い試合になりました。お互いのスタイルを考えると、当然、強度も上がります。その中でも、最後の30分で見せたフィジカルはウチのチームの成長を感じました。今節に向けて、まだメンバーは決めてはいませんが、前節から何人か入れ替える可能性はあります」
Q:前節の試合前、得点について、「大事なことはディテールを詰めていくこと。選手もそこの質を上げるためにやってくれている。状況はすぐに好転していく」と話されていたが、試合で見せた選手たちのパフォーマンスについて
「京都は素晴らしい相手なので難しい試合にはなりましたが、試合が進むにつれてチームとしても成長していったと思います。個人的には、もう少しゴールが入ってもおかしくなかったと思いますが、アタッカー陣が見せた前に行こうとする意識、チャンスを作ろうとする意欲が見られて満足しています。そうした前に向かう意識があれば得点も生まれます。状況はすぐに変わると信じていたので、変わって良かったです」
Q:ファジアーノ岡山は攻守にまとまったハードワークが特長のチームです。今年の宮崎キャンプでも対戦しているが、岡山の印象と、試合でカギになることはどう考えていますか?
「岡山戦に楽な試合はありません。ただし、プレシーズンの試合はプレシーズンの試合なので、特にその試合について気にしていることはありません。もちろん、強いチームですし、彼らには彼らのスタイルがあって、我々にも我々のスタイルがあります。楽しみな試合です。試合の中では壁に当たる時間帯もあるとは思いますが、サポーターの皆さんの前で、90分で勝ち切りたいと思います」
Q:阪田澪哉選手、石渡ネルソン選手、横山夢樹選手ら若手の台頭が見られます。明治安田J1百年構想リーグは、タイトルを目指すこと、若手の成長、その2つの両立を目指していく考えでしょうか?
「もちろん、試合には勝つために臨みます。それに加えて若手の起用、試合に出るに値する若手に出場機会を与えることも大事になります。若手を起用することは怖くありません。今、挙げられた3選手以外にも良い若手はいます。どんどん伸びていって欲しいと思います。昨年と比べて、今年は編成全体として平均年齢が3歳ほど下がっています。Jリーグの中でも若いチームの一つですが、クラブとして戦略的に取り組んでいます」

Q:前節の京都戦について。チーム全体として前半は苦しい時間も多かったが、京都戦で課題になったことはどう受け止めていますか?
「前からアグレッシブにプレスをかけて来る相手に対して、それをどうはがしていくかという部分では、ソロくん(櫻川ソロモン)に当てることはオプションとしてありましたが、もっと自分が主体となってビルドアップできれば良かったです。自分たちが攻めている時の相手のカウンターも多かったので、そのリスク管理も課題になりました」
Q:1戦1戦が学びの連続だと思うが、前節の内容も生かして、今節、見せたいプレーは?
「前節もワンタッチで相手の前に入ったり、(横山)夢樹に前向きのパスを付けたり、そういう良いシーンも何度か出せました。個ではがして、推進力を出して前に運ぶことは、1試合を通してもっとたくさん見せていきたいと思います」
Q:岡山には同世代の小倉幸成選手がいます。彼とJ1の舞台で対戦する思いについて
「めっちゃ楽しみです(笑)。(年代別)代表では一緒にやっていますが、相手として戦うことは初めてなので。(マッチアップすれば)バチバチやりたいと思います」
Q:ボランチとしてタイプは違うと思いますが、自分が上回っていると思うことは?
「前にボールが入った時に関わっていくことです。オグはボールを受けて、散らして、潰して、というタイプで素晴らしい選手だと思いますが、自分はボールを持った時に1枚、2枚とはがしていけることが強みです。前への推進力では上回っていると思います」
FOCUS ON THE MATCH試合の注目ポイント
今季初のミッドウィーク開催となる明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第7節。ヨドコウ桜スタジアムにファジアーノ岡山を迎える。岡山とのJ1リーグでの対戦は昨シーズンが初めてとなった中、セレッソ大阪がホーム、アウェイとも2-1で勝利。シーズンダブルを達成した。J2リーグでの対戦成績もセレッソの5勝2分と岡山には負けていない。
2024シーズンにJ1昇格プレーオフを勝ち抜いてJ1昇格を果たした岡山。J1初挑戦となった昨季はチーム全体として献身的にハードワークする骨太なスタイルでJ1残留を達成。2022シーズンから指揮を執る木山隆之監督のもと、一体感のある戦いぶりを披露した。攻撃の軸はJ1での実績も豊富な江坂任と、パワフルなブラジル籍ストライカー・ルカオ。FC東京から期限付き移籍でプレーした昨シーズン、日本代表にも選出されるなどブレイクした佐藤龍之介は今シーズンFC東京に復帰したが、昨季はセレッソからの期限付き移籍でサガン鳥栖でプレーしていた西川潤を完全移籍で獲得。西川は昨シーズン終盤に負ったケガにより今シーズンは別メニュー調整からスタート。今節の出場可否は分からないが、相手としてヨドコウ桜スタジアムに帰還すれば注目だ。守備では、抜群のシュートストップでたびたびピンチを救う活躍を見せていたドイツ国籍のGKスベンド ブローダーセンが川崎フロンターレへ移籍。今シーズンは同じくドイツ国籍で196cmの長身GKレナート モーザーを獲得した。第3節終了時点で出場機会は訪れていないが、今節ゴールを守ることがあれば、その壁を破ることもテーマになる。
開幕前の宮崎キャンプで行われたトレーニングマッチではセレッソが岡山のハイプレスに苦しむ場面も見られた。岡山とすれば、その手応えは残っているはずであり、今節も攻守にアグレッシブな姿勢で向かってくるだろう。セレッソとしては、その試合も教訓に、しっかりと対策を練って迎え撃ちたい。
(※データなどは2月25日時点)
SAKURA DIARYセレッソ番記者コラム

前節の京都サンガF.C.戦は、劇的な逆転勝ちで歓喜に沸いた。そのきっかけとなったのが、阪田澪哉の同点ゴールだった。「それまでもたくさんチャンスがあって、ことごとく外してきました」。決めた後の雄叫びに、これまでの思いがすべて詰まっていた。前述の言葉には続きがある。「それでもチームメイトやサポーターの皆さんはずっと『頑張れ』という温かい声をかけてくださっていたので、ゴールという形で一つ恩返しすることができて良かったです」。試合後のロッカールームでは指揮官や選手からも祝福の言葉を掛けられていたが、まさにチームにかかわる誰もが待っていた“初ゴール”だった。
そして、そのゴールは同じアタッカー、J1を舞台にした初ゴールを欲している本間至恩、横山夢樹の心にも火を付けたに違いない。「ゴールやアシストというきっかけさえあれば、どんどん乗っていける選手、勢いのある選手は多い」とは経験豊富な登里享平の言葉。川崎フロンターレ時代は三笘薫(ブライトン)を筆頭に様々なアタッカーとプレーをともにしてきた背番号6。伸び盛りの若手選手たちに普段からアドバイスしていることはあるか問いかけると、「最後のボックス内でスピードを上げ過ぎてしまって、精度が悪くなったりもしています。スピードを上げている状態でも正確にプレーできる選手が海外に行く選手。自分をしっかりコントロールしながら、最後の精度を高めていく作業が必要です。ボックス内で主導権を握れるぐらい余裕を持ってもいいのかなと思います」といった“金言”を送っているようだ。自らの間合いを極めて、相手を飲み込めるような選手に──。今シーズン、殻を破りつつある阪田に続くニューヒーロー誕生の瞬間に期待したい。
(文=小田尚史)
PICK UP PLAYERMF 17 阪田澪哉

3年時に選手権で準優勝を果たした東山高校から加入して4シーズン目の今季。「自分の特長をもっと出して、チームに貢献したい思いが増しています。プレーの内容もそうですが、より結果にこだわる気持ちが強いです」と確固たる決意のもと、始動日を迎えた。明治安田J1百年構想リーグ第1節のガンバ大阪戦では、90分を終えて0-0で突入したPK戦では5人目のキッカーとして登場するも、クロスバーに当ててチームも敗戦。悔し涙を流す姿があった。続く第2節・アビスパ福岡戦では先発で起用されると、チームの全得点を導く2アシスト。「ダービーの悔しさはダービーでしか晴らせないですが、前節は自分がPKを外して負けた中で、今日は結果を出してやろうという気持ちは強かったです。アシストですが、チームの勝利に貢献できて良かったです」と安堵した。
ただし、そこから第3節・サンフレッチェ広島戦、第4節・V・ファーレン長崎戦と先発で結果を残せずにいると、第5節・清水エスパルス戦からは2試合続けて右ウイングの先発の座を横山夢樹に明け渡している。それでも、「途中から出たとしても流れを変える役割を果たしたい」という自身の言葉通り、前節の京都サンガF.C.戦では後半途中に出場後、最初のプレーで大仕事。櫻川ソロモンの落としを受けてドリブルで運んで右サイドへ展開すると、ディオン クールズのシュートのこぼれ球に反応して右足で蹴り込み、同点ゴールを決めた。ついに生まれたJ1を舞台にした初ゴール。しかも場所は地元・京都、2023年にプロデビューを果たしたサンガスタジアムby KYOCERAだった。「京都と戦うことは他のチームとは違う思いもあります。そうした中で初ゴールできたことは嬉しかったです」と特別な縁も実感。それでも試合終了間際に得た決定機では決め切れず、「ああいう場面で決められる選手になりたい」と決意を新たにした。試合後はゴール裏のサポーターの前で、「次はホームで決めます!」と誓った。今度はヨドコウ桜スタジアムを歓喜で包むため、今節もサイドを疾走する。
(文=小田尚史)

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