第2節
2026.8.30日
ジェフ千葉レディース
蓮輪 真琴 (85')
1
AWAY
FULL TIME
3
フクダ電子アリーナ
0-2
1-1
セレッソ大阪ヤンマーレディース
宝田 沙織 (24')
高和 芹夏 (30')
脇阪 麗奈 (79')
フクダ電子アリーナ
1,087人
ギャラリー
MATCH REVIEW
監督コメント
松田岳夫監督
「アウェイのナイターにも関わらずサポーターの方に来ていただいて、その前で勝利を収めることができました。非常に喜ばしい気持ちでいっぱいです。ゲームの方は、立ち上がりから苦しい時間帯がありましたが、そこはゲームに入る前からある程度イメージはしていました。そこをどう我慢できるかがこのゲームの一つのポイントだったと思います。ベースは選手のハードワーク。その上で、我々が積み上げてきた技術、戦術を出していこうと。途中から入った選手も含めて、ベースのハードワークの部分は全員で共有できた。そこが今日の勝利の一番のポイントになったと感じています。またすぐ第3節が来ますが、これをしっかり体に刻んで、次のゲームに臨みたいと思います」
Q:今日の試合に入るにあたってのイメージについて。また、攻撃は途中までは足元、足元が続いていた中で、1点目、2点目はうまく相手の背後を取ったが?
「守備に関して言えば、今シーズンの第1節も含め、昨シーズンからジェフさんのポゼッションするサッカーは感じながら、そこに対してどう対応していくかをイメージしていました。ズルズルラインを下げず、しっかりとボールにアプローチをして、サイドで奪おうと。特に(千葉Lの)シャドーの選手が落ちてボールを受ける傾向にあったので、そこに関してはしっかりと付いていって、プレッシャーをかけることはチームとして共有できました。どこでどの選手から奪うか、ある程度イメージできたことが大きかったなと思います。(ボール保持からの攻撃については)最初の時間帯は、奪ってから足元、足元になりましたが、相手が前からプレッシャーに来る中で、最初の段階では相手もバランスの良い守備をしていましたが、2度追い、3度追いしてくる中ではギャップも生まれていました。そのギャップをしっかりと突くために、奪った後、ボールを動かす中で背後に意識を持っていこうと。飲水タイム後ぐらいにその意識に切り替えて、流れができたかなと思います」
Q:立ち上がりはジェフにサイドをやられていたが、前半のうちに修正したことについて
「(サイドに落ちる選手に対して)センターバックが行くのか、ウイングバックが行くのか、ボランチが行くのか、整理できたことが大きかったと思います。最初はセンターバックが付いていくイメージでしたが、相手のやり方を見ていきながら、誰がファーストディフェンダーとしてアプローチに行くか、ある程度ベンチから伝えていけたのかなと思います」
選手コメント
宝田沙織選手
Q:和田選手からのクロスを胸トラップして見事に流し込みました。先制点のシーンを振り返ると?
「コントロールした時に少しミスったんですけど、GKが出てきてたのが見えたので、なるべく早くシュートを打つことを考えて触ったら良いところに転がってくれました(笑)」
Q:昨シーズンもアウェイの千葉L戦でゴールを決めています。相性の良さも感じますか?
「相性の良さというよりは、チーム全員が最初からしっかり走って、ゴールに向かえたので、それをしっかり得点につなげることができたことは嬉しく思います」
Q:前半から守備が上手く機能していたと思います。練習の成果が発揮された?
「練習でしっかり守備の確認をしていて、それが前半は上手く行えたので、流れに乗っていけたことが良かったと思います」
Q:次節、サンフレッチェ広島レジーナ戦へ向けての意気込みもお願いします
「今日、勝てたことは良かったので、しっかり切り替えて広島戦に備えて、ホームで勝点3を取れるように頑張ります!」
高和芹夏選手
Q:四本選手のパスに抜け出して見事にGKとの1対1を決めました。走り出すタイミングも含め素晴らしかったですが、得点シーンを振り返ると?
「シャドーというポジションだったので、相手の背後を狙うことはチームとしても狙っていました。足元だけではなく、背後に抜け出すことを今日は意識して、それを体現できました。帆夏もしっかり自分のことを見てくれて、いいボールが来ました。GKとの1対1も落ち着いて決めることができて良かったです」
Q:でんぐり返しのゴールパフォーマンスも決まっていたが?
「昨シーズンからやろうと思っていたのですが、なかなかゴールが取れずに昨シーズンはできていなかったので、今シーズンはこれからもパフォーマンスを続けていけるように、たくさんゴールを取りたいと思います(笑)」
Q:前半から守備が上手く機能していたと思います。脇阪選手、百濃選手とのプレスで意識していたことは?
「麗奈さんがファーストディフェンダーになってくれることが多く、麗奈さんと実結香と私で連動すること、2度追いすること、ハードワークすることは意識していました。それが上手くハマりました」
四本帆夏選手
Q:チームの2点目につながった高和選手へのフィードは出し手と受け手のタイミングが完璧だったが、振り返ると?
「芹夏さんが動き出しているのを見て、自分も出せるタイミングだったので上手く出せました。出せるタイミングがあれば背後を狙うことは試合を通して意識していますし、1本のパスで(得点まで)完結できるプレーヤーになりたいと思っています」
Q:前半9分、2本連続で相手のシュートをブロックしたシーンがありました。試合を分けるポイントの一つだったと思います。しっかりと体を張れた?
「試合前に松田監督からも『ゴール前は体を張って無失点でいこう』という話をもらっていました。チーム全体としても意識していましたし、自分も意識してプレーしました」
Q:後半は押し込まれる展開になりましたが、終盤の疲れが出る時間帯でも大きくクリアするなど頼もしかったです。終盤の時間帯で考えていたことは?
「3-0という展開で、途中まではしっかり守れていたのですが、最後の1失点は悔しいです。ゼロにしていかなければいけないと思っています。1失点してからは、『もう失点できない』とみんなで話はしていたので、そこも踏まえて最後までプレーできたと思います」
脇阪麗奈選手
Q:苦しい時間帯で試合を決定づける3点目を決めました。浅山選手からのパスを受けて冷静に流し込みましたが、得点シーンを振り返ると?
「まひ(浅山)がボールを出してくれると信じて走り続けたら、いいパスをくれたので、流し込むだけでした」
Q:2試合連続ゴールは自身初だと思いますが、2試合連続で決めた感想は?
「みんながつないでくれたボールを決めただけなので、みんなに感謝したいです。満足せず、まだまだゴールを狙い続けたいです」
Q:前半から守備が上手く機能していたと思います。前節の入りの課題も受けて、練習の成果を発揮できた?
「守備には行っていたのですが、ジェフもつないできてきつかったですが、みんなを信じて走り続けた結果、(後ろで)回収してくれたので、頑張って走って良かったなと思います」
Q:次節、サンフレッチェ広島レジーナ戦への意気込みもお願いします。
「まだ勝ったことがない相手ですが、しっかりホームで勝って、いい順位でカップ戦を迎えられるようにしたいです」




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ハードワークをベースに攻守で機能。敵地で3得点を奪い、今シーズン初勝利を飾る
2026/27WEリーグ開幕戦から中6日。セレッソ大阪ヤンマーレディースは、ジェフ千葉レディースのホーム・フクダ電子アリーナに乗り込み、WEリーグ第2節に臨んだ。先発は新潟L戦から1人変更。U-20女子ワールドカップに臨むU-20日本女子代表の活動で不在の田子夏海に代わり、高和芹夏が2シャドーの一角に入った。
立ち上がりからボールをつなぐ千葉Lに対し、セレッソは前線の1トップ2シャドーが前からプレスをかける。4分には高い位置で高和がカット。持ち前のハードワークをこの試合でも開始から全開にして相手に向かった。7分には、逆に千葉Lの良い守備からセレッソがピンチ。高い位置で奪われて小川由姫から井上綾香にパスが渡るも、シュートは米田博美がカバー。9分にもセレッソにピンチ。サイドに下がって受ける小川を起点に千葉Lに自陣左サイドを崩されると、最後は中央で決定的なシュートを打たれたが、四本帆夏が体を張ってブロック。試合後、「試合前に松田監督からも『ゴール前は体を張って無失点でいこう』という話をもらっていたので意識してプレーしました」と振り返った四本だが、この場面はこの試合、最初の大きなポイントだった。その後も千葉Lにボールを握られる時間が続いたが、粘り強い守備を続けていくと、次第に自分たちがボールを保持する時間も作り始める。良い守備から攻撃も継続していくと、24分、先制に成功。自陣左サイドで相手3人の集結を外して展開した林祐未のプレーを起点に宮本光梨、高和、脇阪麗奈、四本とつなぎ、四本が右サイドへ展開。和田麻希のクロスに対し、ファーで受けた宝田沙織が胸トラップから足を伸ばしてシュート。前に出てきたGKの逆を突き、ゴールに流し込んだ。欲しかった先制点を奪うと、飲水タイム明けの30分にも追加点。前線で斜めに抜け出した高和へ四本が絶妙なパスを送ると、相手DFラインの背後を取った高和がGKとの1対1を冷静に沈めて2点目を奪った。これで完全に主導権を握ったセレッソは、以降も相手の背後を突く形で3点目を狙いにいく。前半アディショナルタイムには井上にシュートを許したが、GK西中麻穂ががっちりキャッチ。失点もゼロで防ぎ、前半を2-0で折り返した。
後半は開始から2人選手を代えて変化を付けてきた千葉Lに対し、セレッソは守勢に回る。60分までの15分で何度も決定機を作られたが、GK西中を中心とした守備陣の奮闘と相手のシュートがポストに当たる幸運もあり、この時間帯を無失点でしのぐことに成功した。後半は守備に追われて攻撃に移れずにいたが、60分を過ぎたあたりから保持の時間も作ると、64分に決定機。米田のパスから右サイドの背後を取った和田がマイナスに折り返し、走り込んだ宝田がフィニッシュ。ただし、ニアを狙ったシュートはGKに防がれた。73分に最初の選手交代を行ったセレッソ。高和に代えて浅山茉緩を投入すると、その浅山が大きな仕事をやってのける。79分、セレッソがカウンターに出ると、ハーフウェーライン付近で米田からのパスを受けた浅山が右サイドでボールを運び、逆サイドへ大きくクロス。フリーで受けた脇阪が丁寧にボールを止めて、右足インサイドで正確にゴールへ流し込んだ。苦しい時間帯で得た待望の追加点。開幕戦に続き2試合連続ゴールとなった背番号10は、「みんながつないでくれたボールを決めただけ。みんなに感謝したい」と仲間を称えて笑顔を見せた。85分、千葉Lの蓮輪真琴に強烈なミドルシュートを決められ1点を返されたセレッソだが、以降は後半アディショナルタイムも含めて集中を切らさず3-1で勝利。見事、敵地で今シーズン初勝利を手にした。
「ベースは選手のハードワーク。その上で、我々が積み上げてきた技術、戦術を出していこうと。途中から入った選手も含め、ベースのハードワークの部分は全員で共有できた。そこが今日の勝利の一番のポイントになったと感じています」と試合後に総括した松田岳夫監督。まさに攻撃と守備を支える走力を全員が発揮して掴んだ勝点3。ホームに戻ってサンフレッチェ広島レジーナを迎える次節も、この試合で見せたハードワークを継続して連勝を目指す。