9/13 EL埼玉戦 Match Preview
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今シーズンのクラシエカップが開幕。昨シーズンのベスト4を超える結果を目指し、第1節から勝利を求めて戦い抜く
2026/27WEリーグクラシエカップが開幕する。今大会は大会フォーマットが一新され、グループステージ制から、出場全12チームで1つのリーグを戦う「リーグステージ方式」に変更。1リーグ制の中で各チームが8試合を戦い、上位6チームがノックアウトステージに進出する。初戦となるリーグステージ第1節、セレッソ大阪ヤンマーレディースは、ホームにちふれASエルフェン埼玉を迎える。
レギュレーションが変わった今大会だが、目の前の一戦一戦を全力で戦い、勝点3を積み上げていくスタンスは変わらない。「PK戦も含めて勝点を重ねていけば、次のステージに残っていけるチャンスがある。計算するより全力で、一つでも多く勝点を取ること。それが若いチームの成長にもつながるし、リーグ戦にも反映されていく」と松田岳夫監督も話す。EL埼玉をホームに迎える第1節。リーグステージ突破へ向けて幸先の良いスタートを切るべく勝点3だけを目指す。樋口靖洋監督が率いて3シーズン目のEL埼玉は、リーグ戦はここまで1勝1分1敗。直近の試合はAC長野パルセイロ・レディースと0-0の引き分けに終わったが、第2節ではホームでINAC神戸レオネッサを破るなど結果も残している。セレッソとしては、まずはリーグ開幕から続けている良い守備を発揮して、相手の攻撃を遮断したい。ミドルシュートが得意な選手も多いだけに、簡単に打たせないこと、寄せの速さも徹底したい。また、セレッソは直近のリーグ第3節・サンフレッチェ広島レジーナ戦では相手を追い詰めながら、決定打を放つことができずに0-1で敗れた。「シュート数が少なかった。奪ったボールをしっかりつなぐことは大事にしながらも、相手のゴールに近付いた時にシュートの選択肢が最後になってしまった」(松田監督)課題も出ただけに、この試合では奪った後に前向きな矢印を出して、積極的な姿勢でゴールに向かたい。
攻守に積み上げてきたサッカーを披露して勝利を目指すことは大前提として、クラシエカップのリーグステージで意識したいことはチーム力の底上げだ。「チャンスはいつ来るか分からない。訪れた時に、どう取り組むか。ミスを恐れていては、何も生まれない。『試合に出たい』という思いをプレーで表現して欲しい」と松田監督も話すが、巡ってきたチャンスをどう生かすか。選手一人一人の強い気持ちがプレーに乗っていくことに期待したい。現在はU-20女子ワールドカップに臨むU-20日本女子代表の活動で田子夏海と名和咲香が抜けているが、その2人に加えて第20回アジア競技大会に臨むなでしこジャパンに選出された宝田沙織もチームを離れた。田子不在の前線では、第2節のジェフ千葉レディース戦で先発してゴールも決めた高和芹夏が広島戦でもガッツあふれるプレーでチームを活性化させた。宝田不在のボランチも同様に、新たな選手の台頭でチーム力を高めていきたい。候補の一人は荻久保優里。「試合までの練習で積極的なプレーを出して、試合に出られるよう準備したい。誰かの代わり、というより自分自身の特長を試合でしっかり発揮したい」と静かに闘志を燃やしている。パンチ力のあるミドルシュートが魅力の米田エイミーも出場機会を狙っている一人。また、リーグ戦では途中出場でハツラツとしたプレーを見せている選手が久保田晴香。古巣相手に後半アディショナルタイムから出場した前節・広島戦については、「試合を見ながら自分が出たら何ができるか考えて準備していました。だからこそ短い時間の中でも、もっと結果につながるプレーを出したかった」と悔しさも滲ませた。「1分でも長く試合に出るために練習から取り組んでいますし、出た時間の中で何ができるかが大事」と現在の心境を話す。プレータイムを伸ばすべく、クラシエカップでアピールしていきたい。現在は2人体制のGKは石田心菜に出番が回ってくる可能性もある。出場すればWEデビューとなる守護神。ピッチに立てば、そのプレーにも注目だ。

昨シーズンの同大会ではクラブ史上初となるグループステージ突破を果たし、ベスト4へ進出。RB大宮アルディージャWOMENとの準決勝に敗れてファイナル進出こそ逃したが、躍進を遂げた。今大会の目標は、昨シーズン届かなかった頂点。そうした大きな目標も胸に持ちながら、まずは初戦。ホームで戦う地の利も生かし、「妥協せず、全力で臨み」(松田監督)、勝点3を掴み取る。
試合前日コメント
松田 岳夫監督

Q:いよいよ開幕する今シーズンのクラシエカップへ向けて
「チームとしては、リーグ戦もカップ戦も関係なく、1戦1戦、勝利を求めて戦うだけです。代表(に招集されている)の関係でメンバー構成は変わってきますが、いろんな選手にチャンスも来るということで、チーム全体を高めていく期間にしたいと思っています」
Q:一戦必勝の姿勢は変わらない中で、チーム全体の底上げも行っていきたい?
「人が少ないので、意識しないと競争になりません。そこはこっちも煽るし、選手も危機感を持って欲しい。いろんな形で競争力を上げていけるようにしたいです。チャンスはいつ来るか分かりません。訪れた時に、どう取り組むか。ミスを恐れていては、何も生まれません。『試合に出たい』という思いをプレーで表現して欲しいです」
Q:ちふれASエルフェン埼玉もアジア大会やU-20ワールドカップで選手が抜けています。そうした相手の事情は関係ないとは思いますが、今節に向けての意気込みをお願いします
「相手もリーグ戦からメンバーは変わると思いますが、そこは我々が気にすることではないですし、我々が優位に立ったわけでもありません。今のちふれは色んな可能性を持ったチームです。INACに勝利して結果も残しています。我々としては、相手の良さを消すことはもちろん、自分たちの良さも100%出していかないと結果につながっていきません。妥協せず、全力で臨む。チャレンジャーのつもりで戦いたいと思います」
宮本 光梨選手
Q:リーグ戦3試合を終えて、どのようなシーズンの入りになったと感じていますか?
「チームとして守備の奪いどころを定め、連動して奪える部分は増えていますし、攻撃でもゴールに向かうシーンも増えたので、プラスの部分も多く出せていると思います。全体での意思疎通も取れていますし、思い描いている攻撃の像、守備の像は合ってきていると思います。昨シーズンよりできることは増えていると思いますが、シュートやゴールに向かうプレーは増やしていきたいです」
Q:そうした中で、自身のプレーを振り返ると?
「昨シーズンより、攻撃でできることは増えたかなと思います。守備での寄せも出せているシーンはありますが、まだまだどっちも足りない部分はあります。サイドチェンジやパスの精度はもっと高めていきたいですし、推進力を出すために攻撃でもっと関わることは、いま取り組んでいる課題です」
Q:クラシエカップが開幕します。第1節へ向けた意気込みをお願いします
「初戦は大事ですし、勝つことが第一の目標です。チーム全体としてシュート数も増やしていきたいですし、自分もチャンスがあれば、ミドルシュートを狙っていきたいです」
Q:今シーズンは副キャプテンも任されています。どのような思いでチームを引っ張っていく?
「今までは(脇阪)麗奈さん、さおちゃん(宝田沙織)が引っ張ってくれていましたが、松田監督からは、『上だけが引っ張るのではなく、中堅層から、年齢に関係なく全員で引き上げていきたい』という話もいただきました。(キャプテンの中谷)莉奈を支えながら、せり(同じ副キャプテンの高和芹夏)もエネルギッシュに引っ張ってくれるので、自分は2人の背中を押していこうと思います(笑)」
