8/30 千葉L戦 Match Preview
- 8/30 千葉L戦
- メディア
今シーズン初勝利を目指す敵地でのジェフ千葉レディース戦。守備の練度、攻撃の決定力向上がカギ
2026/27WEリーグ開幕戦から中6日。セレッソ大阪ヤンマーレディースは、ジェフ千葉レディースのホーム・フクダ電子アリーナに乗り込み、WEリーグ第2節に挑む。今シーズン初勝利を掴むべく、チーム一丸で戦う。
開幕のアルビレックス新潟レディース戦は、10分に先制されるも88分、脇阪麗奈のゴールで追い付きドロー。3,000人を超えるホームのサポーターの前で最後まで諦めない姿勢を示したことは、今シーズン全体にもつながっていく。特に前半の途中から後半にかけては主導権を握り、怒とうの攻めを展開。そのスイッチを入れたのは、クラブの公式戦最年少出場記録を更新した16歳の林祐未。持ち味である細かなステップからのドリブルで経験ある新潟Lの選手たちを翻弄。あと少しでゴールというシーンも作った。また、「今日の収穫は途中で入った選手たちが自分の持ち味をしっかりと出してくれたこと」と指揮官も称えたように、途中出場の高和芹夏、武内マイア、久保田晴香の3選手がギアを上げた。チームにパッションを注入した高和は、「自分の持ち味であるハードワークは常に求められていますし、ゴールへ向かう姿勢は出そうと思って試合に入りました」と振り返る。WEデビュー戦となった武内も、「ピッチに立った瞬間はGratefulでめっちゃ嬉しかった!何分でも、出たらゴールを取ろうと思っていました」と明かす。今節はU-20女子ワールドカップに臨むU-20日本女子代表の活動で田子夏海が不在。その“代役候補”となる2人は今節のキーマンだ。前節はシュート数で16対6と新潟Lを圧倒。ここまでシュート数で大差をつけたゲームは、昨シーズンは少なかった。「ボールの動かし方や人の関わり方はかなり意欲的に取り組んできました」と開幕前に松田監督が話した言葉をピッチで具現化した。もっとも、だからこそ決定力の課題も浮かび上がった。新潟Lの守護神・平尾知佳の好守、ディフェンス陣の堅守はあったにせよ、ラストパスの質、クロスへの入って行き方は工夫が必要だ。今節は「あと1本のところ。ゴール前に入っていく迫力はもっと出していきたい」(高和)。

千葉Lは開幕戦では日テレ・東京ヴェルディベレーザのホームで戦い、1-2で敗戦。それでもシュート数では上回り、RB大宮アルディージャWOMENから加入した井上綾香のゴールで先制点も奪った。アシストは10番の小川由姫。「昨季は小川選手が前でボールを引き出して起点になっていました。今季もそこは変わりませんが、そこにプラス今季は井上選手がいる分、さらに裏を狙う攻撃も増えています」と松田監督。“小川─井上”のホットラインは今節も要警戒だ。対峙する四本帆夏も、「スピードや推進力がある選手なので、個で負けないこと、しっかり声を掛け合いながら、うまく対応して守りたい」と見据える。また、四本と同学年、角谷瑠菜のドリブルも千葉Lの武器。開幕戦では左サイドからカットインしてクロスバーを直撃するシュートも放った。「仲はいいですが、お互い意識しているので、彼女にも負けないように頑張りたい」と四本。対面する機会が増えるであろう米田博美も含め、対応にあたる選手はしっかりと寄せていきたい。スペイン人指揮官、カルメレ トレス監督2年目の千葉L。つなぐサッカーを押し出してくる相手に対し、セレッソとしては、どうボールを奪うかプレスの連動性がカギになる。開幕戦の立ち上がりは「(プレスの)頭が決まらず、ボールに対してアプローチできなかった」(松田監督)課題も出ただけに今週の練習では守備の確認に時間を割く様子も見られた。良い奪い方から良い攻撃へ。鋭いカウンターも繰り出しながら、ゴールに迫り、得点を奪いたい。

今季初のアウェイとなる今節。開幕戦で掴んだ勝点1をプラスに捉えつつ、さらに高みを目指すためには今節での勝点3は必須。拮抗した展開が予想される中、安易な失点は防ぎ、貪欲にゴールを求めて勝利を掴み取る。
試合前日コメント
松田 岳夫監督

Q:アルビレックス新潟レディースとの開幕戦では最後に追い付いて勝点1を得ました。今節は勝点3が求められる試合になる?
「開幕戦は最後に追い付いて勝ったような雰囲気になっていますが、そうではないので。まず、少ないチャンスで開始早々に決められてしまうことは昨シーズンから引き続きの課題。守備の軽さは感じるので、そこは改善しないといけません。もちろん、追い付いたことは評価できますが、あれだけチャンスがあって決め切れなかったことも課題。ゴールには近付けたけど、決定力は1つ、2つ、3つぐらい要素が足りません。そこは詰めていかないといけないと思っています。上位へ行くためには、あのような試合を勝ち切るチームにならないといけません。何より先制点は大事です。追いかける展開にすぐなってしまうことは良くありません」
Q:ビルドアップが巧みなジェフ千葉レディース相手に、いかに良い守備から良い攻撃に移れるかが今節のカギになりそうだが?
「千葉とは昨年も対戦して、それぞれの上手さは感じています。開幕のベレーザ戦を見ても、勇気を持ってボールを動かそうとする意志は感じました。ただ、決められた法則もやや感じるので、そこをウチが潰していければチャンスはあるかなと思います。時間をかけて攻撃すると、しっかり守られて崩すことが大変になる。やはりカウンターは持っておかないといけません。そのためにはどうボールを奪うかが大事になります。切り替えのところはどのゲームもそうですが、そこを制したチームがゲームを制するところもあるので大事にしていきたいです」
和田 麻希選手

Q:新潟Lとの開幕戦を振り返ると?
「前半はペースを掴むのが難しかったですが、徐々に自分たちが思っているサッカーはできたと思います。シュート数も相手より多かったですが、チャンスで決めることができなかった。決め切れていたら、勝利にも近付けた試合だったと思います。ゴール前までは行けましたが、中と合わせる部分でもっと工夫できたら良かったので、まだまだ自分もチームも伸びシロはあると思います」
Q:今節に向けての意気込みをお願いします
「前節は最後までドリブルにこだわって、ごちゃごちゃってなったところも多かったので、ドリブルの武器も見せながら、クロスや遠めからのシュートも狙って、自分がゴールを決めてチームを勝たせたいです」
試合情報
