10/18 N相模原 Match Preview
- 10/18 N相模原戦
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WEリーグ再開初戦となる今節。ホームにノジマステラ神奈川相模原を迎え、今シーズン2勝目を目指す
直近の6試合はWEリーグクラシエカップ リーグステージが行われていたが、今節から2026/27WEリーグが再開される。10月18日、セレッソ大阪ヤンマーレディースは、ホームにノジマステラ神奈川相模原を迎え、WEリーグ第4節に挑む。
リーグ再開にあたり、開幕からの3試合を振り返ると、アルビレックス新潟レディースをホームに迎えた開幕戦は、高校1年生の林祐未がスタメンを掴むサプライズも。林は四本帆夏が昨シーズンに作ったクラブの公式戦最年少出場記録も塗り替えた。試合は前半10分に失点するも、前半の中盤以降から後半にかけて盛り返すと88分、脇阪麗奈のゴールで同点に。シュート数では新潟Lを上回り、昨季からのバージョンアップを印象付けた。続く第2節は敵地でのジェフ千葉レディース戦。WE参入後は負けなしの相手にこの試合でも相性の良さを発揮。前半24分に宝田沙織のゴールで先制すると、6分後に高和芹夏が追加点。後半も脇阪が2試合連続ゴールでダメ押しの3点目、終盤に1点こそ返されたが3-1で今季初勝利を飾った。第3節は反対にWE参入後未勝利が続く(当時)サンフレッチェ広島レジーナが相手。前半から互角に渡り合うも、82分に失点。その差は確かに縮まったが、0-1で悔しい敗戦を喫した。もっとも、こうした結果以上に内容面に対して手応えも感じられるシーズン序盤。昨季からの成長について脇阪は、「ボールをつなぐ部分は良くなっているし、攻撃は活性化されています。実際に複数得点を取れる試合も増えてきました」と実感も込めて語る。その後、クラシエカップのリーグステージでは広島からWE参入後初勝利を飾り、玉村海乃、池田柚葉と期待の高校2年生に揃ってWEリーグファーストゴールも生まれた。昨シーズンは力を発揮し切れなかった荻久保優里の台頭というプラス材料もあった。今節から再開されるリーグ戦。目標の5位以内へ向けて、1戦1戦、チーム一丸で戦っていきたい。
直近のRB大宮アルディージャWOMEN戦は、前半からボールを動かしてゴールに迫るも相手のペナルティーエリア内に入った後の精度と思い切りに欠け、先制点を奪えずにいると、前半37分、自陣でのパスミスに端を発して失点。1点ビハインドで折り返した後半もリスク管理の甘さを突かれて2点を追加された。その後は交代枠もフル活用して反撃に出ると、宝田が1得点1アシスト、池田がWEリーグファーストゴールと懸命に食い下がったが、無念の敗戦となった。決して悪い内容ではなかったが、「守備では、あと一歩寄せる、ラインを上げる。その“あと一歩”が足りない。攻撃も、崩しで工夫したり、関わる意識は出てきたけど、最後のワンプレーが雑だったり、マイナスのパスで逃げたり。もっと相手にとって怖いプレーを出さないといけない」と松田岳夫監督。今節は、ボールを運んだ先のやり切る力を発揮して、「ラストパスの質、ゴールへ向かってチャレンジする気持ち」(松田監督)を高めていきたい。N相模原はスタイルとしては大宮とよく似た部分もある。攻撃では2トップやサイドアタッカーの推進力とフィジカルを生かして力強くゴールに迫ってくる。セレッソとしては前節のような失点を繰り返さないよう、ボールの失い方には注意が必要だ。

前節の3失点を受けて、「リスク管理や取られた後の守備をもっと徹底しないといけなかった。ゴール前でももっと体を張って守備をしないといけない」(米田博美)、「大宮戦では強さを出し切れなかったことで試合にも負けてしまったと感じているので、次はそうならないように練習から高めていきたい」(中谷莉奈)と両CBは雪辱を誓う。今節は昨シーズンまでセレッソでプレーしていた筒井梨香が相手としてYANMAR HANASAKA STADIUMに戻ってくる。「梨香さんは、自分が落ち込んでいたり、プレーが良くない時に声をかけてくれたり、アドバイスもくれたり、助けてもらったことは多かった。チーム全体にも、いつもプラスの声掛けをしてくれていました」と米田。そうしたお世話になった先輩に対し、現在のセレッソを支える立場として負けられない。筒井と同期の脇阪も、「絶対に負けないです!」と闘志を燃やす。同じく同期の宝田は、セレッソだけではなく、中学生時代はJFAアカデミー堺第1期生としても一緒だった。それだけに、「お互いのことは分かっています(笑)」と対戦を楽しみにしている。マッチアップすることになれば、駆け引きとともに「得点も狙っていきます」と意欲を見せた。

今節へ向けた練習におけるゲーム形式では、球際の激しさも随所に見られた。自陣ペナルティーエリア内を想定した攻撃練習では貪欲にシュートで終わるシーンも多かった。攻守にアグレッシブに、ゴールと勝利を求めて戦うサッカー。大会こそ変わるが、前節の悔しさをぶつけ、リーグ再開初戦を勝利で飾りたい。
試合前日コメント
松田 岳夫監督

Q:直近のRB大宮アルディージャWOMEN戦からの改善点について
「戦術的な部分では、やろうとしていることはまとまってきています。でも最後は個の部分も大きい。守備なら、そこを潰せるかどうか。それが足りない。攻撃も、崩しで工夫したり、関わる意識は出てきたけど、最後のワンプレーが雑だったり、マイナスのパスで逃げたり。もっと相手にとって怖いプレーを出さないといけません」
Q:N相模原は強力な2トップがいて、フィジカルも強い。大宮と似た長所もある相手だが、今節、選手たちに求めることは?
「大宮戦も連係で崩されたというよりは、ミスからカウンターを受けた部分と、強さやスピードで(やられた)。そこを高めるためには、少しずつでも色んなことを改善していかないといけない。あと一歩寄せる、ラインを上げる。その“あと一歩”が足りない。一人ひとりの自覚に訴えかけていくことを今週は突き詰めていきたい。厳しいようだけど、『センターバックの出来で、このチームがどうなるか決まる』と本人たちにも言っています。攻撃のところでも、中盤で少しはボールが動くようになってきました。ただ、中盤でボールを動かすことに専念すると、今度はゴール前で力を使えなくなる。ラストパスの質、ゴールへ向かうチャレンジする気持ちはさらに求めていきたいです」
Q:相手のカウンター対策について
「まず前提としてカウンターを受けないこと、そのためにリスクマネジメントを徹底すること。大宮戦は、奪われ方も悪かった。横パスを奪われて、というシーンもあったので、そうしたミスは減らしていかないといけません。カウンターを受けた後にどう守るのかという部分ももう一度、徹底したい。ボールに食い付いて、早めに仕掛けた結果、相手にスペースを与えて失点する場面もあったので、どう守るかまた全員で見直していきたいです」
宝田 沙織選手

Q:なでしこジャパンとしてプレーした大会を振り返って
「優勝を目指して戦っていたので、最後はPK戦までいきましたが、勝ち切れて優勝できたことは大きかったです。自分自身、結果として6点取れたことも良かったです。トップ下でプレーしていたので、ゴール前に入っていくことは大事でしたし、どこにボールが来るか、という感覚は久しぶりだったので、やっていても楽しかったです」
Q:リーグ再開となるN相模原戦へ向けて
「カップ戦で出た課題を修正しつつ、リーグ戦で上位に食い込むためには勝点3が必要なので、勝ち切ることにこだわって戦いたいです。ノジマは大宮と似てロングキックをFWが収めてくる。前節の課題になった部分を修正できれば、自分たちのサッカーができると思います。縦に速い選手もいるので、守備では1発で背後を取られないように気を付けて、攻撃ではしっかりとボールを動かしてゴールを取りたいです」
