キンチョウスタジアム
入場者数:13,246人
2016明治安田生命J2リーグ 第27節
セレッソ大阪
  • 杉本 健勇 (18'), 山村 和也 (66')
横浜FC
  • 三浦 知良 (75'), イバ (79'), 内田 智也 (90+1')
2-3
1-0 1-3
  • 4J4A9150
  • BF1I3961
  • BF1I4083
  • BF1I4198
  • BF1I4309
  • BF1I4348
  • BF1I4388
  • BF1I4489
  • BF1I4496
  • BF1I4742

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 5 田中 裕介 54'
DF 14 丸橋 祐介
DF 15 松田 陸
DF 23 山下 達也
MF 6 ソウザ 84'
MF 7 関口 訓充 86
MF 18 清原 翔平
MF 24 山村 和也 66' 80
MF 41 山口 蛍
FW 9 杉本 健勇 18' 76

サブ

GK 27 丹野 研太
DF 3 茂庭 照幸
DF 17 酒本 憲幸
FW 10 ベサルト アブドゥラヒミ 86
FW 11 リカルド サントス 76
FW 20 玉田 圭司 80
FW 29 澤上 竜二
監督 大熊 清

横浜FC

GK 18 南 雄太
DF 28 藤井 悠太
DF 5 西河 翔吾 54'
DF 21 大﨑 玲央
DF 3 田所 諒 8'
MF 8 佐藤 謙介
MF 6 中里 崇宏 62'
MF 13 野崎 陽介 75
MF 16 野村 直輝 84
FW 14 イバ 79'
FW 39 大久保 哲哉 69

サブ

GK 1 渋谷 飛翔
DF 27 楠元 秀真
DF 22 永田 拓也 75
MF 7 内田 智也 90+1' 84
MF 20 ロク シュトラウス
MF 24 松下 年宏
FW 11 三浦 知良 75' 69
監督 中田 仁司
試合経過
90+1' 内田 智也
ベサルト アブドゥラヒミ (in) 関口 訓充 (out) 86'
ソウザ 84'
84' 内田 智也 (in) 野村 直輝 (out)
玉田 圭司 (in) 山村 和也 (out) 80'
79' イバ
リカルド サントス (in) 杉本 健勇 (out) 76'
75' 永田 拓也 (in) 野崎 陽介 (out)
75' 三浦 知良
69' 三浦 知良 (in) 大久保 哲哉 (out)
山村 和也 66'
62' 中里 崇宏
田中 裕介 54'
54' 西河 翔吾
杉本 健勇 18'
8' 田所 諒

シュート数

18 10
    杉本 健勇 (18'), 山村 和也 (66')
    三浦 知良 (75'), イバ (79'), 内田 智也 (90+1')

ゴールキック

5 11

コーナーキック

9 5

直接フリーキック

16 6

間接フリーキック

1 1

オフサイド

1 1

ペナルティキック

0 0

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・後半は良い守備から入ろう。
    ・仲間の競り合いに対して必ずカバーに入ろう。
    ・サイド攻撃のバリエーションを増やそう。
  • 【試合後】


    「非常に残念な結果に終わったと思っています。隙を突かれて1失点という流れになり、メンバーを変えざるを得なかったなかでの修正が、なかなか(ピッチの)中でできなかったということが非常に残念なことだと思います。1失点は仕方なかったとしても、そこでの負のスパイラルから、メンタルも含めて、なかなか抜け出せないというのも少しあると思います。ただ、(杉本)健勇のFW(でのプレー)を含めていい部分もあったので、ここで下を向かず、いいところを前面に出して、次からまたやっていくことが大切になると思います」

    Q:杉本選手について、1枚目の選手交替になったが、負傷も含めての状況について。
    「本人は『できる』と言ったのですが、少し違和感もあるという話もあった。引っ張ろうともしたのですが、今後のこと、これで終わりじゃないということも含めて、違和感に対する対処ということで替えたほうがいいということでした」

選手コメント

  • ●杉本健勇選手
    「(ゴールを含めて)感触的には悪くはなかったし、チームとしても内容も悪くなかったとは思います、前半もそうですし。ただ、2-0になってから、カズ(三浦知良)さんのゴールはすばらしかったとはいえ、あれは絶対にやられてはダメだったし、俺らの甘さがあそこに全部出てしまっていた。あんなところで絶対にやられてはダメだった。その後も切り替えてやらなあかんかったと思うし、同点に追い付かれて、そこでひっくり返されて、あかんなと思いますが、その反面、俺が1点じゃ足りないなという気持ちです。チャンスもありましたし、2点目、3点目と取れるチャンスも前半にあったので。俺が3点取っていれば勝っていたと思うので。そこは俺のダメなところだと思いましたし…。反省してやらないといけない。ただ、もうどうこう言っている暇もないし時間もない。連戦がありますし、山口と松本との試合が続くので、俺らは切り替えて、次の試合にいい準備をしたい」

    ●山口蛍選手
    「ここ何試合かで1点目を取っても2点目が取れないということがあったなか、今日は後半の早い時間帯に(追加)点も取れたし、自分たちのゲームという流れがあったところだったのだが。ここ3、4試合を通して、すべて同じ形で失点しているというのはあると思うので…。今日の負けは、すごく重く受け止めなくちゃいけないなというのはあります。
     3連戦のあと2試合、次が山口で、その後ホームで松本と、その2試合はどうしても落とせない試合になると思う。それを落としてしまえば、自分たちがJ1に自動昇格で行く可能性は本当に厳しくなってくる。中3日ではありますが、今いるメンバーでしっかりやらなくちゃいけないと思うし、切り替えてというのは今日の負け方もあるので難しいとは思いますが、しっかり全員で、失点したところだったり映像をしっかり見て、もう1回ちゃんとやり直さなくちゃいけないというのはあります」

    ●ソウザ選手
    「2-0で勝っていたので、そこからの逆転負けは本当に悲しい、つらいことだ。2-0からもパスを回して相手にもプレッシャーをかけていたが、それでも3失点を食らった。3点取られたあとも、同点、逆転するべく気持ちは見せたのだが、厳しい結果になってしまった。ただ、これもサッカーであり、今の我々にはずっと下を向いている暇はない。状態は厳しいが、なおさらもっと強い気持ちを持ってやっていかなければいけない」

    ●ベサルト アブドゥラヒミ選手
    「残り5分くらいからの出場になったが、サポーターの応援ですばらしい雰囲気を作ってくれた。そこで絶対に勝たなければいけなかったが、我々のミスが重なってしまい、サポーターを幸せな気持ちにさせてあげることができず本当に申し訳ない気持ちだ。ここからの試合で挽回できるよう、もちろん自分自身も頑張りたいし、チーム一丸となってやらないとチームとして勝っていけない。チームとしていかにできるかが重要になるし、そこに自分も入って頑張っていきたい。今日も75分くらいまではチームとして戦えていたと思うが、それから少しずつほころびが出てしまい、こういう結果になってしまった。明日からまた出直して、チームとして頑張っていきたい」

試合後記

  •  2016明治安田生命J2リーグ戦にて、最近3試合で1分2敗と苦戦が続いていたセレッソ大阪。月が変わった8月、流れを変えるべく臨んだ第27節では、最近4戦負けなしと調子を上げてきている横浜FCと、ホームのキンチョウスタジアムで対戦した。この一戦では、今夏限定のネイビーのサマーユニフォームをフィールドプレーヤーが着用。GKキム ジンヒョンはリーグ戦のホームでは初めてピンク色のGKユニフォームを身にまとってピッチに立った。

     前節・京都サンガF.C.戦 では、0-3から土壇場での3得点でなんとか引き分けに持ち込み、連敗は止めたセレッソ。この一戦では、その後半の反撃時にも見せた杉本健勇が1トップ、ソウザがトップ下に入る布陣を採用。京都戦での負傷交代の影響も心配された清原翔平も元気にスターティングメンバー入りし、累積警告により京都戦で出場停止だった田中裕介、丸橋祐介も先発に復帰した。

     試合では、最近は出色のプレーを見せ続ける杉本を軸にセレッソが主導権を握ると、18分、いまやチームを牽引する桜イズムを持つストライカー、その杉本が先制弾。関口訓充、山口蛍との連係でペナルティーエリアに入っていった9番は、右足を一閃。鋭いシュートが見事にゴールネットに突き刺さった。2試合連続、今季8得点目となる杉本のゴールに、スタジアムの歓喜は爆発した。

     その後は、横浜FCの長身FWイバを中心とする高さを生かした攻撃を受けることもあったが、セレッソも清原らの献身的な守備もあって相手の反撃の芽を摘み、逆にセットプレーやカウンターから好機を作るなど、後半にかけても攻勢を展開。
     すると66分、待望の追加点を獲得。左コーナーキック、丸橋のキックからファーサイドの山下達也がヘッドで中へ折り返すと、そのボールを左足で合わせた山村和也がゴールに流し込んだ。貴重な2点目で、4試合ぶり勝利への流れを確実にしたと、そのときは思われた。

     しかし、横浜FCが69分に三浦知良をピッチに送り込むと、日本サッカー界のレジェンドとも言えるJ現役最年長の49歳のストライカーに、スタジアムの雰囲気を一変されてしまう。75分、その三浦にゴールを献上。「あれは絶対にやられてはダメだったし、俺らの甘さがあそこに全部出てしまっていた」、そう杉本は振り返ったが、まさにここがターニングポイントになってしまった。

     しかも、セレッソは失点直前から足に違和感を訴えた杉本が、一度はプレー続行を試みるも「違和感への対処ということで、替えたほうがいいということになった」(大熊清監督)ため、76分にリカルド サントスとの交代を余儀なくされてしまう。そのなかでチームの動揺を横浜FCにつけ込まれ、79分に再び横浜FCの左サイドから攻め崩され、イバにヘディングを叩き込まれた。京都戦同様、短い間隔で失点を重ね、あっという間に試合を振り出しに戻された。

    2失点目の直後には玉田圭司、そして86分にはこの試合がホームデビュー戦となるベサルト アブドゥラヒミを入れて、なんとか勝ち越しを狙ったセレッソ。しかし、アディショナルタイムにて均衡を破ったのは横浜FC。90+1分、途中出場の内田智也に決勝点を押し込まれた。結局、2得点からの3失点という屈辱的な逆転負けを喫したセレッソは、勝点48のまま。首位・北海道コンサドーレ札幌(勝点59)との差が11と大きく広がっただけでなく、ファジアーノ岡山(勝点49)にも抜かれて4位に陥落。ホームでは第24節・FC町田ゼルビア戦に続く逆転負け、さらに前節に続く3失点ということで、サポーターも含めて、チームにとってショックの大きい敗戦となった。

    「ここ3、4試合を通して、すべて同じ形で失点しているというのはあると思うので…。今日の負けというのは、すごく重く受け止めなくちゃいけない」と言うのは、山口。それでも「ただ、もうどうこう言っている暇もないし、時間もない」と杉本も言うように、連戦はすぐにやってくる。「次が山口(中3日でで、その後ホームで松本(中2日)と試合なので、その2試合はどうしても落とせない。それを落としてしまえば、自分たちがJ1に自動昇格で行く可能性は、本当に厳しくなってくる」(山口)だけに、下を向いてはいられない。今こそチーム一丸となって難局を乗り越えなければいけないときだ。クラブ、そして自分たちの未来のためにも、ここからの1週間はまさに勝負どころを迎える。

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