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マルコ・ペッツァイオリ監督の練習初日のコメント

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新しくセレッソ大阪の監督として就任した、マルコ・ペッツァイオリ監督が本日からチームの練習の指揮を執りました。練習を終えたあとのコメントをお伝えいたします。

Q.初めてセレッソの練習を指揮した感想は?

A.選手たちは、非常に集中してトレーニングにあたってくれていると思います。また、選手間でもうまくコミュニケーションをとれているように思いますし、私と選手間でも、徐々に信用関係ができているような気がします。


Q.チームは(Jリーグ戦)13位と苦しんでいるが、早急に改善することは?

A.自分にとって一番重要なのは、ひとまず、今、チームがどのようなチームなのかを捉えるということです。それができてから、そのことについては話しができると思います。選手たちも、我々スタッフと、信頼関係を作ってもらいたい。それが、最初にやらなきゃいけないことだと思います。


Q.Jリーグでの指揮経験がないなか、セレッソで監督をすることを決めた理由は?

A.日本の文化や、日本人が持っているメンタリティーの部分に、私はすごく感銘を受けています。私が持っている能力を、日本人の持っているメンタリティーと、うまく融合できればと思いました。セレッソはそれを発揮できるチームだと思いましたので、私はこの職を引き受けました。


Q.今季のセレッソを映像で観たと聞いていますが、チームの印象は?

A.確かに、すでにいくつかのゲームをビデオなどで見ましたが、正直、その印象について、あまり語るつもりはありません。これから新しいスタートだと思いますので、まずは、どういう選手がいて、このチームがどういうサッカーをできるのかというのを見つめて、今後のことを考えたい。かつて、どのような印象だったかというのは、私にとって、今、興味のないことです。


Q.韓国でもコーチをされた経験があり、当時、ACLで日本のチームとの対戦もあるなか、アジアの経験があることについて、強みを感じることは?

A.韓国では3年ほど(コーチを)やっていました。また、韓国にいたとき、日本でキャンプしたこともありますし、日本のチームとACLでも戦ったことなどがあるので、日本に対してはある程度のイメージを持っています。あと、W杯でも日本の選手を見ていますし、今、ドイツでは非常にたくさんの日本人選手がプレーしているため、日本のサッカーがどういうものかというのも、ある程度の印象は持っています。


Q.今季の具体的な目標は?

A.それについては、まだ来たばかりなので、なんとも言えません。ひとまずやりたいのは、せっかくこのチームに来たのですから、我々が何かしらのいい影響を選手たちやチームに与えること。それが、私の目標と言えると思います。ただ、具体的な順位などは、今のところ、何も言えません。また、目標として、あえてあげるならば、観に来てくださる人々が楽しめるサッカーをしたい。それがもしかすると、目標と言えるかもしれません。


Q.監督の志すサッカースタイルは?

A.どの監督でも、何かしらの哲学的なものは持っていると思いますが、ちょっとそれについては、今、できるならば言わないほうがいいかもしれません。というのも、我々の選手たちが、どのような選手たちなのかを、まず見てみたいからです。そのうえで、自分の哲学とどの程度あうプレーができるのかというのも、見極めたい。今はまだその段階だと思います。


Q.今日の練習の狙いは?

A.一番の目的は、どのような選手かを私自身まだ把握できているわけではないので、選手を知るということ。コンディション面を整えるのが今日の最初のトレーニングだったので、まずはそれを心がけました。後半にはボールを使ったトレーニングをしましたが、それは選手個々の動き、ディフェンスの部分、オフェンスの部分を、分けて見たかった。そのため、今日はふたてに分けてトレーニングを行いました。


Q.監督のことを何と呼べばいいでしょうか?

A.私の場合は、「ペッツァイオリ監督」と呼んでください。私自身も、これから日本語を勉強、練習しなければいけませんが、皆さんもこの発音を練習しておいてくださいね(笑)。

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