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5/3 千葉L戦 Match Preview

  • 5/3 千葉L戦
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今シーズン最後のアウェイ戦。前節から攻守に修正を図り、リーグ戦としては7試合ぶりの勝利を目指す

 
敵地でのノジマステラ神奈川相模原戦から中6日。セレッソ大阪ヤンマーレディースは、再び敵地に乗り込み、2025/26 SOMPO WEリーグ第20節、ジェフ千葉レディース戦に挑む。今シーズンのリーグ戦も残り3試合。積み重ねてきた力をしっかりとピッチで発揮し、第13節・ちふれASエルフェン埼玉戦以来、リーグ戦としては7試合ぶりの勝利を目指す。
 
前節のN相模原戦は、前半は拮抗した展開で進むも、27分、背後へのロングボールに抜け出されて失点。追いかける展開となった後半は焦りもあってか、ボールをつなぐ場所が狭くなり、内に内に入って、相手のプレスに遭う場面も多かった。サイドを変えたり、背後を狙ったり、ボランチでプレーした宝田沙織は前半からピッチを広く使う意識も高かったが、チームとしての課題も感じていた。「中を使いつつサイドを突く、相手を動かすことを狙っていたのですが、それが前節はできなかった。やりたいサッカーができなかった時の修正力が足りない。自分たちの判断で変えられないことは課題です。試合中に変えていけるようになっていかないといけない」(宝田)。相手を見ながらサッカーをすることは難しいテーマではあるが、プレスの矢印を裏返すことや空いているスペースを上手く見つけてシュートにつなげていくことなど、ピッチで臨機応変に対応していくことが求められる。守備では、今節はボールをつなぐ千葉Lに対してプレスの取り所をしっかり定めて奪うことが重要になる。「前節はどこからプレスに行くのか、1試合を通して曖昧なまま進んでしまった」(松田岳夫監督)守備の修正も今節のポイントだ。
 
選手個々では、クラシエカップ準決勝・第2戦で奮闘した高和芹夏に注目。この試合では4-2-3-1のトップ下で先発し、ピッチの中でひと際大きな輝きを放った。「真ん中で自分の良さを出せたと思います。楽しさもあって、どんどんボールに関わりながらプレーできました」と、この試合を振り返る。前節も後半途中から出場し、終了間際にはゴール前に進入してクロスバー直撃のシュートを放った。「味方との距離も意識して、上手く立ち位置を取りながら前を向いてプレーしたい。トップ下で出るならアシストも含めて得点に絡みたい」と今節に臨む意欲を示した。また、優勝したAFC U-20女子アジアカップから戻り、復帰後初戦となった前節について田子夏海は、「個人的にも全然ゴールに向かえず、ボールを受ける回数も少なかった。ボールに関わる回数が少なかったので、自分自身のプレーを振り返って、悔しいところしかありません」と唇を噛みしめた。今後も厳しいマークを受けることは必至だが、それを打開して得点を取れるようになれば、成長速度はさらに増していく。「試合の中で雰囲気を変えるプレー、自分がゴールを決めるという強い気持ちで臨みたい」と熱い思いを滾らせるストライカーのプレーにも期待したい。
 
素晴らしい内容で勝利したクラシエカップ準決勝・第2戦から一転、前節のN相模原戦は低調な内容で0-3の完敗に終わった。そうした波の大きさはこのチームの課題。「(勝った後は)無意識でどこか緩んでしまう。常に危機感を持ってプレーすることは上位にいるチームの特長ですが、それがこのチームには足りません」と松田監督。今週の練習では、オフ明け初日に走る量も含め、厳しく取り組んだ。「波のある試合をしていることは事実。そこは全員で変えていきたい」。チームを引っ張る脇阪麗奈と宝田沙織は口を揃える。「松田監督になって積み上げてきたものが表現できるようになってきたからこそ、それを継続できたらもっと上の順位も狙える。ラスト3試合、やってきたことを積み上げて来年につなげていきたい」(脇阪)。チャレンジの1年を右肩上がりで締め括るためにも、今シーズン最後のアウェイ戦となる今節を勝利で飾りたい。

試合前日コメント

松田 岳夫監督


Q:完敗した前節を受けて、今節に向けてどのようなアプローチをされていく?
「いいゲームをした後に前節のような試合をしてしまうことが、このチームの課題です。もちろん、『しっかり戦う』『勝ちたい』という気持ちはみんなが持っています。そのような意識はあるのですが、(勝った後は)無意識でどこか緩んでしまう、妥協してしまう、人任せになってしまう。一つのゲームに対しての思い、常に危機感を持ってプレーすることは上位にいるチームの特長ですが、それがこのチームには足りません。ピッチ上のことで言うと、判断ができない。守備にしても、どこからプレスをかけるのか。戦術的に伝えても、どこから行くのかというところが曖昧になって、どこからも行けなくなる。それが前節は1試合を通して続いてしまいました。サッカーは判断しないといけない。守備なら自分たちでどうスイッチを入れてボールを奪うか。攻撃ならどうボールを運んでゴールを奪うか。判断できないなら、やるべきことを明確にしていくしかありません。判断の要素を少なくすること。個の特長が生きるように、システムも含めて考えていきたいです」


中谷 莉奈選手


Q:今シーズンのここまでを振り返ると?
「まだまだ課題も多いですが、試合に出させてもらう機会が増えて、今までとは違った成長の仕方ができていると思います。試合に出て、学びを得て、その繰り返しができている日々だと感じています。プレーの面では、松田さんが監督になってから、ボールを受ける前のポジショニングや準備をより意識的にやるようになりました。そこは今シーズンで伸びているところだと思います」

Q:今節に向けた意気込みをお願いします
「ディフェンスとしては、失点が多いことが引っかかります。まずは絶対に失点しないことから始めて、攻撃では選手同士のつながりを増やしてゴールを取って、勝ちたいです。自分自身、最近はスプリントが少ないと感じているので、自分もゴールを取る気持ちで前に関わっていきたいと思います」

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