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11/7 AC長野 Match Preview

  • 11/7 AC長野戦
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3連勝に満足することなく高みを目指す一戦。守備とハードワークを継続し、作った好機を確実に仕留めたい

3連戦を3連勝で終えたちふれASエルフェン埼玉戦から中5日。セレッソ大阪ヤンマーレディースは、AC長野パルセイロ・レディースのホームに乗り込み、2026/27WEリーグ第8節に挑む。チームはWE参入後初のリーグ戦3連勝を達成したが、ここで歩みを止めることなくさらなる高みに向かい、貪欲に勝利を目指して戦い抜く。
 
EL埼玉戦は開始6分、最初のチャンスを得点につなげると、その後も出足鋭い守備で相手を圧倒。ボールを失った後に素早く囲んで奪い取るさまは圧巻で、日テレ・東京ヴェルディベレーザに勝利して得た自信をしっかりとピッチに反映させた。「守備が向上したことで攻撃の距離感も良くなってきた」と松田岳夫監督も話すように、プレスバックも含めた守備で挟み込む分、奪った後の距離感も良く、ボールを前に運ぶテンポにもつながっている。また、EL埼玉戦では東京NB戦から入れ替えた先発3選手も躍動。FWで先発した玉村海乃が見事なトラップからゴラッソを叩き込めば、北原朱夏も得意のキックで直接FKを沈めた。右サイドバックで先発した久保田晴香も攻守にハツラツとしたプレーを披露。「大事なことは、ピッチに立った選手が自分の良さを出すこと。最低限チームとしてやるべきことはやりつつも、プラス自分のいい部分を出せるように。その意味ではそれぞれの選手が持っているいい部分を、少しずつ出せるようになってきています」と松田監督。チーム内競争という面でも少しずつ活性化されてきた。迎える今節も、チーム全体で良い守備から良い攻撃を継続していくとともに、選手個々の長所もピッチで表現していきたい。

 


AC長野とはクラシエカップのリーグステージ第2節で対戦。前半はピンチを迎えながらも北原のクリアや西中麻穂の好セーブで失点を防ぐと、後半に入ってボールを握る時間を増やし、攻から守への切り替えも早く、セカンドボールを回収。徐々に自分たちのペースに引き込んでいった75分、先制に成功。浅山茉緩のプレスをきっかけに、池田柚葉と和田麻希でボールを奪い、中央を破って脇阪麗奈がシュート。DFに当たったこぼれ球を百濃実結香がシュート。さらにGKに弾かれたところを高和芹夏が蹴り込みネットを揺らした。「紙一重」(松田監督)のゲームではあったが、90分をトータルで上回り、勝点3を手にした。今節もポイントは焦れないこと。もちろん開始から畳み掛けて得点を重ねていくことができればベストだが、上手くいかない時間帯があっても自分たちから崩れず試合を進め、好機を確実に仕留めていきたい。前節、リーグ戦としては今季初のクリーンシートを達成した西中。ここ数試合で起きた一番大きな変化については、「相手に寄せるスピードや強さ」だと語る。「カップ戦で失点が続いて負ける試合もあった中で、それでは勝てないことを、全員でもう一つ意識を変えることができた。セレッソはハードワークが肝。そこを取り戻したことが連勝につながっていると思います」(西中)。好調の要因である守備やハードワークを継続することは前提に、攻撃で注目の選手は田子夏海。直近の3連戦を振り返ると、初戦のRB大宮アルディージャWOMEN戦は前半45分で交代。東京NB戦とEL埼玉戦は先発から外れて途中出場。「3連勝は嬉しかったですが、自分自身は得点を決めていないので悔しい気持ちもあります。得点を決めたい気持ちは強いです」(田子)と率直な心境を明かす。その中でも、「得点、得点になり過ぎると、周りを使えず自分だけで行ってしまうプレーも増えてしまう。自分のプレーも出しながら、もっと周りも使って、自分がゴール前に入っていけたらゴールにも関われるのかなと思います」と、ゴールへ向けて、より具体的なプレーのイメージも描く。攻守の連動性で脇阪と高和の2トップが機能している一方、個としての強さや推進力、1発の破壊力は田子の武器。周りとの連係も高めつつ、相手の守備を打開する一撃にも期待したい。

 


現在3連勝中のセレッソだが、一戦一戦、目の前の試合に全力で挑むスタンスは不変。「勝っているイメージだけで試合に入るのではなく、実際に体を動かしてハードワークすることが何より重要」(松田監督)という姿勢を崩してはならない。「3連勝はできたけど、常勝チームになったわけではない。ちょっとでも歯車が狂えば落ちてしまう可能性はある。1試合1試合、目の前の相手に全力でぶつかって、自分たちのサッカーをしていくことが大事。そこは自分自身も気を引き締めながら、周りにも声を掛けて、戦う雰囲気を作って試合に臨みたい」と西中。敵は己の中にあり。一人一人が内なる甘さを取り除き、妥協せずに走り抜いた先にあるリーグ戦4連勝を目指す。

試合前日コメント

松田 岳夫監督


Q:3連戦を3連勝で終えましたが、今節に向けてさらに高めていきたいことは?
「全てにおいて、もう一つずつ上げていかないといけません。今は勢いのところもあります。これで満足しないように、気を抜かずにやれるか。今週の練習でも入りでフワっとしていたので、そこは改めて引き締めました」

Q:3連戦の収穫と課題について
「前節の後半は相手も追いつくために前から来ていました。そういう相手を見て対応する力はまだ足りません。スピードを上げて来る相手に対して、我々はスピードを落とさないと、ボールを動かせない。無暗にスピードを上げてはいけない。状況に応じた使い分けは、まだまだ課題も残りました。ただ、3試合とも良かったのは守備です。橋川(和晃)コーチが守備のところをかなり細かいところまで詰めてくれています。特にディフェンスラインですが、チーム全体にも共有されています。守備が向上したことでそれぞれの距離感が良くなり、攻撃の距離感も良くなってきた部分もあるので、そこは大きいです」

Q:今節のAC長野パルセイロ・レディース戦に向けて
「今までの結果や今の順位は全く関係ありません。前回対戦したカップ戦も、前半は結構やられています。最終的には勝てましたが、結果は紙一重な部分もありました。他の試合でも、長野はいいゲームもしています。我々も浮かれている場合ではありません。1戦1戦ということを考えると、また大事な一戦になります。今は半分勢いで勝っている部分もあります。本当にチーム力になっているのか、これからの試合に懸かっています。欲を出して、勝ち続けていけるチームになることが大切です」

 

荻久保 優里選手


Q:直近の3連勝を振り返ると?
「チームとして勝ち続けることが今までのシーズンはできなかった中で、今シーズンは強度も上がって、本当の意味で戦うことができています。気持ちと体が付いてきていると感じます。それが結果に表れて3連勝できたことは凄く嬉しいです。ただ、この3連勝で満足してはいけないですし、これからも積み上げていきたいです」

Q:3連勝の要因として松田監督は守備を挙げていました。荻久保選手自身、レベルアップしている手応えもありますか?
「そうですね。どのチームも対峙する選手はスピードがあったり、足元が上手かったり、相手のポイントとなる選手が多かったのですが、寄せを早くすれば抑えることができる。それは意識していました。この3試合、意識したことがうまくできて、積み上げていけていることで自信にもつながっています。また、自分がマークする相手だけではなく、隣の選手のカバーやチーム全体としての横のスライドが向上していると思います。今まではボールが来たら行ってしまうというか、瞬間、瞬間で各々が動いて穴を空けることもありましたが、今は橋川さんの守備をみんなが実践して、内側から締めてサイドに追い出して、そこで複数人で奪ったり、1対1で負けない守備ができていると思います」
 
Q:今節のAC長野パルセイロ・レディース戦に向けて
「結果として3連勝できているので、チームの雰囲気も凄くいいです。ただ、その流れが途切れてしまいそうな時間帯で、いかに全員で立て直すことができるか、プラスな声を掛け合えるか。もっともっと上に行く、という強い気持ちを前面に出して戦える試合にしたいです。泥臭く守りながらも自分たちでしっかりボールを握って、テンポよく攻撃して、果敢に攻めていきたいです」

試合情報

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