明治安田生命J2リーグ 第33節

2015.9.23 (水・祝) 17:04

ヤンマースタジアム長居

入場者数:14,975人

プーマサポーティングマッチ
セレッソ大阪
  • 田代(65')
  • エジミウソン(88')
水戸ホーリーホック
  • 船谷(59')
  • 鈴木(90'+4)
2-2
0-0 2-2

セレッソ大阪

GK 27 丹野 研太
DF 3 染谷 悠太
DF 14 丸橋 祐介
DF 17 酒本 憲幸 63
DF 23 山下 達也
MF 2 扇原 貴宏 82
MF 6 山口 蛍
MF 7 パブロ
MF 32 関口 訓充 80
FW 10 エジミウソン
FW 19 田代 有三

サブ

GK 1 武田 博行
DF 5 田中 裕介 63
DF 22 中澤 聡太
MF 15 吉野 峻光 82
MF 18 マグノ クルス 80
MF 31 橋本 英郎
FW 29 前川 大河
監督 パウロ アウトゥオリ

水戸ホーリーホック

GK 1 本間 幸司
DF 2 田向 泰輝
DF 24 細川 淳矢
DF 26 宋 株熏
DF 3 田中 雄大
MF 6 石神 幸征
MF 8 岩尾 憲
MF 33 石川 大徳 53
MF 7 鈴木 雄斗
FW 11 三島 康平 82
FW 39 馬場 賢治 72

サブ

GK 23 岡田 明久
DF 5 金 聖基
DF 17 新里 亮
DF 20 今瀬 淳也
MF 10 船谷 圭祐 53
FW 19 山村 佑樹 72
FW 34 吉田 眞紀人 82
監督 西ヶ谷 隆之

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・ポゼッション時はテンポを上げて
    ・2トップにボールを入れよう
    ・2列目からのランニングを積極的に
  • 【試合後】
    「今日は残念ながら勝利にふさわしい内容のゲームができていなかったという事、対戦相手もいい試合をされていた事を考えると、この結果は致し方ないかと思っています。
    我々はやるべき事ができなければ、このようなゲームが勝利で終わる事はないと感じています」

    Q上位に勝って、下位に取りこぼす悪いくせはどうすれば改善できると思いますか?
    「まだまだ今シーズン自分たちに対して示さなければいけないものが、たくさんあると感じています。例えば前半の45分を無駄にしてしまい、スピード感のない遅いサッカーで時間を潰してしまった事、こういったところの改善がなければ同じことの繰り返してしまうし、ここが修正点だと思います。
    このような連戦の時にしっかりと試合スタートを切るということが大事ですが、残念ながらスピード感のないサッカーをしてしまった事、対戦相手が非常にいい試合をされていたという事、勝利という結果につながらなかった事は残念ですが、試合の内容、展開を考えれば致し方ない結果と思います。
    改善点として一番大きなところは、前半の45分で2トップが非常にいい動きをしていたにもかかわらずボールが入っていかなかったという事だと思います。後半は彼らはゴールを決めるという役割もしっかり果たしていたので、立ち上がりからしっかり示していかなければいけないかと思います。
    前半のボール回し、スピード感が非常に遅かったというのが一番大きな課題だと思います」

選手コメント

  • 酒本 憲幸選手
    テンポが出ない試合だったなと思います。勝てるかなと思うところまで行っていたのですが、ああいう形で決められて、まだまだ自分たちには力が無かったと捉えるしかないかなと思います。
    (前半から後半にかけて相手がポジションを入れ替えてきたのはチームとして対応できた?)入れ替わったのはもちろん分かっていた。向こうは長いボールを入れてくるのはやっていて分かったので、そのセカンドボールを拾ってからの自分たちの攻撃のリズムがなかなか上がらなかったと感じました。
    (ピッチ状況を掴むのが難しかった?)そういうグラウンドで何をしないといけないかというのは、みんなサッカーをやって来ているから分かると思うし、もちろん相手も一緒なので勿体ないというか、妥当と言えば妥当かなと思います。
    (残り試合に向けて)次で連戦の最後で、次が終われば1週間空くので、次までにもう一回チームとしてやることをやって、全力で勝ちに行きたいと思います。

    山口 蛍選手
    相手の強いところというか、ロングボールでヘディングで勝てなかったところから、まず始まっていると思うし。そういうところで勝てないから、セカンド(ボール)も相手に拾われているときもある。攻撃に移るときも、ボール回しのところが前半には特に遅かったし、監督もそこは言っていたので。そういうところがよくなかったと思う。だから、チームとしてもリズムが出なかった。
    (ピッチコンディションをつかむのに時間がかかったところもある?)
    それは全然関係ないです。
    (後半に立て直して、逆転するところまで行ったが?)
    逆転するところまではよかったですが、結局、最後もロングボールで競り負けている。相手のゴールは素晴らしかったですが、今日は試合を通して、そういうところの競り合いを負けていたので、それが今日の結果につながったのかなと思います。
    (その球際での激しさ、競り合いのところなど、チームで突きつめていくのが課題?)
    (相手が)強いのが分かっていたのに、まともにやっていたから、ああなっただけで、もうちょっと工夫すれば、もっとできると思います。
    (磐田との差は開いたところもあるが?)
    とにかく1試合ずつやっていくしかない。

    田中 裕介選手
    逆転するまでは良かったのですけど、最後の締め方というところでバラバラになってしまった…というか集中していなかった訳じゃないのですけど、ふとした瞬間のところでやられてしまいました。
    ゴールキックからだったと思いますが、誰が競って誰がカバーに行くかというところでチョットズレた部分もあるし、アンラッキーの部分もありました。シュートを撃った選手のところに誰も行けなかったので、ズレが生じていたのかなと思います。
    (チームとしてセカンドを拾えてなかったと思いますが?)出足のところで、ピッチの状態もありますが、前半は特に余りイニシアチブを取れず、チャンスらしいチャンスもなかったので、相手もやりたいことをやれたのじゃないかと思います。それでもちゃんと取り返して、2点を取るところまでは良かったのですけど…。こういう苦しい中でもしっかり勝たないといけないので、点を取ってからが今回出た課題かなと思います。
    (ロングスローを含めて田中選手が流れを変えたと思いますが?)代わりに出た選手がやっていかないと…、今回は連戦だったし。特に今日は前半の流れが悪かったので、そういうところで勢いを出したいなと思っていました。
    (船谷の対応に関しての指示は?)特に個別な指示はありませんでした。そのまま右サイドバックに入ってとだけです。イメージとしては中盤で余裕を持って回されていたので、ちょっと嫌だなと思いながらゲームが進んで行ったのは事実です。特に点を取ってからでも、しっかりやれれば良かったのかなと思います。
    (ここからの課題は?)自分たちはまだ3位で、上を目指すしかないので、一試合一試合しっかりやるしかないですね。

    丸橋 祐介選手
    前半からツートップにボールを当てられなくて、横パスやバックパスが多かった。相手のプレッシャーが早かったのもありますが、後半は修正してやっていけたかなと思います。逆転したところまでは良かったですが、ワンプレーでやられてしまったというのは、直していかないといけないところだし、もう2度とこういう試合をしてはいけないなと思います。

    田代 有三選手
    後半の入りはすごいよくて、ルーズボールも拾えていたし、大きな展開はできていたのですが、チャンスは来るかなと思っていたときに、(失点を)入れられてしまった。それでも、早い段階で(得点を)取り返せたので、逆転できるチャンスは来ると思っていました。逆転したところまでは、ちょっと押されたときもあったとはいえ、エジ(ミウソン)が決めてくれて、いい勝ち方ができるかなと思ったところで、少し甘さが出たというか……。最後、僕もちゃんとキープできていれば、時間稼ぎできたと思うし、ゴールキックにしてしまったので、そこは申し訳ないです。
    (後半の2つの得点では、FWの2人がしっかり絡んだものだったが?)
    前半は距離感があまりよくなくて、バラバラの動きでリズムもできなかったですが、後ろがちょっとボールをうまい具合に入れられるようになって、ゴール前に顔を出せるようになったので。そういう意味でも、FWが点を取って勝ちたかったですが……。もう、しょうがないので。(磐田とは)勝点はまだ3差というのもあり、次に向けて、すぐに切り替えて、(次節は)アウェイですが、絶対に勝点3だけを狙って、みんなでやっていきたい。

    エジミウソン選手
    (2試合連続ゴールは)勝利に繋がらなかったので、嬉しいとは言い切れないです。前半は自分たちのペースにできず、後半は少し立ち直ったのですが、相手が最初のシュートで1点取ってしまったので、こちらが追う側になって、逆転はしましたが、またその後に同点にされてしまったのは悔しいです。集中しなければいけないというのもある。同点でしたが、最後に2点目を入れられてしまった。最後までみんな頑張ったとは思えるので、戦いは続くし、まだこの先も頑張って行かないといけないと思います。11人全員で集中していなかったし、大事な場面で集中しないといけないというのもある。下向いている場合じゃなく、前を向いて残り試合に向けて自分たちのやるべき事をやって行きたいです。
    (立ち上がりのペースを掴めなかった要因は?)前半はボール回しもできなかった。後半は自分たちのボール回しも上手くできたし、相手陣地でできた。ただ、同点にされた時もこぼれ球に集中していなかったのもあった。サッカーというのはそういうこともあるので、最後の笛が鳴るまで集中していないとというのがある。チーム自体は最後までやろうとしていましたが、結果が同点になったので悔しかった。
    勝利するためにいろいろやっていかないといけない。

    パブロ選手
    試合が終わって、残念だという印象。やはり勝たなければいけない試合でした。ただ、(一度)逆転できたところについては、チームのなかでポイントにはなったんじゃないかなと思います。ジュビロ(磐田)と勝点3差というところを考えると、僕らは得失点差を非常に積み重ねているので、1試合で並べば追い抜けるポジションにいる。今までやってきたことを信じて、これからも勝ちを積み重ねることが重要。今までやってきたことを、これからも継続していきたい。
    (もう取りこぼしが許されない状況だが?)
    そのとおりで、とにかく勝点3を積み重ねなければいけないが、それはシーズンが始まってから常に僕らの課題。それはこの状況になっても変わらない。とにかく、勝利のために頑張っていきたい。僕らとしては、今までやってきたことを信じて、まだ9試合あるし、今回の引き分けは最悪の結果ではないと思う。勝点を積み重ねて、今のポジションをキープできているという見方もできる。まずはしっかりと顔を上げて、僕たちが目標とするJ1自動昇格をして、プレーオフに出ることなく、J1昇格をもぎ取り、いい形で終わりたい。

    染谷 悠太選手
    失点してはいけないところで失点しているので、それはもったいないなと思います。
    (ただ、以前なら負けていてもおかしくない内容でも、攻撃陣が一度は逆転してくれたが?)
    そうですね。ただ、その(取りこぼしが続いた)結果、今、この順位にいると思うので。同じことを繰り返している感があるし、そこをしっかりと、こういった試合で勝ちきる、最後に失点しない、しっかりゲームをクローズするところは、これからもっとやっていかなければいけない。
    (すぐにやってくる次節に向けて)
    本来なら勝点3を欲しかったが、勝点1を取ったことをポジティブに捉えられるよう、次の試合は勝点3にこだわってやっていきたい。

    関口 訓充選手
    あまりいいサッカーはできなかったと思います。そのなかでも逆転することができて、勝ちに持って行けるチャンスがあったなかでの、引き分けなので。あの時間帯(終了間際)をチームとしてどう使っていくか、突きつめていかなければいけないと思います。
    (水戸は前半からかなりプレッシングに来ていたが、対応について?)
    自分たちの動き出しが少なかったところもあるし、下(ピッチ)のコンディションも悪いなか、ちょっと手こずっている感じもあったので、こういうピッチではもう少し大胆にやってもよかったのかなと思います。
    (改めて、ラスト10試合、簡単な試合はないという印象を受けた試合だったが?)
    どの試合も厳しい戦いだと思いますが、そのなかで勝点3を取らなければいけない。でも、磐田とは勝点差3なので、1試合でひっくり返せるし、まだまだチャンスはあると思うし、自分たちは1試合1試合をしっかり勝てるようにやっていかなければいけない。

試合後記

  • 一時は逆転しながら、土壇場の失点で痛恨の引き分け。連勝は4でストップ

    残り10試合となった明治安田生命J2リーグ戦で、激しいJ1昇格争いの渦中にいるセレッソ大阪。前節では首位の大宮アルディージャとの直接対決を制し、勢いを持って迎えたこの第33節。水戸ホーリーホックとのホームゲームに臨んだが、結果は2-2の引き分け。一時は勝ち越しながら、試合終了直前に失点し、目前で勝点3が1になってしまうという、何とも悔しい試合となった。これで連勝も4でストップしたセレッソ。順位は3位のままだが、2位ジュビロ磐田との勝点差は再び3に広がってしまった。

    玉田圭司、楠神順平ら攻撃陣をケガで欠いたなか、前節は出場のなかった田代有三が2試合ぶりに先発。そのほかは、大宮戦と同じスターティングメンバーを並べたセレッソ。第17節愛媛FC戦以来、約3カ月半ぶりとなるヤンマースタジアム長居での一戦に臨んだが、前半はピッチコンディションをうまくとらえきれず、水戸の素早いプレスの前に、ボールを失ったり、パスミスしたりするなど、ペースをつかめない。その影響もあって、「前半の45分を無駄にしてしまい、スピード感のない遅いサッカーで時間を潰してしまった」(パウロ アウトゥオリ監督)。

    前半を0-0で折り返したなか、「後半の入りはすごくよかった」(田代)。49分に関口訓充が放ったミドルシュートが水戸GK本間幸司を脅かし、53分にはコーナーキックを合わせた山口のダイレクトボレーがゴールポストに当たるなど、後半早々からセレッソに本来のリズムが生まれ始めつつあった。しかしながら、先手は水戸のほう。53分に交代出場したばかりの船谷圭祐に、56分、ミドルシュートを決められてしまった。

    それでも、セレッソはすぐに反撃。63分、右サイドバックに田中裕介を入れて立て直しを図ると、65分、同点に追い付く。その田中が右から左足でクロスを入れ、エジミウソンのポストプレーを経て、パブロがシュート。一度は相手DFに阻まれるも、そのこぼれ球を拾った田代が、落ち着いて左足でゴールを決め、試合を振り出しに戻した。

    その後、80分にはマグノ クルス、82分には吉野峻光と、個人技の高い選手を次々と送り込み、逆転を狙ったセレッソ。水戸に押し込まれるシーンもあったが、そこをしのぐと、88分、スタジアムのボルテージが最高潮に達する。丸橋祐介の左クロスフィードから、パブロが抜け出そうとしたところは相手DFに身体で阻まれたが、そのこぼれ球を素早く拾ったのが、エジミウソンだった。GKの飛び出しをかわしたナンバー10は、左足できれいにシュートを流し込み、2試合連続ゴールとなる逆転弾で、桜色のサポーターを熱狂させた。

    これで試合は決まったかに思われたが、指定されたアディショナルタイム4分も終わろうとしたとき、悪夢が待っていた。相手GKからのゴールキックで、パワープレー気味に空中戦が続くと、そのこぼれ球を水戸の鈴木雄斗に決められ、まさかの同点に。最後、セレッソも勝ち越し弾を奪いにいくも、叶わず、すぐにタイムアップ。スタジアムは何とも言えない空気に包まれ、サポーターはもちろん、桜色の戦士たちのショックも大きかった。

    だがしかし、残り9試合、J1自動昇格圏内となる2位以内を勝ち取るためにも、ここで落ち込んではいられない。「磐田とは勝点差3なので1試合でひっくり返せるし、まだまだチャンスはあると思う。自分たちは1試合1試合をしっかり勝てるようにやっていかなければいけない」と関口も言うように、今節、そして、ここまでの教訓を活かすべく、チームは中3日で迎える次節、徳島ヴォルティス戦での巻き返しを誓っていた。

シュート数

10 12
  • 山口 蛍(2)
  • パブロ(4)
  • 関口 訓充(1)
  • エジミウソン(3)
  • 田代 有三(1)
  • 岩尾 憲(2)
  • 鈴木 雄斗(4)
  • 三島 康平(2)
  • 馬場 賢治(2)
  • 船谷 圭祐(1)
  • 吉田 眞紀人(1)

ゴールキック

12 7

コーナーキック

2 4

直接フリーキック

13 4

間接フリーキック

3 1

オフサイド

3 1

ペナルティキック

0 0