杉本健勇選手　トップチーム加入記者会見を行いました【質疑応答 追加!】

6月2日（水）、興國高校（大阪市）において、セレッソ大阪U-18の杉本健勇選手のトップチーム加入会見を行いました。会見には、杉本選手のほか、大阪サッカークラブ株式会社　藤田信良社長、興國高校の草島　一校長が出席しました。
冒頭、藤田社長から、「このたび杉本選手とプロ契約を交わし、トップチームに加わることが決まりました」と発表。続いて、杉本選手が「興国高校、セレッソ大阪の杉本健勇です。今回はセレッソ大阪とプロ契約ができて大変うれしく思っています」とコメントしました。
草島校長先生からは、「今般、図らずもいいご縁をいただいて、杉本健勇くんがセレッソ大阪のお世話になるということで、学校あげて歓迎しています。本人にも話しましたが、大事なのは、最後は自分に克つことだと思います。技術も大事でしょうが、最後は杉本くんの人間性が決定する、と理解しております。彼の今後の一層の活躍を祈ってごあいさつとさせていただきます」との言葉をいただきました。

  ■質疑応答
Q 昇格を聞いたときの気持ちは?
A 「うれしかったです」
Q　トップの試合をずっと見てきて、やれる自信はありましたか?
A 「このチームでやりたい、という思いがずっとありましたので、そういう声をいただいたときは本当にうれしかったです」
Q　トップチームではどんなプレーをしたいですか?
A「FWなので、点を取りたいですね」
Q　何点ぐらい取りたいですか?
A 「とりあえず、1点決めたいです」
Q　自分のプレーの持ち味は?
A  「身長もありますし、高さとかフィジカルとか、強引な突破とか、見てほしいと思います」
Q　U-18ではDFもやっていましたが、これからはFWをということですか?
A  「そうですね、はい。（DFへのこだわりは?）ないです」
Q セレッソでは、点を取る選手、森島さんや香川選手が「ミスターセレッソ」という称号を与えられていますが、そういう憧れなどはありますか?
A 「憧れますけど、自分はそれを超えるぐらいの気持ちでやっていきたいと思います」
Q　セレッソのほかにも、世界ということではアジアユースや来年はU-20W杯もありますが?
A「U-17W杯に出場して、予選リーグ3戦全敗という悔しい思いをしたので、U-20W杯にその気持ちをぶつけたいと思います」
Q　今、日本代表はW杯に臨むところであるということも、影響しますか?
A 「はい。目指すところはA代表なので。早く近づけるように頑張っていきたいと思います」
Q　目標にしている選手はいますか?
A 「イブラヒモビッチです」
Q　どういうところがいいと思いますか?
A 「強さだったり、シュートの巧さだったり、そういうところが好きです」
Q 今後、学校との両立は?
A 「トップチームの練習をしながらも、勉強もして･･･まだ高校生なので、勉強しつつ、練習も試合も頑張りたいと思います」
Q　関西のJリーグでは、同じ1992年生まれの選手がトップチームで活躍していますが、そういう影響は受けますか?
A 「同級生が活躍しているというので、絶対に負けたくないです。負けることがあまり好きじゃないので･･･誰にも負けたくないですね」
Q　学校の友達から、お祝いのメッセージなどは?
A 「何人かからはおめでとうというメールをもらいましたし、直接言ってくれた人もいます。ありがたいですね」
Q 今後の目標を聞かせてください
A「まずはセレッソ大阪で少しでも早く試合に出て、ゴールして、セレッソ大阪の勝利に貢献できたらいいと思っています」
Q　ガンバの宇佐美くん、京都の宮吉くんに対しての思いは?
A 「負けたくない、という気持ちだけです」
Q　ここまで来るには、ご家族の支えも大きかったと思いますが、ご家族への思いは?
A 「お父さんやお母さんには、本当に感謝しているし、ここまで来られたのは、家族だけじゃくなくて、いろんな方々に支えてもらって、トップに昇格できたと思うので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
Q　今季のセレッソのトップチームの印象と、そこに自分が入ってどんなプレーをイメージしていますか?
A 「セレッソのトップチームは攻撃力が魅力だと思っています。でも、香川くんが抜けて、自分にもチャンスだと思っていますし、最近は得点力が少なくなっていると思うので、自分が入って、それを解消できたらと思っています」
Q　社長にお聞きします。背番号は決まっていますか?
A 「今、強化部で決めていると思います。ちなみに8番はまだないと思います（笑）」
Q 香川選手が7月1日でドルトムントに移籍をして、同じ日にトップに上がるということですが、香川選手を意識することは?
A 「やはり同じチームでしたし、尊敬する選手のひとりでもありますし、ロンドン（五輪）を目指すには、ライバルになりますし、負けたくはないです」
Q　「負けたくない」という言葉がよくて出来ますが、そういう思いを持つ原点というのは?
A  「根本的に負けるのが嫌なので･･･絶対試合でも勝ちたいですし、目の前の相手には負けたくないですし、負けん気が強いと思います。（昔から?）はい。小学校のころからです」