ACL第6日　山東魯能戦前日会見

本日行なわれました試合前日会見の内容をお知らせいたします。

■レヴィークルピ監督
「皆さんこんにちは。我々チーム関係者だけではなく、サポーターのみなさんにとっても楽しみな一戦が、明日控えていると思います。我々にとっては、勝利か引き分けで決勝トーナメント進出が決まるわけなので、今シーズンセレッソにとって一番大事な試合であるということが言えるのではないかと思います」

■茂庭照幸選手
「明日はぜひ勝って、セレッソの歴史に、自分の名前もそういったものも刻みたいなと、強く思っています。アウェイでは本当に悔しい思いをしたので、ホームでは逆に山東に悔しい思いをしてもらって、ぜひ決勝トーナメントに行きたいです」

【質疑応答】
Q　監督と、主将と2人にお伺いします。アウェイでは0-2で負けていると思いますが、そこから見つけた課題や、どういった戦いをしなければならないとお考えでしょうか。
A　レヴィー「セレッソは昨年からメンバーが多少変わり、チームとして今、徐々にかみ合ってきているところだとは思いますが、この試合において特に気をつけないといけないのは、フィジカル的に負けないこと、タフで強いチームとして戦っていかないといけない、それは対戦相手の空中戦のハイボール含めてタフに戦っていかないといけないということです。もう一つは我々の技術プラス、スピード。このストロングポイントをしっかり出していきたいと思っています」
茂庭「アウェイでは2-0だったのですが、1点はセットプレー、もう一点は僕の判断ミスでやられてしまったので、そういう意味では、僕がもっと集中すれば1点は防げたと思うし、セットプレーはチーム全員で、どうにか相手の高さとかそういったものに対応していきたいなと思うので、監督が言ったようにセレッソらしいスピード、テクニックを駆使して相手を圧倒したいなと思っています」

Q　監督、茂庭選手にお願いしたいのですが、山東戦のときには相手サポーターの作り出しているような雰囲気に飲み込まれているような感じはありましたが、明日の試合では、サポーターを含めて、スタジアム会場をどういう雰囲気で盛り上げてほしいかというのが、もしありましたらお聞かせいただきたいです。
A　レヴィー「私が日本で常々思うのは、日本でプレーする中でアウェイチームにとって厳しい環境というのはほとんどないと言うことなんですね。そうはいっても、明日のゲームは我々のホームゲームなので、サポーターの方には1人でも多く駆けつけていただきたいし、逆に我々チームとして出来ることは、全てを出し尽くすことですね。そして勝利につなげて、サポーターの皆さんと勝利を分かち合いたいと思っています」
茂庭「サポーターも、もちろんいつも通り良い雰囲気を作ってくれると思うのですが、それでは良い試合になってしまうので、僕らも含めて相手が圧倒するような、応援からそういうものを出していってくれれば、すごく良いものになるんじゃないかと思います」

Q　相手の監督が直近で変わられたそうなんですが、戦い方など若干変わってくる可能性もあるかと思うのですが、その辺りの対処ですとか、スカウティングっていうのはどのようにお考えでしょうか。
A　レヴィー「監督交代によって、どういった戦術的な変更があるかというのは誰にもわからないところだとは思います。我々にとって参考になるのは、我々がアウェイで対戦した時の山東のプレースタイルです。おそらくは、ベースというのは大きく変わらないのではないかと思っています」

Q　明日勝てば文句なし、引き分けでもいいわけですが、状況によってはグループ1位抜けも大量得点を取ればありえるのかなという状況です。その点は明日戦ううえで、監督は管理されて臨まれるのでしょうか。2つ目は、相手のチームは国内リーグの戦いを見ても、アウェイではあまり良い成績をあげてないようなのですが、そのことがセレッソがホームで彼らをむかえることによってプラスになるとお考えですか。
A　「まず1つ目の質問に対してですが、我々セレッソというチームは、常に勝利を目指して戦うというのがスタイルなのですが、明日は引き分けても決勝進出というアドバンテージがあります。我々にとって大事なのは先制点をあげることではないかなと思っています。先制点を含めて、可能であれば常にゴールを狙う姿勢、これは明日の試合でも貫いて行きたいと思っています。2つ目の質問ですが、ホーム、アウェイにかかわらず、山東との勝負は非常に厳しいものになるのではないかと思っていますし、更にはシーズン始まってそれほどお互い試合数をこなしていないことを考えれば、互角に近い試合が明日も繰り広げられるのではないかと思っています」

Q 茂庭選手にお尋ねしたいのですが、ちょっと日程的に試合がつまっているというか、厳しい状態ではあると思いますが、選手自身どういうふうに感じていらっしゃいますか。コンディション面はどうですか。
A　「セレッソは本当に若いチームで、何より選手は試合をやれるということが幸せなことで、僕は試合に出れらないシーズンを何シーズンか過ごしてきたので、そういった意味では、こういう試合が多い時期は大歓迎だし、選手にとっても幸せな日程ではないかなと思います。（コンディション的にも）問題ないです」