9/5 広島戦 Pick Up Player【脇阪 麗奈選手】
- 9/5 広島戦
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試合ごとに丸橋 祐介アンバサダーが注目選手を選出
「Pick Up Player」
サンフレッチェ広島レジーナ戦は 脇阪 麗奈選手
開幕のアルビレックス新潟レディース戦。0-1で迎えた88分、久保田晴香のクロスを左足で巧みに止めると、右足でGKの頭上を越すシュートを決めた。劇的なゴールにより、土壇場で勝点1をもたらした試合後、背番号10の口から出たのは今季に懸ける思いだった。
「昨シーズンは悔しい思いばかりしていました。なかなか結果も出せていなかったので、何か変えないといけないと思い、『キャプテンを辞めたい』とクラブに相談しました。受け入れてくれたクラブに感謝しています。その分、結果で返そうというところで、チームとしての今シーズン初ゴールを決めることができて良かったです」。
WE参入後、3シーズン連続で務めていたキャプテンの座を自ら降り、後輩に託すとともに、“プレーで引っ張る”。その覚悟を開幕戦から結果で示すと、続く第2節でも79分、浅山茉緩のクロスを冷静にトラップ、ゴールへ流し込み、試合を決定付ける3点目を奪った。「今シーズンはゴールでも貢献しようと思ってスタートして、ここまでいい感じに来過ぎているので心配(笑)」と冗談めかすが、ゴール前での決定力は研ぎ澄まされている。

そうした活躍に対して、「選ばないわけにはいかないでしょう(笑)」と丸橋祐介アンバサダーが今節のピックアッププレーヤーに推薦。昨シーズン終盤から前線のポジションを主戦場としている中で、「今年はゴール前に入って行くシーンが多い。ゴール前での落ち着きも感じます」と丸橋アンバサダーも話す。田子夏海が不在の前節は1トップで先発。「小学生以来」(脇阪)というFWでのプレー。現在お手本にしている選手は、かつてセレッソでもプレーしていたレオ セアラ(鹿島アントラーズ)。「ワンタッチゴールも多いので、ポジションの取り方やマークの外し方は見ながら勉強しています」(脇阪)と研究に余念がない。
決定力に加えて、「守備でスイッチを入れることも脇阪選手の良さ」と丸橋アンバサダー。
脇阪を前線に置くもう一つの理由がプレスだ。「ハードワークは自分の持ち味。自分が走っていたら付いてきてくれると信じて頑張っています」(脇阪)。相手のボランチを背中で消す守備も含め、「(プレスの)頭を決める」(松田監督)役割を果たしている。前回の広島戦後、「相手の特長として、前に速い選手がいるので、(プレスに)行き過ぎるとショートカウンターで裏返されてピンチになる。前への行きづらさはありました」と振り返っていたが、“行く・行かない”の判断を含め、守備のスイッチをどう入れるかはカギになる。
今節のポイントについて、「早い時間帯に失点しないこと。入りが課題。そこを超えたらいいゲームに持っていけると思う」(脇阪)と見据える。相手を勢いに乗らせないためにも、入りの10分、15分しっかりと守備で圧力をかけたい。その上で、試合を通して何度、相手のペナルティーエリア内へ入っていけるか。訪れたチャンスで決定力を発揮し、3戦連発と勝利を目指す。
