【ハーフタイム】
ボールを奪ったあとはもっとシンプルに繋いでいこう。
相手ディフェンスラインの裏を突いていこう。
相手より先にボールをさわれ。気持ちで負けるな。
後半立ち上がり集中していこう。

【試合後】
試合前、守備に関しては立ち上がりに気を付け、全体をコンパクトに保ち、攻撃に関しては大胆に行こうと選手たちを送り出した。
苔口には縦(相手ディフェンスの裏)への突破を期待したが、思ったようにいかなかったので、柿本を入れツートップに変更した。柳本を入れ山田を前へ上げてダブルボランチ、スリーバックにしたのはディフェンスのバランスを整えたかったから。逆転された後、追いついたのは選手たちの強い気持ちがまさったからだと思う。

セレッソのキックオフで始まった負けられない今日の一戦。最初のシュートは前半8分、西澤からのボールを受けた森島(寛)。セレッソは高い位置からプレスを掛けゲームを支配するが、時折イージーミスから京都のカウンターを喰らい危ない場面もある。
後半から苔口に代え、柿本を入れツートップに変更する塚田監督。この選手交代が見事に的中。後半開始2分、代わったばかりの柿本が、西澤のスルーパスを落ち着いて京都ゴール右隅に決め先制する。後半16分京都が中払を投入すると、19分塚田監督は柳本をサイドに入れ、山田をボランチに上げてディフェンスのバランスを整える。ところが後半21分、28分とたて続けに失点し逆転されてしまう。
気を取り直して京都ゴールを目指す選手たち。後半34分、右コーナーキックを柿本がダイビングヘッドするが惜しくもゴール左へ外れる。そして、後半37分、柳本のアーリークロスを西澤が中へ折り返し、走りこんだ森島(寛)がしっかりと同点ゴール。だが、試合はこのまま2-2の引分けで終わってしまう。
この2試合、押し気味の試合運びだが、なかなか結果の出ない塚田セレッソ。中断まで残すところあと2試合。残念ながらどちらもアウェイゲームとなりますが、これからも熱い応援をよろしくお願いします。