• X
  • LINE
  • Facebook

4/26 N相模原戦 Match Preview

  • 4/26 N相模原戦
  • メディア

クラシエカップ準決勝・第2戦から継続性を示して勝利につなげることができるか。セレッソ大阪ヤンマーレディースの真価が問われる一戦

 
2025/26 WEリーグ クラシエカップ準決勝・第2戦、RB大宮アルディージャWOMEN戦から中6日、セレッソ大阪ヤンマーレディースは、舞台をリーグ戦に移し、敵地でノジマステラ神奈川相模原との2025/26 SOMPO WEリーグ第19節に挑む。

ホームでのクラシエカップ準決勝・第1戦に1-5で敗れて迎えたアウェイでの第2戦。90分で突破を決めるためには5点差、2戦合計スコアで延長に持ち込むためには4点差を追い付く必要があった。難しい条件ではあったが、開始6分に先制すると、16分に2点目。早い時間帯で得点を重ねて気運を高めていく。25分に1点を返されたが、前半終了にかけても好機を作ると後半に入り、60分に3点目。その後も幾度となく大宮ゴールを脅かした。結局、以降はネットを揺らすことはできず、無念の準決勝敗退となったが、逆転を信じてスタジアムで、画面越しで応援してくれたファン・サポーターの気持ちに訴える試合を見せることはできた。北原朱夏の先制点を鮮やかな突破で導いた百濃実結香は第2戦を振り返り、「自分も含めて決め切らないといけないシーンは多かった。そこを決めていたら、という新たな悔しさも出てきます。第1戦の戦い方の悔いも消えてはいません」と消化し切れない思いも明かしつつ、第2戦の内容については、「こういう試合を続けていかないといけないと思ったし、やっていて楽しかったことは楽しかったです」と、人もボールも動くサッカー、人数をかけて相手ゴールに迫るサッカーの手応えは感じた。第1戦について、「試合開始から相手を怖がっていた。つなげるのにつなげない。逃げるパス、逃げるパスになってしまった」と叱咤した松田岳夫監督も、第2戦については、「試合の中で数的優位を作りながら、意図的に相手のコートに入っていけた。相手のボックス内でのアイディアや関わりは今までのゲームより増えた」と評価。「簡単に言えば、『やればできる』と分かった試合になりました。ただ、あの試合は状況がスイッチを押してくれた。自分たちで押したスイッチではない。自分たちで押せるようになることが大事。秘めたプレーを常に出す、アウトプットできるようになっていかないといけません」と次なるテーマを掲げた。

常時、持てる力を出すことは簡単なことではないが、それができるようにならないと、常に勝ち続けていくチームにはなれない。そのために必要なことは、技術もそうだが、メンタルの部分。どんな状況でも自分を出して、ピッチで表現していく強さを手にしたい。現在のチームは1シーズンを通しても、1試合の中でも波がある。そうした課題を選手たちも理解しているからこそ、直近の試合で見せたプレーに奢らず、過信せず、足元を見つめている。百濃は話す。「自分たちは、いい試合をした後で負けてしまうことも多い。そういう部分は自分たちの課題。第2戦のいいイメージを持つだけではなく、できなかったことにも目を向けたい。第2戦で足りなかったラストパスやクロスを合わせていくところは、この1週間の練習でもっと突き詰めたい」。得点を取る部分に関しては、頼もしい選手が帰ってきた。3得点を決めて、AFC U-20女子アジアカップ優勝に貢献した田子夏海だ。グループステージ初戦のインド戦、グループステージ首位通過を決めたオーストラリア戦、さらにはU-20女子W杯の出場権が懸かった準々決勝ベトナム戦と、重要な試合、節目でゴールを決めて、チームを引っ張った。もっとも、田子自身は、「優勝は嬉しかったです」と素直に喜びを表現しつつも、「1試合1得点を目標にしていた中で、3点しか決めることができませんでした。ゴール前でもっと脅威になることや、もっとゴールへ向かう自分のパターンを増やしていかないといけないと感じました」と、満足することなく今大会でのプレーを振り返る。9月に行われるU-20女子W杯へ向けても、「メンバーに選ばれたらアジアカップ以上の活躍をしたいですが、まずは自チームで結果を残すことが大事」と目の前の一戦一戦を積み重ねていく重要性を話す。帰還後初戦となる今節へ向けても、「今シーズン残り試合も少ないので、全勝できるように、自分が点を決めて勝てるように頑張ります!」と気合いを入れた。

「前回の大宮戦では、守備も攻撃もチームとして共有できたことは多かった。前回やれたことをこの試合でも表現できるか。チームにとって、ここから上に行けるか分岐点になります」。今節に向けた意気込みを松田監督はこう話した。第2戦の試合後、「リーグ戦につなげたい思いが強い」と話したのはキャプテンの脇阪麗奈。継続性を示して勝利につなげることができるか。セレッソ大阪ヤンマーレディースの真価が問われる一戦となる。

試合前日コメント

松田 岳夫監督


Q:RB大宮アルディージャWOMENとのクラシエカップ準決勝・第2戦を振り返って
「簡単に言えば、『やればできる』と分かった試合になりました。ただ、あの試合は状況がスイッチを押してくれた。自分たちで押したスイッチではない。自分たちでスイッチを押せるようになることが大事。あのようなプレーを、やればできる。その秘めたプレーを常に出す、アウトプットするだけです」

Q:「常時、持てる力を出せるようになること」は簡単なことではないと思いますが、それができるようにならないと、常に勝ち続けていくチームにはなれない?
「そうです。試合中のプレーは普段のトレーニングから出ます。(常に出せる力を)身に付けていくことは本当に大変ですが、一人一人が意識してやらないと、チーム全体も変わっていきません。もちろん、やれている選手は、ずっとやれています。今まで(コンスタントに)やれていない選手が少しそういう気持ちを持てるようになってきたことも感じています。やり続けていけば、(常時、力を出せる)人数も増えていくし、質も上がっていく。繰り返しやっていくしかありません」

Q:今シーズン5度目の対戦となるノジマステラ神奈川相模原戦へ向けて
「前回の大宮戦では、守備も攻撃もチームとして共有できたことは多かった。今回の相手も長いボールを蹴ってきたり、裏を狙ってきたり、というチームなので、戦術的には大宮戦が生きてくると思います。前回やれたことをこの試合でも表現できるか。チームにとって、ここから上に行けるか分岐点になります」


和田 麻希選手


Q:RB大宮アルディージャWOMENとのクラシエカップ準決勝・第2戦を振り返って
「追い込まれた状況ではありましたが、松田監督も『サッカーをして勝とう』と言われていました。自分たちのサッカーを出して勝てたことは良かったです。いい試合はできましたが、自分ももっと決めるチャンスはあったので、悔しさも残る試合になりました」

Q:ドリブルで長い距離を運んで得点も決めました。改めて自身の力を認識した部分もあったのでは?
「はい(笑)。あの試合はとにかく得点が必要だったので、推進力を出すことを意識していました。カウンターでもどんどん前に出て行こうと思っていたので、あのプレーにつながったと思います。ただ、その後のチャンスシーンでは、もう少し冷静になれていたら、打たずにもう一度切り返して狙えたなと、終わってから反省しました」

Q:後半は鋭い斜めのパスで得点につなげました。味方を使うことも上手かったが?
「途中からドリブルで自分が運ぶと相手が食い付いてきた。その瞬間、味方の選手がいい動き出しをしてくれたので、空いているスペースを狙って出したら、いい形で得点につながりました」

Q:リーグ戦に戻って迎えるノジマステラ神奈川相模原戦へ向けて
「前回の大宮戦は良かったところも多かったですが、決定力は自分も改善できるところはありますし、もっと高めないといけないです。リーグ戦もあと4試合。残り4試合でどれだけ勝点を取って順位を上げられるか。そこにこだわって戦いたいです。チームの勝利に貢献する活躍をしたいと思っているので、応援よろしくお願いします!」

TOP > ニュース一覧 > 4/26 N相模原戦 Match Preview