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2010サポーターズコンベンションのご報告【質疑応答】

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2月28日に開催しましたサポーターズコンベンションの「質疑応答」のご報告です。

9.質疑応答(皆様からの質問に藤田社長、廣畑部長、梶野部長が回答)
Q.試合中の通路での立ち見、席取り行為等、スタジアムのルールを守れない人が多くて、特に大観衆が予想される試合ではよく見られました。席取り行為についてはトラブルの原因ともなるので、HPだけでなくスタジアムにマナーを記した掲示物を用意した方がいいと思います。
A.スタジアムマナーに関しては、各ゲートにて「Jリーグマナー」看板を設置し、昨年の終盤からは、コンコース内に「おかんのマナー啓発ポスター」等も掲出しております。さらに、今シーズンは、アナウンスでの呼びかけ増やし、マナー向上に努めてまいります。

Q.最近はiphoneを始めとしたスマートフォンを使うユーザーも増えてきているので、有料モバイルサイトをスマートフォンでも見れるようにしていただきたいのですが、予定はありますか?
A.iphoneは有料のサイトにはつなげないような設定があるように聞いております。スマートフォンの方につきましては今後の課題とさせていただきます。

Q.柿谷曜一朗選手は、今後どうなるのでしょうか? セレッソに呼び戻して、更に育ててください。
A. 柿谷選手に関しては、今シーズンセレッソでプレーするよりも、試合に出られるチャンスが多いチームでプレーしたほうがいいという判断をクラブと本人がした結果、徳島で昨年に引き続いてやるという形になりました。彼がセレッソに戻ってくる可能性ももちろんゼロではないですが、絶対戻ってくるということでもなく、プロの世界なので、活躍して、チャンスがあれば戻るということもあると思っております。

Q.アンバサダーが増えた理由を教えてください。
A.森島アンバサダーは今大変忙しいです。いろんなところから声がかかって、活躍をしております。ただ、森島アンバサダーは目指すところがありますから、今年は勉強をする時間をとっていかないといけないということもあります。 そこで、昨年引退した西澤選手がアンバサダーに非常に適任であると考え、今年は2人にアンバサダーをやってもらうことにしました。

Q.今年から長居球技場も使用することとなり、試合会場に関しては充実されたと思いますが、練習環境については、どうなのでしょうか?毎年、季節の変わり目や、養生の時期になると、芝生の傷み具合は、素人目にも分かるほど、顕著ではないかと思います。ここ数年、けが人が減らない一因に、練習環境、とくにピッチ面に問題があるのでは?と思っている方は多いと思います。関西の4クラブの中で、天然芝を同じ練習拠点に2面所有していないのは、セレッソだけになりました。クラブとして、練習場移転なども含めて、今後の練習環境についてのビジョンをお聞かせください。
A.インフラの整備については、今年は長居球技場を改修して、使用させてもらうことになっています。中期的な計画としては、クラブハウスを含めた練習場を見直さないといけないという考えがあります。当面は、人工芝グラウンドとして堺のトレセンを予約し、育成が今のグラウンドにプラスして使うことになります。(藤田社長)
同じところに2面(天然)芝生があるということに越したことはないですが、1面しかない状況でずっとやってきました。1面しかない中では、非常にいいグラウンド状態を保っていると思っております。メンテの方も専属でずっとやっておりますし、練習内容や場所も含めていろんな工夫をしながらやっています。芝生の植え替え時期が毎年9月にありますが、今年は長居スタジアム、第2競技場、プラス新しく球技場という3つのスタジアムになりますので、うまく利用して乗り切りたいと考えております。(梶野部長)

Q.長居球技場についてですが、そもそも老朽施設の改修ということで目につく点は挙げたらキリがないのですが、今後どのように長居陸上競技場と使い分けていくかお聞かせください。長居球技場の改修レベルは観客席のみならずトイレ等含めバリアフリー化する予定なのでしょうか。また、動員キャパの点で人気チームとの対戦時は札止め等ありえるかと容易に予想つくのですが、これについてはどうでしょうか。
A.先ほど説明しましたように、8月8日から球技場を使用するという予定です。前半はスタジアム、後半は球技場主体にやっていくことになっております。来年につきましては、観客がたくさん入ると予想される試合についてはスタジアムを使用するというように考えております。また、球技場での車椅子のお客様については、ピッチレベルでご覧いただけるように考えております。トイレにつきましては認識をしておりまして、現在大阪市と協議中です。

Q.毎年チームの始動日が遅いと感じるのですが、開幕までのスケジュールをどのようにお考えですか?
A. 開幕から逆算して1カ月前からキャンプ入り、そのキャンプ入りの2週間前からフィジカルスタート、さらにその1週間前から選手の自主トレというスケジュールを組んでいます。これに関しては、現時点で私(梶野)と監督、テクニカルのスタッフ全員と話をして、決めています。(練習)試合数については、今年はもう少し組んだほうが良かったかなと思ったりもしますが、先ほど羽田選手からも話があったように、昨日(27日)のゲームに関しては非常に手ごたえを感じたゲームをできました。開幕に向けたトレーニングの中で、たくさん目的があるんですけど、その中でケガ人がたくさん出てしまって、せっかくのトレーニングができないのも困ります。そういうものもふまえて、トータルして、今のスケジュールを組んでおります。

Q.試合開催時にはフードパークを利用している者ですが、いつも感じるのがこれから試合をするチームのサポーター同士が同じスペースにいてトラブルが起きないかということです。J1となるとやはり色んなスタジアムで対戦するサポーター同士の衝突やトラブルはよく耳にします。とはいえアウェイチームのサポーターの方々も大事なお客様ですので、まったくむげに除外するのも『おもてなしの心』からすると、いかがなものかと思われます。例えばアウェイチームのサポーターの方がフードパークを利用する場合は、ユニフォームやグッズを外して利用していただく等の処置をされてはと思いますがいかがでしょうか?
A. 応援ユニフォームを脱いでいただくというのは、逆の立場を考えるとやはり嫌だと思われます。出店業者さんには手数料いただいていることを考えると、アウェイのお客様にもぜひ利用していただきたいというのは本音のところです。試合中は応援で競っていただいて、試合外のところではぜひ、セレッソに来て良かったなと思っていただけるよう、雰囲気づくりにご協力いただきたいと思います。特に観客の多いときには警備を増やすなど、基本的な対応はさせていただこうかと思っております。

Q.現在、セレッソ大阪の独自のメディアとしてYou Tubeに公式チャンネルを設けていますが、個人的にはまだまだ物足りません。もっと活用すべきです。 選手をもっと身近に感じられるような映像をまだまだたくさん作れると思いますがご検討いただけないでしょうか?
A.  ご提案ありがとうございます。広報では、今年の一つの目標としてYou Tubeの充実をかかげています。貴重なご意見ということでぜひ検討させていただきたいと思います。

Q.ガンバ大阪は毎日放送で応援番組をやっておりまして、以前はセレッソでも応援番組をやっていました。そのあたりでのアピールが足りないと思います。民放での応援番組を作っていただくことはできないのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
A、民放8社もうちの株主になっておりますので、毎年年始に挨拶には行っています。いまご提案いただいたことについては、もう一度アタックしてみます。

Q.昔に比べるとだいぶ長居スタジアムの食料事情も良くなったとは思うのですが、フードパークは個人的にまだまだ物足りないと思います。せっかく日本ハムがスポンサーになっているので、それを活かした名物は作れないのでしょうか。
A.相談してみます。どこかのお店に頼むか、うちでオリジナルをつくるか、それはお互いにメリットがあると思うので、検討します。

Q.私は寝屋川に住んでいるのですが、寝屋川の保育園が今回スポンサーになられて、寝屋川・枚方などあまりガンバの影響がありません。ですからどんどんそちらをアピールして、スポンサーやサポーターを増やしていただければと思います。
A.ありがとうございます。ぜひそちらのほうも進めていきたいと思います。

Q、選手の獲得や強化方針ですが、強化部としての長期的なビジョンとしてはあるのでしょうか。今年は特にJ1に昇格したというのがあるので、特にそうなるのかもしれませんが、選手の出入りが多かったりDFラインは年齢構成が高いところにかたまったりと、長期的なビジョンを考えたうえで獲っているのかと、気になります。
A しっかりと年齢構成も踏まえて実力のある選手を含めて、今年J1復帰したということを踏まえて、今年はチーム編成しました。ビジョンに関しましては2014年にはチームの総数の50%をユース出身で占めたいなという構想をもっております。

Q.廣畑部長にお願いなのですが、以前の事業部長はサポーターと今回のコンベンション以外に定期的にミーティングをする機会を作っていただいて、コミュニケーションがすごくできていたので、すごく満足度があったんです。今回また代わられて、まだわからないところもあると思うのですが、ぜひサポーターのかたとたくさん接点を持っていただきたいと思うのですが、そういった予定はあるのでしょうか。
A.本来、開幕前にそういう場を持つべきであったと思いますが、私の準備不足もありまして、そういう場を持つことができませんでした。そこはお詫び申し上げます。ただ、その場につきましては、今後続けていきたいし、続けていってほしいという引継ぎも受けておりますので、私もぜひ続けていきたいと思っております。できるだけ早くご案内差し上げるようにします。その節はまたできるだけの皆様お集まりいただけたらと思います。よろしくお願いします。

Q.入ってくる選手もいれば、去る選手もいると思うんですけれども、うちのチームは去る選手に関しましては全くリリースされません。他のチームは契約しない選手などのリリースがされて、最終戦などでお別れをしたりしています。うちの場合は、去年は西澤選手の引退式はありましたけども、それ以外に出て行く選手のことに関しては、移籍先が決まったりした後のリリースになっています。そういうことに関して、どういう方針なのかとお聞きしたいです。
A.プロフェッショナルな契約で、たとえば残ったり、いなくなったりというのはあると思うので、その辺のご理解はいただいていると思います。今のご意見を以前から多々聞いておりまして、どうなるかわかりませんが、サポーターの方にうまくリリースしていけたらなと思います。検討していこうと思っております。

Q.一つ目は、わたしの家は尼崎にあって朝日新聞を取っているのですが、新聞の広告の中にガンバのチケットの予約表というようなものが入ってくるんです。もともとヤンマーは尼崎で、セレッソは尼崎でスクールもやっている。そのあたりはどのような仕切りになっているのですか?
もう一つは、開幕戦の相手チームの選手(大宮アルディージャ・塚本泰史選手)が太ももの骨に癌ができて、骨を切り取って人工関節を入れるということになっているそうです。カンパを今日集めてもらえたらなと思ったんですが、考えていただけませんでしょうか。
A.ひとつ目は、基本的には紳士協定で、それはホームタウンに基づいてやるわけです。ですから、攻めましょう、私たちも。基本的にはそれしかないと思っております。また、お互いに話し合いをしていまして、たとえば今度の(3/14の)ガンバ戦のチケットを、3月6日のガンバと名古屋の試合が万博であるときに事業部長が行って売ります。逆にガンバもうちのホームゲームにきて大阪ダービーのチケットを売る。実は、関西の4クラブでうまくあおって、盛り上げようということもやっております。今の新聞折込みたいな話は考えないといけないですね。規制は難しいと思うんで、うちがしつこく攻撃をかけるしかないかなと思っています。今のところは力不足で負けています。とりあえず、ガンバ戦の1週間は、地下鉄御堂筋(北大阪急行)の車内吊り広告で千里中央まで「乗り込み」ます。車内吊り広告はJR環状線などもやります。
カンパの件ですが、私も新聞で読みまして、何ともいえない思いです。みなさんの賛同があれば、全然問題ないとないかと思うんですがどうでしょうか。(皆さんの拍手で賛同)
カンパの用意をお願いします。【ご協力いただいた内容については こちら  をご覧ください】

Q.去年は優勝して昇格という明確な目標があったんですけども、今年選手によっては優勝やらACLやら、残留やら、梶野さんも先ほど上位とおっしゃっていましたけれども、セレッソ大阪の今年1年統一された目標がないと、ファンもどこを見据えていいのやらわからないんで教えてください。
A.トップチームはあくまでJ1上位と言っています。J1上位といえばどこだといえば、私は、プロなんだから、賞金もらえる7位だとこれが約束ごとだと言い切っています。レヴィーは、リーグ優勝にはまだ力が足りないけど、ナビスコ、天皇杯はチャンスがあれば狙っていけると公言しております。ただし、約束事として私がかかげるのは、あくまでJ1上位=7位、入賞以上、賞金をもらえるところ以上を狙うということです。

Q.大分にレンタル移籍の獲得でキム(ボギョン)選手のニュースをいただいて、レンタルも韓国人枠でジンヒョン選手がいて、セレッソでは使えないんですが、今後はどうするのかお考えをお聞かせください。
A.基本的に彼の才能を評価して獲りました。今年は選手の枠があり、大分に期限付きで移籍という形になりました。1年間で日本のサッカーに慣れてくれるだろうし、大分でレギュラーを張ってやってくれると思います。

Q.関西の複数チームのホームゲームの日程が重なりすぎているというのが気になります。
たとえば第2節のホーム開幕は、関西で同じ時間帯に2試合ありますよね。第4節は神戸に横浜F・マリノスが来るんですが、あれと浦和戦とはしごはちょっと難しい状況です。
リーグとして動員をかけたいということを言ってる中で、こういった状況を解消するということを働きかけることはできないのかなと思います。
A. Jとしては大阪同士、うちとガンバは同じ日にホームはしないとそういう最低限の決め事はしていますが、あとはコンピューターで組み合わせながらやっています。ですから今おっしゃったようにはしごで見に来ていただくことはおそらく想定してないんですよね。言ってみる価値はあると思うんですけれども、難しいかもしれません。一応提案してみます。

Q.新人の留学の件で荻野選手、彼も研修に行く予定というのはあるのか、もう一つは
今年のファン感謝デーがいつ頃なのか決まっているか教えてください。
A.今年の留学に関しては、荻野は留学する予定にはなっておりません。荻野に関しては、まだまだ日本でやらなければいけないことがたくさんあります。(梶野部長)
ファン感謝デーに関しましてはまだ決定していません。一つの案としては今季のJ1は前期と後期がありますので、後期に入る前がいいのか、あるいは昨年みたいに全日程が終わってやるのがいいのか、もう少し考えたいです。なるべく早く決定してアナウンスできるようにします。(藤田社長)

Q.私は吹田在住なんですけれども、大阪市がホームタウンということでくくりますと、少なくとも新大阪の駅まではいけると思うんです。大阪の北地区でのセレッソ大阪の露出が少ないと思うんです。色々な壁はあると思うんですが、大阪市ですから全然問題ないと思うので、ぜひともセレッソの露出をお願いします。
A.壁は全くありません。はっきり言ってセレッソの努力不足だと思っております。これは事業部長の廣畑部長の職責ですけれども、ホームタウンチームが頑張って、今年からホームタウンチームにメンバーも増えるようになっておりますので、一生懸命コツコツとやってもらいたいと思っております。頑張ります。

                                                             以上

 

 

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