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試合の見どころ
FOCUS ON THE MATCH
試合の注目ポイント
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
DF 31 井上黎生人
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試合の見どころ
ホームに戻って迎えるヴィッセル神戸との大一番。前節は出し切れなかった攻撃的な姿勢を発揮し、王者相手にシーズンダブルを目指す
0-3で敗れた前節・FC町田ゼルビア戦から中6日。セレッソ大阪は、ホームに戻り、ヴィッセル神戸との明治安田J1リーグ第27節に挑む。
町田戦は開始から相手の勢いに押されると、22分、42分と失点を重ねた。後半こそ開始15分で3つの決定機を作るなど盛り返したが、GKの好セーブにも阻まれ追撃の1点を奪えずにいると、終盤に3失点目。完敗と言える内容で町田にシーズンダブルを許した。今週、週明け初日の練習後、アーサー パパス監督は、「勝っても負けても分析するのは大切なこと」と前置きした上で、「前節の前半は求めていた姿ではなかったが、それは自分に責任がある。町田のことを警戒し過ぎた。そうではなくて、自分たちに矢印を向けてやっていきたい。後半はよくはね返した。良かったところを伸ばして次節に挑みたい」と話した。敗戦の中でも次につながる要素としては、後半途中から出場し、セレッソでのデビューを飾った大畑歩夢の存在だ。高い位置を取って敵陣に進入すると、本間至恩とのコンビで左サイドの攻撃を活性化。出場すればホームデビューとなる今節へ向け、「選手同士の距離感を近くして、サイドから崩していきたい。1対1など守備でも競り負けないようにやって、攻撃のところで違いを出していきたい」と気持ちを高めている。チーム全体としても、「アグレッシブに前から守備をするのがセレッソの良さ。後ろからしっかり押し上げていきたい」と井上黎生人も話すように、町田戦では影を潜めた攻守に能動的な姿勢を発揮していくことが求められる。今節はチーム得点王のラファエル ハットンが出場停止だが、「彼の代わりにやってくれる選手は揃っている。チームとしてのやり方も統一できているので、問題なく戦える」とルーカス フェルナンデス。今シーズン、すでにキャリアハイの数字を残し、前節、J1リーグ通算200試合出場を達成した背番号77にかかる期待は大きくなりそうだ。
もっとも、相手が神戸ということを考えると、自分たちが主導権を握って戦い続けることは難しい。守勢に回った時間帯で、どれだけしのぐことができるか。それもまた今節のポイントになる。「前節も前々節も入りで失点している。入りで失点すると流れも悪くなる。しっかり集中したい」と井上。前後半の立ち上がりも含め、神戸が勢いよく来た時間帯でしっかりはね返すことも重要だ。また、神戸戦でカギになるのは、中盤でのセカンドボール争い。前線にロングボールを入れて、こぼれたところを拾って攻撃してくる神戸に対し、いかにセカンドボールで競り負けないか。その部分は試合の行方も左右する。前節は2点を追いかける後半から入り、デュエルで競り勝つシーンも見せた吉野恭平は、「中盤でファイトしている姿はチームの士気も上がると思うので、ファイティングスピリットを見せて盛り上げていきたい。神戸もそこをウリにしていると思うので、そこで負けないようにしたい」と今節へ向けた意気込みを述べた。そのあたりはチームの共通認識でもあり、「前節は球際でも負けていた。今節はチームとしてエネルギーを出して、全員で必死になって頑張って、上位に食らいつく勝点3を取りたい。戦う姿勢を出して、自分もゴールを狙っていく」と中島元彦も話す。大迫勇也、武藤嘉紀も復帰し、直近のリーグ戦では3試合ぶりに勝利を収めて2位浮上を果たした神戸。首位・返り咲きへ、今節も強い意気込みで向かってくると思われるだけに、セレッソとしてもそうした相手のパワーをはね返すパッションをピッチに落とし込みたい。
現在、10勝7分9敗の勝点37で9位に付けているセレッソ。シーズン終盤へ向け、中位から上位に加わっていくために、ホームで行われる今節は勝点3だけが求められる。前節・町田戦で出た課題を払拭し、再び勢いを加速させていくためにも、アウェイに続いてJ1リーグ連覇中の王者をホームで叩き、シーズンダブルを達成したい。
試合前日コメント
アーサー パパス監督
Q:ヴィッセル神戸の直近の試合、AFCチャンピオンズリーグエリートに出場する関係で前倒し開催となったJ1リーグ第30節は、奇しくもセレッソにとって神戸戦の次に対戦するサンフレッチェ広島との試合でした。その試合における神戸の印象は?
「僕らがこれから戦う2チームの試合でした。神戸について、すごく状態が良さそうです。いいプレーをされていました。警戒しないといけません」
Q:今節は、前節・FC町田ゼルビア戦で出し切れなかったことを発揮することが重要になる?
「そうですね。今週は選手たちからすごくハングリーな精神が見られました。勝とうとする意欲が練習中からも湧いていました。前節の敗戦が刺激になっていると思います」
Q:前々節の井上黎生人選手に続き、前節は大畑歩夢選手も起用されました。獲得した選手をすぐに起用することは、監督のポリシーでもありますか?
「その時のチーム状況にもよりますし、選手が合流した時の状態も考慮しますが、歩夢に関しては、チームとして左サイドバックがいない状況が続いていました。チームに合流してすぐに練習からいいプレーを見せていたので、起用する決断ができました」
Q:前節、J1リーグ通算200試合出場を達成したルーカス フェルナンデス選手について
「J1リーグ全体を見渡しても、今シーズン、彼が見せているプレーは数字にも大きく表れており、際立っていると思います。ハードワークできる選手ですし、経験値も高く、日本のフットボールをしっかり理解している強みもあります。まだまだ成長すべき点もありますが、残りのシーズンも活躍し続けて欲しいと期待しています」
ルーカス フェルナンデス選手
Q:前節の町田戦は悔しい敗戦になったが、そこから1週間、練習で見直した部分は?
「町田戦は自分たちの良さを出し切れず、本来の姿を見せることができませんでした。失点してからも、反発力を示すことができませんでした。ただし、そこから学ぶことも多かったですし、今週はミスを見直して、自分たちのサッカーをどんな場面でも出せるように準備してきました」
Q:相手は近年のJリーグを引っ張っている神戸ですが、そうした相手に対しても、やはりセレッソらしい攻撃的なサッカーを仕掛けていくことが勝利には欠かせない?
「そうですね。前節、負けたからと言って、チームのやり方を変えることはありません。自分たちがシーズン当初から信じているスタイルがあります。全員が同じ方向を向いていますし、信じてやっているので、それを貫いていくことが大事です。できるだけミスを減らして、チャンスを多く作り、それを活かしていきたいです」
Q:今節はラファエル ハットン選手が出場停止です。もちろん、他の日本人選手とも連係は取れていると思いますが、彼の不在をどう補う?
「終わったことなので、言っても仕方ないですが、前節、彼が受けたイエローカードは納得できませんでした。ただ、今節に関しては、彼の代わりにやってくれる選手は揃っていますし、チームとしてのやり方も統一できているので、問題なく戦えると思います」
Q:チアゴ アンドラーデ選手について。シーズンを重ねるごとに適応し、活躍度も増しています。何か彼にアドバイスされたことはありますか?
「当初から、持っている能力は高いと思っていました。ただし、自分もそうでしたが、日本に来て、すぐに環境に適応することは簡単ではありません。どうしても時間はかかります。彼に伝えたことは、『とにかくやり続けること。うまくいかなくても、我慢強くやり続けること。時間が経てば経つほど、パフォーマンスは上がっていく』ということです。これからもそうした姿勢が大事になると思います」
Q:前々節は井上黎生人選手、前節は大畑歩夢選手がセレッソでの初出場を果たしました。新加入の選手と試合ですぐに合わせていくことは大変ではないですか?
「いえ、全く問題ありません。チームとしての決まり事、やるべきことは決まっていますので、全く問題ありません。監督が起用するタイミングも、いいなと思っています。ハットン選手の質問の答えとも重なりますが、誰が出ても素晴らしいパフォーマンスが出せる状況にあると思います」
ヴィッセル神戸戦特設サイト
FOCUS ON THE MATCH
試合の注目ポイント
真夏の大一番。球際を制し、歓喜の瞬間へ
ヴィッセル神戸とのJ1リーグでの対戦成績はセレッソ大阪の18勝7分16敗(61得点56失点)とわずかに勝ち越している。今シーズン最初の対戦となった第15節のアウェイゲームは劇的な一戦だった。45分、CKから宮代大聖に先制点を決められたが、直後の前半アディショナルタイム、喜田陽の浮き球のパスに走り込んだ上門知樹がボレーで合わせて同点で折り返すと、後半は神戸に攻め込まれる時間をしのいだ83分、カウンターから勝ち越しに成功。髙橋仁胡のパスから抜け出した中島元彦が中央へクロスを上げると、ラファエル ハットンの落としを柴山昌也が技ありの一撃。丁寧にミートし、左足で流し込んだ。後半アディショナルタイムにはハットンがダメ押しの3点目を決めて勝負あり。“王者の庭”で、見事な逆転勝利を掴んだ。 もっとも、神戸の底力は健在だ。シーズン序盤こそ負傷者続出で苦しんだが、第24節終了時点で今シーズン初の首位に浮上。昨シーズンのMVP武藤嘉紀をケガで欠き、連覇に大きく貢献したエース大迫勇也もフル稼働できていない中、7月の東アジアE-1選手権で日本代表デビューを果たした宮代が9得点でチームを引っ張り、8アシストの佐々木大樹の成長も著しい。前回対戦時も危険な存在だったエリキも主力として定着するなど、攻撃力の低下は見られない。夏の移籍市場でも、今シーズン、J2リーグのブラウブリッツ秋田で10得点を記録していたFW小松蓮らを完全移籍で獲得。3連覇へ向けた戦力補強にも余念がない。 セレッソとしては、アウェイで勝利した前回対戦時のように、我慢強く戦いながら神戸の攻撃陣をしっかりと抑え、得点力では上回る攻撃力でねじ伏せていきたい。また、神戸と対戦する時のポイントとして、中盤でのセカンドボール争いで負けないことは必須になる。球際の攻防で競り勝ち、流れを渡さないことが重要だ。 王者をホームに迎える真夏の大一番。就任1年目、アーサー パパス監督とともに培ってきた全ての力を発揮してシーズンダブルを果たし、聖地・ヨドコウ桜スタジアムで歓喜の瞬間を迎えたい。 (※データなどは8月1日時点)
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム

誇りを胸に、全てを出し切って戦いたい
連勝を止めるべく意気揚々と乗り込んだ前節のFC町田ゼルビア戦は、終わってみれば、悔しさしか残らない試合になった。もちろん、相手のあるスポーツ。当然、負けることはある。ただし、自分たちの力を出し切れぬまま相手の勝利を眺めることほど、辛いことはない。最大限に準備して臨んだ結果、策が空転することもある。勝利に向かって戦った選手たちを、責めることはできない。それでも、お盆期間の8月15日、敵地・町田GIONスタジアムに駆け付けたサポーターは、やり切れない思いを抱いて家路についたことだろう。 試合での悔しさは、試合でしか晴らせない。ホームに戻って迎える今節は、“アーサー・セレッソ”の反発力が問われる一戦になる。相手はヴィッセル神戸。強度の高いプレー、妥協を許さぬメンタル。2シーズン連続でJ1王者に輝いているその力は本物だ。難しい相手であることは確かだが、前節の課題を受け止め、消化し、乗り越えるには絶好の相手でもある。勝負の世界、今節も勝ち負けはある。ただし、どのような結果になろうとも、「全てを出し切った」と試合後に言えるように。ホームで無様な姿を見せてはならない。さぁ行け桜の戦士、誇りを胸に! (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
DF 31 井上黎生人
ピッチ内外で新風を吹き込むセンターバック
今夏、浦和レッズから完全移籍で加入したセンターバック。島根県出身、鹿児島実業高校を経て、プロ入りはJ3のガイナーレ鳥取だった。鳥取で6シーズンプレーした後、J2のファジアーノ岡山、J1の京都サンガF.C.へステップアップを果たし、昨シーズン、浦和レッズからのオファーを勝ち取った。熟慮の末に飛び込み、貴重な経験を積んだが、出場機会という点では満足に得ることはできず、心機一転、環境を変える道を選んだ。 7月31日に加入が発表されると、8月11日に行われた明治安田J1リーグ第25節・アルビレックス新潟戦で早速、先発。桜のユニフォームを身にまとい、ヨドコウ桜スタジアムのピッチに立った。「長らく公式戦から遠ざかっていたので、今の自分が出せる100%を出そうと思ってプレーした」と試合後に話したように、試合勘やコンディションは必ずしも万全ではなかったが、随所に素晴らしいカバーリングを見せるなど、3-1の逆転勝利に貢献。自身の“セレッソデビュー”を見事、白星で飾った。「求められていることは守備。セレッソはボールを保持することがうまく、得点も取れるチームですが、失点も多いので、失点を減らしていくことにこだわっていきたいです」と抱負を語る。 前節・FC町田ゼルビア戦での敗戦を受け、「アグレッシブに前から守備をするのがセレッソの良さ。サイドバックも攻撃が持ち味の選手が多いので、そういう選手を生かすためにも、真ん中の選手が勇気をもって押し上げることが必要」と意気込む今節のヴィッセル神戸戦では、前線に陣取る大迫勇也らとバチバチのバトルも予想される。一歩も引かない姿勢で立ち向かい、チームを後ろから鼓舞していきたい。 「オフ・ザ・ピッチでも個性的」とアーサー パパス監督が語るように、叩き上げのナイスガイは、スペイン語が堪能で英語も話すなど、コミュニケーション能力も非常に高い。ピッチ内外でチームに新たな風を吹き込み、自身もここからさらに成長を遂げていく。 (文=小田尚史)
SPECIAL EVENT試合当日のスペシャルイベント情報
チケット完売について
8/23(土)神戸戦はヨドコウサポーティングマッチ!
セレフェス2025第2弾!スタジアムが熱く揺れる!SHINGO★西成さん8年ぶりの来場!
EVENT試合当日のイベント情報
WAKUWAKUステージ開催!「オダウエダ」のお二人「マルセイユ津田」さんが登場!!※8/20(水)追記
毎日放送「よんチャンTV」でセレッソ大阪のファンクラブイベント「スポーツキャスター体験」の模様が放送されます!
毎日放送「KICK OFF!KANSAI」で、セレッソ大阪に関連するトピックが複数取り上げられます!
スタジアムでのグッズ販売のご案内
キッズマルチルームについて
8/23(土)神戸戦 「泉大津市応援デー」を実施します!
8/23(土)神戸戦 ソナエルJapan杯「セレッソ大阪防災イベント」を実施
サステナビリティパーク情報
8/23(土)神戸戦 入場待ち列確保可能時間変更について
オリジナルうちわをプレゼント!平野クレーン工業ブース出展
スタジアム場外でSAKURA BUD LIVE実施のお知らせ
アンケートにご協力いただくとオリジナルグッズが当たる!日本ヴェルテックブース出展
先着で1,500名様にオリジナルステッカープレゼント!抽選でセレッソグッズが当たる!サントリーブース出展!
8/23(土)神戸戦 カードフェスタを開催!
SAKURA SOCIOブースについて
夏休み限定!キッズ職場体験、ウォーミングアップ見学等のイベント参加者募集!
8月主管興行における入場待ち列整理時間変更のお知らせ
ホームゲーム開催時 駐輪場変更のお知らせ
来場者先着18,000名様に「ヨドコウオリジナルタオルホルダー」プレゼント!
「LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト」実施について
2025 LIMITEDユニフォーム 一般販売について
8月ホームゲームは思い出に残る夏祭り企画が盛りだくさん!
8月の企画チケットはセレッソ大阪ヤンマーレディースの招待券付きの「3試合セットチケット」などが登場!
大阪市旭区、泉大津市、田尻町応援デーの実施について
8/23(土)神戸戦 チケット販売について
【重要なお知らせ】8月主管興行におけるホームサポーター自由席の指定席化テスト運用実施とチケット販売日程の変更について
SAKURA SOCIO来場(LOBBY)ポイント交換が6/1(日)清水戦よりスタート!
SAKURA NIGHT2025は6/21(土)東京V戦から実施!
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- 15:00セレッソバルオープン
- SAKURA SOCIOブースオープン
- 16:00先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 16:30一般入場
- 17:50SHINGO★西成さん オープニングパフォーマンス
- 18:15選手ウォーミングアップ
- 18:45セレッソ大阪選手紹介
- 19:03キックオフ
- 20:00ごろSHINGO★西成さん ハーフタイムショー
※記載時間は予定となっております


MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 9位
- 勝ち点37
- 得失点差3
- 直近5試合の戦績
ヴィッセル神戸
- 6位
- 勝ち点46
- 得失点差9
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方


GOODSおすすめグッズ
グッズを身に着け観戦しよう!
試合当日、スタジアムでは
セレッソ大阪のグッズを販売!


STADIUM ACCESSスタジアムアクセス

大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!

- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近