

MATCH PREVIEW
試合の見どころ
FOCUS ON THE MATCH
試合の注目ポイント
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム
PICK UP PLAYER
GK 1 福井光輝
MATCH PREVIEW
試合の見どころ
総力戦となるゴールデンウィーク連戦、ニューカマーの台頭も含め、ホームで躍動する姿を披露したい
攻め続けながらも悔しい敗戦を喫した前節の東京ヴェルディ戦から中3日。セレッソ大阪は、ホームに戻り、FC町田ゼルビアとの明治安田J1リーグ第13節に挑む。内容が結果につながり上昇気流に乗りかけた中で、直近2試合は結果の面では停滞してしまっただけに、今節こそ勝点3を掴み、再び前を向きたい一戦だ。
多くの決定機を逃したことで引き分けに終わった前々節・FC東京戦の課題を踏まえ、「ゴール前に入っていった後の判断」(アーサー パパス監督)をテーマに臨んだ前節だったが、結論から言えば、同じ課題が残ってしまった。作ったチャンスを得点につなげることができず、相手の少ないチャンスで失点。試合終盤の猛攻も及ばず、0-1で敗れた。今節を迎える前、「リーグの約3分の1を終えた段階での、監督が求めているサッカーの浸透度」を問われた指揮官は、「私が話す前に、スタッツを見て頂ければ分かると思います」と前置きしつつ、「攻撃に重きを置いたサッカーをしていますが、それがスタッツにも表れています。少し例を挙げれば、ペナルティーエリアでのタッチ数、ファイナルサードでのパス数は1位です。得点数に関しては4位ですが、チャンスの数を考えると、1位にいてもおかしくない。決定機の数では一番だと思っています」と、自身が大切している数字の面から浸透度を力説。その上で、「チャンスを作った後の技術、正確性はこれから突き詰めていきたい」と課題にも言及した。シーズン序盤に課題となっていた守備に関しても改善傾向は見られるが、「相手の少ないチャンスで失点していることは変えていかないといけない」(畠中槙之輔)。前節の失点でも見られたウィングバックへの対応は引き続きの課題であり、今節の町田はロングスローも使ってくるが、特に試合終盤、ロングボールやクロスをしっかりと跳ね返すことも今節を含めた今後のテーマとなる。
対戦相手の町田はJ1昇格初年度の昨シーズン、強度を前面に出した異彩を放つスタイルでJ1リーグを席捲。途中からは優勝争いにも加わり、年間を通して上位をキープ。飛躍の1年を過ごした。今シーズンも一時は首位に立つなど強さを発揮していたが、直近は3連敗を含むリーグ戦4試合未勝利と結果の面では失速している。ただし、試合の中身を見れば、いずれも紙一重であり、内容そのものが悪いわけではない。前線には個性の異なるタレントが豊富に揃っており、誰が出るにせよ、FWに入るボールをいかに跳ね返せるかは今節のポイントとなる。そこから派生するセカンドボール争いで後手を踏まないことも重要だが、セレッソとしては、今季、積み上げている自分たちのスタイルを発揮することが何より大事であり、町田の強度の高い前からの守備を長短のパスを織り交ぜてかいくぐっていきながら、ファイナルサードで仕留める決定力を発揮していきたい。町田の守備は固いが、ホームの利も生かし、何度も進入していくことで打ち破っていきたい。
前節から始まったゴールデンウィークによる連戦。負傷者が増えていることは気掛かりだが、試合があることは選手にとっては喜ばしいことであり、その分、掴めるチャンスも多い。前節、後半から出場して攻撃を活性化しながら、最後の場面で決定機を逃して悔しさを味わった阪田澪哉などは、すぐに挽回の機会があることをプラスに捉えたい。今節に向けては、「前節、最後にああいう形で悔しい思いをしたので、今節に向けて気持ちも作っていますし、『やってやろう』という思いです」と意気込みを述べた。また、ここまで出番は訪れていないが、ゴールを奪うことに特化した長所を持っている古山兼悟も期待される選手の一人。総力戦の様相を呈する中、ニューカマーの台頭も含め、ホームで躍動する姿を披露したい。
試合前日コメント
アーサー パパス監督
Q:今節の相手、ロングボールやロングスローなど空中戦も多用してくるFC町田ゼルビアは、監督が求めるスタイルとは正反対の部分もあると思うが、どう見ていますか?
「ここ数年、町田さんも自分たちのスタイルで勝ち上がっています。チームによって、色んなスタイルがあることは認識しています。クラブとしても大型補強に力を入れていますし、難しい試合になることは分かっています。ただし、ホームでは負けられないですし、いい戦いを見せられるようにしたいです。自分たちのサポーターの前で勝って、いい姿を見せたいと、選手もみんな思っています」
Q:ここから連戦が始まる中、前節の東京ヴェルディ戦でも新たにケガ人が出て、やり繰りが大変な状況かと思うが、先のことは考えず、明日の一戦に全力を注ぐ?
「ケガ人も出て難しい状況ですが、クラブも補強に関して熱心に動いてくれています。自分としては、いま持っている選手を最大限に生かして、しっかりといい戦いをしていくことを考えるだけです」
Q:GKの福井選手にとっては古巣戦となります。現在は彼を起用していますが、彼の良さとは?
「まず言えることは、ジン(キム ジンヒョン)を含めて、このチームにはいいGKが揃っているということ。光輝に関しては、自分が出た試合でチャンスを勝ち取った。チャンスに対しての意欲も凄く感じています。今節の相手は前所属のチームですし、気持ちは高揚していると思いますが、どんな相手と戦っても、いつも通りのパフォーマンスを発揮して欲しいと思います」
Q:阪田選手に求めること、期待する部分は?
「順調に育っている若手の一人です。とても速く、1対1の状況も打開できる選手。ボールを持っていなくても、チームのためにハードワークできる選手です。試合にも出始めていますし、大きなステップを勝ち取って欲しいと思います。いま成長中の選手です」
阪田 澪哉選手
Q:最後の場面も含めて悔しい思いをした前節から、期間が空かずに今節を迎えることは、阪田選手にとってはいいことだと思うが、改めて、今節に臨む思いについて
「そうですね。前節、最後にああいう形で悔しい思いをしたので、今節に向けて気持ちも作っていますし、『やってやろう』という思いです」
Q: 前節の試合後は、「日常から変えていかないといけない」という言葉もあったが、「日常」とは、1回1回の練習のことでしょうか?
「1回1回の練習もそうですし、1つ1つのセッション、練習にどれだけ熱を持って取り組めるか。個人的に課題としているボールタッチやビルドアップは練習から修正できるところなので、そういったところは、これからもさらに取り組んでいこうと思っています」
Q:今季は開幕スタメンを掴み、その後もしばらく先発で出続けていた中、ここ数試合はベンチスタートの試合も続いています。この間、考えていたことや取り組んでいたことは?
「開幕から使ってもらっていた分、悔しかったですが、自分が結果を残せなかったり、チームに貢献できなかった課題はあったので、そこは自分自身でも見つめ直してやっていました」
Q:それだけではないとは思うが、やはり結果の重要性を痛感した?
「そうですね。昨年もJ1初ゴールを目標にしていた中で取れず、今年に懸ける思いは強かったので、その中でまだ取れていないことは悔しいです。ただ、自分の良さを出し続けて、やり続けていくことが、ゴールやアシストにつながると思っています。攻守においてハードワークできることが自分の長所でもあるので、そういったところは常に出していきたいと思います」
FC町田ゼルビア戦特設サイト
FOCUS ON THE MATCH
試合の注目ポイント
球際や競り合いのバトルを制し、攻撃姿勢を貫く
FC町田ゼルビアとは昨シーズン、J1リーグでは初めて対戦。ホームでは0-0の引き分け、アウェイでは試合終了直前の失点により1-2で敗れ、まだ勝利がない。さらに昨シーズンはJリーグYBCルヴァンカップのプレーオフラウンドでも対戦し、1分1敗で敗退。タイトルに続く道が閉ざされた悔しい思いも残っている。それだけに、今シーズン最初の対戦となる今節は、是が非でも勝ってリベンジを果たしたい。 J1昇格初年度となる昨シーズン、旋風を巻き起こした町田の実力は今シーズンも健在。第10節終了時で5勝2分3敗の勝点17を獲得し、首位とは勝点2差の7位に付けている。攻守における強度の高さが大きな特長として挙げられるが、前線のオ セフン、相馬勇紀、西村拓真で構成される1トップ2シャドーは脅威であり、セレッソ大阪のアカデミー出身、藤尾翔太も昨シーズンのJ1でブレイクした一人。他にもミッチェル デューク、ナ サンホら攻撃陣のタレントは豊富だ。 守備陣にも新加入の岡村大八を含め、高さと強さのある選手が揃っており、その攻略は簡単ではない。また、ロングスローも町田の強み。セレッソとしても第9節・サンフレッチェ広島戦ではロングスローから決勝点となる2失点目を喫しているだけに、高さ対策、セカンドボール対策は万全を期したい。 この試合に向けて誰よりも気合が入っている選手がGKの福井光輝だ。今シーズン、セレッソに加わった新たな守護神だが、特別指定選手として登録された2017年を含め、町田では8シーズンプレー。この間、J2リーグに優勝してJ1昇格を決めた2023シーズンを筆頭に濃い時間を過ごしてきた。それだけに古巣戦となる今節のピッチに立ち、無失点で終えたい気持ちは強いだろう。チームとしても上位に行くためには負けられない一戦。球際のバトルで負けず、攻撃的な姿勢を貫いて、勝点3を掴みたい。 (※データなどは4月14日時点)
SAKURA DIARY
セレッソ番記者コラム

“両ゴール前における質”を高め、3戦ぶりの勝利へ
前節の東京ヴェルディ戦、前々節のFC東京戦は、セレッソにとって非常に悔しく、もどかしさの募る試合となった。いずれもボール保持の質やチャンスの構築回数、決定機の数では相手を上回りながら、攻守に最後の詰めを欠き、勝点3を手にすることができなかった。FC町田ゼルビアをホームに迎える今節。“東京シリーズ”ラストとなる一戦こそ、この2試合で溜め込んだフラストレーションを爆発させ、勝点3を手にしたい。 そのために高める必要があるのが、“両ゴール前における質”だ。前提として、相手ゴールに向かってボールを運ぶ攻撃。前からプレスをかけて、セカンドボールを回収する守備。攻守において、“過程”の質は高まっており、指揮官が理想に掲げる「相手コートで常にプレー」し続ける時間は増えている。そうした右肩上がりに成長を続ける中で、課題としては、敵陣ゴール前では、いかに作ったチャンスを仕留めるか。自陣ゴール前では、相手がFWに当ててくるボールをいかに潰せるか。この2つの質を上げていくことが、ここから先、安定して勝利を重ねていくためには欠かせない。また、その2つで秀でた力を発揮したことで、昨シーズン躍進を遂げたのが、今節の相手・町田でもある。すなわち、“両ゴール前における質”にこだわることは、相手対策にもなる。 前節から始まったゴールデンウイークの4連戦。ホーム・ヨドコウ桜スタジアムで戦える試合は今節のみ。ゴールへの渇望、勝利を希求する思いをスタジアム全体で作り出し、連戦を戦う選手たちの背中を後押ししていきたい。 (文=小田尚史)
PICK UP PLAYER
GK 1 福井光輝
初の古巣戦に燃える、桜の新守護神
アーサー パパス監督のもと、攻守に新たなトライを続けている今シーズンのセレッソだが、ポジション争いという点でも大きな変革があった。もちろん、今後も切磋琢磨しながらの競争は続くが、加入した2009年から一貫してゴールを守り続けてきた桜の守護神・キム ジンヒョンがサブに回り、今シーズン、新加入の福井光輝がスタメンを勝ち取ったことは、クラブ史にも刻まれるトピックだ。加入後初先発を飾った第7節・浦和レッズ戦を経て、2試合目の先発となった第8節・ファジアーノ岡山戦、福井は今シーズンのホーム初勝利に貢献すると、第10節・鹿島アントラーズ戦では今シーズン初のクリーンシートも達成。セービング、ディフェンスラインの背後のカバーに加え、左足での正確なキックでビルドアップでの貢献度も高い。 迎える今節は、日本体育大学在籍時に特別指定選手として登録された2017年を含め、計8シーズンプレーした古巣が相手。「育ててもらった感謝すべきクラブ」との初対戦に、否が応でも気持ちは入る。加入後、セレッソの印象について福井は、「昨年、対戦した時、一人ひとりがボールを大事にして、人(相手)を見て判断するサッカーをしていると感じました。町田もインテンシティ高く前から守備にいったのですが、下からしっかり外されました。魅力的なサッカーをしていると感じました」と話し、「その中でプレーしたら成長できるのではないかという思い」で移籍を決断した。今節は当時とは逆の立場になり、昨シーズンともに戦った面々が前からのプレスで襲い掛かってくる。その矢印をどうはがし、前進するか。つなぐか、蹴るかの判断も含め、福井の役割は大きい。 町田にとって初のJ1となった昨シーズン、ゴールを守ったのは谷晃生であり、福井のリーグ戦での出場機会は2試合だった。「試合に出れず、悔しい思いをしました。晃生から学ぶこともありましたが、負けていないと思える部分もありました。その競争が成長につながったと思います」と当時を振り返る。今節は、谷との間接的な勝負でもある。相思相愛の関係を築いた町田というクラブ、サポーターに対し、“福井光輝ここにあり”を示し、古巣に立ちはだかる。 (文=小田尚史)
SPECIAL EVENT試合当日のスペシャルイベント情報
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EVENT試合当日のイベント情報
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Match Review
スタジアムでのグッズ販売のご案内
4/29(火)町田戦「サステナビリティパーク」イベント情報
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アンケートにご協力いただくとオリジナルグッズが当たる!日本ヴェルテックブース出展
スタジアム場外でSAKURA BUD LIVE実施のお知らせ
SAKURA SOCIOブースについて
外国籍観戦客を対象としたアンケートの実施について
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大阪府寝屋川市出身の宇良関が来場!キッズ相撲体験も実施!
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LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト 実施
2025シーズンもチャレンジパークを開催!
4月ホームゲーム チケット販売について
2025シーズンも「キッズパーク」は参加料無料で実施!
SCHEDULE試合当日のスケジュール
- 11:00CEREZO STORE オープン
- セレッソバルオープン
- SAKURA SOCIOブースオープン
- 12:00先行入場開始(グレードに応じ順次入場)
- 12:30一般入場
- 14:15選手ウォーミングアップ
- 14:48セレッソ大阪選手紹介
- 15:03キックオフ
※記載時間は予定となっております


PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
PICK UP PLAYERSセレッソ大阪の注目選手
MATCH DATA対戦成績、スタッツ
セレッソ大阪
- 15位
- 勝ち点13
- 得失点差-1
- 直近5試合の戦績
FC町田ゼルビア
- 11位
- 勝ち点17
- 得失点差0
- 直近5試合の戦績
- 過去の対戦成績
- シーズンスタッツ
- 選手リスト
CEREZOスタジアムの楽しみ方


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STADIUM ACCESSスタジアムアクセス

大阪・梅田から30分圏内!さらには最寄駅からも徒歩5分という好アクセス!

- Osaka Metro御堂筋線「西田辺」駅から徒歩7分
- Osaka Metro御堂筋線「長居」駅から徒歩7分
- JR阪和線「鶴ケ丘」駅から徒歩5分
- JR阪和線「長居」駅から徒歩8分
- 近鉄南大阪線「針中野」駅から徒歩20分
- 梅田からのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「梅田」駅から約20分乗車 「西田辺」駅から徒歩7分、約25分乗車 「長居」駅から徒歩7分
- なんばからのアクセス
- Osaka Metro御堂筋線「なんば」駅から
乗車約15分、「長居」駅から徒歩7分 - 天王寺駅のアクセス
- JR阪和線 「天王寺」駅から乗車約6分 鶴ケ丘駅から徒歩5分
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・ヨドコウ桜スタジアム北東側 北こども広場付近
・ヨドコウ桜スタジアム西側 JR高架下付近