

MATCH PREVIEW
試合の見どころ
FOCUS ON THE MATCH
試合の注目ポイント
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
FW 13 中島元彦
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試合の見どころ
リーグ戦50回目の大阪ダービー。積み上げてきた力を発揮し、開幕戦に続く“ダブル”を果たし、「俺たちが大阪」を見せつける
直近の明治安田J1リーグ第21節・東京ヴェルディ戦から中13日。セレッソ大阪は、ホームにガンバ大阪を迎え、明治安田J1リーグ第23節に挑む。リーグ戦では50回目となる節目の大阪ダービー。セレッソの選手が着用するユニフォームには特別なロゴもあしらわれ、必勝を期して臨む。
4月から5月にかけて、8連戦、9連戦と息つく暇もなく過密スケジュールを戦ってきたが、今節に向けては約2週間の試合間隔が空いた。この間を利用して、「自分たちのフットボールをしっかり表現するために、チームとして必要なことは何なのか、1人1人、選手がやらないといけないことは何なのかを確認しました」(アーサー パパス監督)とチームはブラッシュアップを図った。5月以降、リーグ戦では6勝2分1敗とハイペースで勝点を重ねており、やるべきことは浸透しているが、ケガから戻った選手や新たに加わった選手も含め、よりチームとしてのベース向上に力を注いだ格好だ。それだけに、今節の大阪ダービーに向けても、「相手のこともしっかりとリスペクトした上で、自分たちが組み立てるものを表現するだけ」(パパス監督)と、その目は自分たちに向けられている。逆に言えば、持っている力をしっかりと発揮できれば相手がどこであれ勝てる、という自信が備わっている証でもあり、泰然自若の構えで大阪ダービーにも臨める。前節からの改善点としては、守備の連動性か。東京V戦では、試合の入りはよく、先制点こそ奪ったが、前半の途中からは守備がハマらず相手に押し込まれる展開も招いてしまった。それだけに、今節は開始から自分たちでボールを保持し、ビルドアップから素早く縦に入れて前進するとともに、失ったボールは素早く回収し、相手陣地で試合を進めるフットボールを展開していきたい。そのためには、大前提として、攻守両面で球際での争いに競り勝ち、走力で上回ることが必須になる。
対するG大阪は、前節は京都サンガF.C.に1-3で敗戦。特に開始25分で2失点と試合の入りに失敗しているだけに、今節に向けて修正を施してくることは明白。選手の配置やプレスのかけ方も含め、まずはガンバの出方を把握することが大切になる。ただし、それは受け身に回るという意味ではない。より主導権を握ってフットボールを展開するために、相手のやり方もしっかり見定めたい、という意味だ。また、選手個々を見ても、ガンバは開幕戦で対戦した時はケガで不在だったウェルトンが復帰しており、シーズン途中の補強により、満田誠、デニス ヒュメット、安部柊斗も加わった。陣容に厚みは増しているだけに、選手個々の良さを出させないことも重要だ。特にスペースを与えると仕事をしてくる外国籍選手が並ぶだけに、こちらがボールを持っている際の失い方も含め、相手のカウンターには警戒したい。そうした相手を迎え撃つ西尾隆矢は、「ガンバの選手もいい選手が揃っている」としつつ、「開幕戦のように僕たちが圧倒して、開幕戦よりもいい結果で勝つことしか考えていません」と自信を漲らせる。昨シーズン、西尾はホームでの大阪ダービーでは決勝点を挙げて、チームに勝利を呼び込んだ。今節も守備での無失点に加え、チャンスがあれば、セットプレーからゴールも狙っていきたい。
ここまでリーグ戦は22試合を終えて勝点33で9位に付けているセレッソ。5月以降の快進撃により、トップ3を含む上位陣の背中もクッキリ見える位置まで上昇してきただけに、7月の2試合は重要だ。目の前の1戦1戦に全力を尽くし、勝点3を獲得し続けていった先に、見える景色は変わってくる。まずは今節、チケット完売で熱気渦巻くヨドコウ桜スタジアムにて、開幕戦のリベンジに燃える相手を返り討ちにし、「俺たちが大阪」であることを見せつける。
試合前日コメント
アーサー パパス監督
Q:今節に向けて2週間、どのようなことに重きを置きながら準備されてきましたか?
「自分たちのフットボールをしっかり表現するために、チームとして必要なことは何なのか、1人1人、選手がやらないといけないことは何なのかを確認しました。ピッチで練習する期間が長く取れたので、落とし込みはしっかりできた、という気持ちです」
Q:ガンバ大阪とは開幕戦以来の対戦になります。当時と比べ、相手は何人か新たな選手が加わっていますが、印象に変化はありますか?
「監督としては、あまりガンバがどう、ということは考えていません。もちろん、相手のこともしっかりとリスペクトした上で、相手がどうこうではなく、自分たちが組み立てるものを表現すると。それだけを頭に入れています」
Q:相手も対策を練ってくると思うが、セレッソとしても、シーズンを通して積み上げているだけに、開幕戦からさらに成長している部分を見せられる試合になるのでは?
「開幕戦は過去の話です。過去は過去として、今日は今日、明日は明日として考えています。5ヶ月前から比べても、チームとしてチャレンジしてきました。チームとしてのスピリットも強くなっています。(セレッソは)リーグでも一番走るチームです。どんな状況でも、しっかりと自分たちのフットボールを見せつけて、いい結果が得られるように、ということだけを考えています」
西尾 隆矢選手
Q:5月以降はリーグ戦6勝2分1敗と結果も出ている中で、チームとして良くなっていること、さらに改善していきたいことは?
「良くなっている部分で言うと、得点も取れるようになってきましたし、ゴール前の守備も少しずつ安定してきていると思います。そういったところをさらに伸ばし続けることが、今後につながると思います。特にやることは変えず、監督もずっと言っていますが、自分たちのサッカーを磨いてやり続けることが大切になると思います」
Q:先ほど監督も、「ダービーだからと言って、特別何かを変える必要はない」といった趣旨の言葉を残されていましたが、選手としては、大阪ダービーは沸き上がる気持ちもあると思います。今節に向けた意気込みについて
「僕もアカデミー出身で、大阪ダービーはずっと経験させてもらっていますが、やっぱり自分にとっては特別な試合です。勝つことしか考えていません。勝敗で今後のチームの流れも変わっていくと思うので、結果は大事になってくると思います」
Q:ガンバ大阪は開幕戦で戦った当時に比べ、新たに何人か選手が加わっています。特に攻撃陣には新戦力もいるが、守備陣として気を付けることは?
「ずっと監督も言われていますが、自分たちのサッカーを貫くことが大事なので、相手によって変えることはありません。もちろん、ガンバもいい選手が揃っている中で、いい対戦相手にはなると思います。ただ、開幕戦のように僕たちが圧倒して、『必ず勝つ』と自分たちも自信を持っています。開幕戦よりもいい結果で勝つことしか考えていません」
ガンバ大阪戦特設サイト
FOCUS ON THE MATCH
試合の注目ポイント
50回目の大阪ダービー。誇りを懸けて戦い、勝点3を掴み取る
今シーズン2度目、ホームで迎える大阪ダービーは、リーグ戦としては節目の50回目の大阪ダービーとなる。ここまでの対戦成績はセレッソの18勝7分24敗と負け越してはいるが、直近10試合はセレッソが7勝2分1敗と圧倒。時代が令和に変わった2019年以降は9勝2分2敗と大きく勝ち越しており、現在の覇権はガッチリとセレッソが握っている。 2025シーズン、アウェイでの大阪ダービーは、今シーズンの開幕戦だった。アーサー パパス監督の初陣ともなった一戦は、前半7分、先日、FCレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)への完全移籍が決まった北野颯太が先制点を挙げると、その後、一度は同点に追い付かれたが、後半開始早々に再び北野が勝ち越しゴール。そこからさらに香川真司、田中駿汰と続き、90+4分には、今シーズンセレッソに戻ってきた中島元彦が挨拶代わりの復帰弾を決めて勝負あり。圧巻の5得点で快勝を収めた。 リーグ戦におけるホームでの大阪ダービーは現在3連勝中。2023シーズン、2024シーズンはいずれも1-0と、無失点で勝利を重ねている。昨年の決勝点は西尾隆矢だった。セットプレーの流れから魂でねじ込んだ形だったが、アシストは北野。桜のアカデミー育ちが“青黒撃破”に大きく貢献した。ネットを揺らした瞬間、雄叫びをあげて喜びを爆発させた背番号33。試合後は、「アカデミー出身ですし、ダービーに懸ける思いは他の選手以上に強いと思っています。絶対に負けたくなかった。サポーターも勝ちしか求めていなかった」と話したが、まさに“勝てば天国、負ければ地獄”(小菊昭雄前監督)の大阪ダービー。今節も、緊張感に溢れたひりつく戦いになることは必至だ。 今回がJ1リーグでの50回目の大阪ダービーということで、セレッソの選手たちが着用するユニフォームには特別ロゴもあしらわれる。プライドを懸けて激突するOSAKA DERBY。クラブの誇りを胸に戦う選手たちと、ヨドコウ桜スタジアムに集うサポーターが一体となり、宿敵から勝点3を掴み取る。 (※データなどは6月11日時点)
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム

今回もただ勝つのみ。大阪の覇権は渡さない
リーグ戦では50回目の大阪ダービー。過去にはダブルハットトリックを食らって大敗を喫するなど、劣勢の時期もあったが、直近10試合はセレッソが7勝2分1敗とガンバを圧倒。青黒に畏怖の念を抱いていた時代は過ぎ去り、現在はセレッソが大阪の覇権をガッチリと握っている。昨シーズンのホームでは西尾隆矢が決勝点を挙げて1-0で勝利。アウェイで行われた今シーズンの開幕戦でも北野颯太(FCレッドブル・ザルツブルク)が2得点1アシストで5-2の大勝に導くなど、近年はアカデミー出身選手たちの活躍も目立つ。彼らは一様にダービーに物怖じする様子がなく、試合前から相手を飲み込む強気のメンタルで挑めている。頼もしい時代になった。 また、アカデミー出身選手だけではなく、今季から加入した選手たちも、すでに大阪ダービーの重みは実感済み。セレッソに加わる前に所属していたクラブでも“ダービー”を戦った経験は豊富な選手たちからしても、大阪ダービーの熱気、殺伐とした雰囲気は特別だったようで、「ガンバに対しての敵対心はすごいなと。ダービーへのこだわり、気持ち、『ここだけには負けたくない』という思いは開幕戦からも伝わってきました」と畠中槙之輔が話せば、今節への意気込みを問われたラファエル ハットンは、「ダービーは特別な試合。誰もがプレーしたい舞台。その大切さ、重みは自分も分かっているつもりです。内容よりも結果が求められる試合になります」と噛みしめるように語った。ピッチに立つ誰もが同じテンション、同じ方向を向いて臨む50回目の大阪ダービー。一切の隙を見せることなく、試合開始の笛が鳴った瞬間から攻守に圧倒し、OSAKAを制圧せよ──。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
FW 13 中島元彦
桜の魂を胸に宿す、万能アタッカー
U-12からセレッソ大阪で育った生粋の桜戦士。もっとも、プロになって以降はセレッソ大阪U-23でのプレーが続き、なかなかトップチームに定着できず、2020年にはアルビレックス新潟に、2022年から3シーズンはベガルタ仙台へ期限付き移籍してプレー。J2リーグで力を磨くと、昨シーズンは13ゴール5アシストと結果を残し、チームをJ1昇格プレーオフ決勝へ導いた。ファジアーノ岡山に敗れてJ1昇格こそ叶わなかったが、仙台での経験は大きな財産になった。 迎えた今シーズンは熟慮の末に、セレッソ復帰を決意。「幼少期から育ててもらったセレッソに恩返しできていない。もう一度、セレッソで勝負する」という強い覚悟で再び桜のユニフォームに袖をとおすと、ガンバ大阪との開幕戦。4-2で迎えた後半アディショナルタイムにダメ押しの5点目を決めて、復帰戦を華々しく飾るとともに、自らの存在を強烈にアピールした。その後もFW、ボランチ、インサイドハーフなど様々なポジションでプレーしながら4得点2アシストと数字も残し、チームに不可欠な存在としてフル回転。直近の明治安田J1リーグ第21節・東京ヴェルディ戦では、後半開始から田中駿汰とともに入ると、停滞していた流れを活性化。前からの守備を強めて自身もゴールを狙うと、決定的なヘディングこそ相手GKの好守に阻まれたが、ラファエル ハットンに送った精度の高いスルーパスが勝ち越しゴールにつながり、2-1での勝利に大きく貢献した。 今シーズン2度目の大阪ダービー、ホームで迎えるダービーに向けても気合いは十分。これまでU-23時代も含め、ダービーでの得点率は極めて高い。開幕戦は、自身もゴールを決めたが、北野颯太が先制点を含む2得点1アシストで主役の座を射止めた。今節、その座を奪うのは、背番号13だ。 (文=小田尚史)
SPECIAL EVENT試合当日のスペシャルイベント情報
7/5(土)G大阪戦はニッポンハム 国産鶏肉 桜姫® サポーティングマッチ!
見取り図盛山さん来場!3年連続の来場は、大阪ダービーで!
チケット完売について
EVENT試合当日のイベント情報
WAKUWAKUステージ開催!見取り図 盛山さん、ダブルヒガシのお二人が登場!
【活動実績】Bottle to Bottleプロジェクト(7/5 G大阪戦)
Match Review
毎日放送「KICK OFF!KANSAI」に田中 駿汰選手が出演します
スタジアムでのグッズ販売のご案内
7/5(土)G大阪戦 グッズイベント「Cスロ」開催!
「ふんばるず」が待望の商品化!さらに「OSAKA is CEREZO」グッズなど、大阪ダービーに向けた新商品も多数登場
サステナビリティパーク情報
7/5(土)G大阪戦 大阪市立図書館「出張!One Book One OSAKA投票コーナー」&ワークショップを実施
先着で2,000名様にオリジナルステッカープレゼント!抽選でセレッソグッズが当たる!サントリーブース出展!
DAZN & NTTドコモ特設ブースが出展!
キッズマルチルームについて
読売新聞 特別展「昆虫MANIAC」ブースを出展!
美味しいビールと熱いダービー!シンハーブースで抽選会開催!
7/5(土)G大阪戦 大阪府による「夏の交通事故防止運動」広報啓発ブースを出展します!
「LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト」実施について
先着3,000名に「J STATS PICK」デザインのステッカープレゼント!セレコレブース出展
アンケートにご協力いただくとオリジナルグッズが当たる!日本ヴェルテックブース出展
SAKURA SOCIOブースについて
スタジアム場外でSAKURA BUD LIVE実施のお知らせ
フラッグシンフォニー、ウォーミングアップ見学等のイベント参加者募集!
大阪ダービーパブリックビューイング in ヨドコウ桜スタジアム開催決定!※7/2(水)追記
7/5(土)大阪ダービー「特別ロゴ加工入り」ユニフォームが登場!さらにJ1リーグ初ゴールの髙橋 仁胡選手メモリアルグッズや、ルーカス フェルナンデス選手のHERO'sユニフォームを発売!
7/5(土)G大阪戦の企画チケットは「快適シート」や「フォトサポシート」などが登場!
7/5(土)G大阪戦 チケット販売について
SAKURA SOCIO来場(LOBBY)ポイント交換が6/1(日)清水戦よりスタート!
SAKURA NIGHT2025は6/21(土)東京V戦から実施!
7/5(土) G大阪戦 ビジターサポーター待機列確保(シート貼り)場所について
2025シーズンも「キッズパーク」は参加料無料で実施!
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- 15:00セレッソバルオープン
- SAKURA SOCIOブースオープン
- 16:00先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 16:30一般入場
- 18:15選手ウォーミングアップ
- 18:45セレッソ大阪選手紹介
- 19:03キックオフ
※記載時間は予定となっております


MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 9位
- 勝ち点33
- 得失点差5
- 直近5試合の戦績
ガンバ大阪
- 12位
- 勝ち点28
- 得失点差-4
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方


GOODSおすすめグッズ
グッズを身に着け観戦しよう!
試合当日、スタジアムでは
セレッソ大阪のグッズを販売!


STADIUM ACCESSスタジアムアクセス

大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!

- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
※駐輪場をご用意しております
・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近