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2010Jリーグルール講習会が開催されました

    Jリーグ主催の「2010Jリーグルール講習会」が宮崎キャンプ中のセレッソ大阪の宿舎で開催されました。同講習会は審判の判定基準をJリーグ各クラブに伝達し、競技規則の理解を求めるとともにクラブと審判員間のコミュニケーションを図ることを目的としたものです。

    まずは同講習会開催にあたってJリーグ規律委員会野村六彦委員長からご挨拶がありました。選手と審判員が共通理解をもって試合に臨む必要性の説明、またこういった講習会によりフェアプレーが実践され、2009年にはフェアプレー賞を3チームが受賞することができたとのことでした。

    続いてトップレフェリーインストラクターの上川徹氏より、競技規則の正しい解釈と判定基準の理解をお互いが深めることの必要性が語られました。選手は攻守ともに安易な方法でプレーをとめようとすることのないよう、また審判員もしっかり見極めて強い対応をとっていくことにより、お互いにフェアーで魅力ある試合つくりをしていこうとのお話でした。

    ルール講習会は吉田寿光審判と名木利幸副審によって行われました。2009Jリーグ公式戦のVTRを使用し、悪い例と良い例を出して丁寧な説明が加えられました。選手たちから思わずどよめきが起こる危険なシーン、失笑の漏れるシーンなどありながらも、食入るいうに真剣にVTRを見て、時折選手同士での積極的なディスカッションもありました。

    最後にレヴィー・クルピ監督から「自分たちも成長するのでレフェリーも成長し続けてください。セレッソとしてはイエローを減らす努力をしていきます」との宣言に対し、審判団より「レフェリー自身も選手たちの信頼を得られるようレベルアップを目指し、お互いが協力をしあっていいサッカーをしましょう。私達もベストをつくします。レフェリーはその判定で信頼をされることにより、受け入れられることと思います」との回答があり、とてもなごやかにルール講習会が締めくくられました。

     

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