Jリーグ ディビジョン1 第17節

2012.7.7 (土) 19:03

ニッパツ球技場

入場者数:9,751人

横浜F・マリノス
  • 富澤(31')
セレッソ大阪
  • 柿谷(80')
1-1
1-0 0-1

横浜F・マリノス

GK 21 飯倉 大樹
DF 13 小林 祐三
DF 4 栗原 勇蔵
DF 22 中澤 佑二
DF 5 ドゥトラ
MF 27 富澤 清太郎
MF 8 中町 公祐
MF 7 兵藤 慎剛
MF 11 齋藤 学
FW 10 小野 裕二
FW 18 マルキーニョス

サブ

GK 30 六反 勇治
DF 16 比嘉 祐介
DF 24 金井 貢史
MF 14 狩野 健太
MF 19 森谷 賢太郎
MF 29 谷口 博之
FW 9 大黒 将志
監督

セレッソ大阪

GK 21 キム ジンヒョン
DF 3 茂庭 照幸
DF 4 藤本 康太
DF 14 丸橋 祐介
DF 17 酒本 憲幸
MF 2 扇原 貴宏
MF 6 山口 螢
MF 10 ブランキーニョ
MF 13 柿谷 曜一朗
FW 9 ケンペス
FW 11 播戸 竜二

サブ

GK 1 松井 謙弥
MF 18 横山 知伸
MF 20 高橋 大輔
MF 25 黒木 聖仁
MF 26 村田 和哉
MF 28 井上 翔太
FW 19 永井 龍
監督

シュート数

12 9
  • 小林 祐三(1)
  • 中澤 佑二(1)
  • 富澤 清太郎(1)
  • 兵藤 慎剛(1)
  • 齋藤 学(3)
  • 小野 裕二(3)
  • 谷口 博之(2)
  • 丸橋 祐介(2)
  • ブランキーニョ(1)
  • 柿谷 曜一朗(5)
  • ケンペス(1)

ゴールキック

6 8

コーナーキック

8 6

直接フリーキック

19 14

間接フリーキック

2 1

オフサイド

2 1

ペナルティキック

0 0

監督コメント

  • 【ハーフタイム】
    ・互角の勝負はできている。後半は追い風になるので、どんどんシュートを打っていこう!
    ・セカンドボールを相手に拾われている、数的不利を無くしていこう!
    ・前へ行き過ぎて裏を取られているので気を付けよう!
  • 【試合後】
    まず前半ですけれども、我々が思った以上にグラウンダーのボールをつないで攻めることができずに、キーパーから、ジンヒョンからですが、フォワードのケンペスあるいは播戸にボールを蹴らざるを得ないというようなサッカーになってしまって、さらにマリノスさんがサイドを使ってスピードを生かした攻撃をされていたという部分があったと思います。そこでハーフタイムに話をしたのですが、マリノスさんのセンターバック2枚も当然空中戦が強いということで、もっともっとグラウンダーのボールをつないで崩しを狙っていこうと、それを選手たちも理解してくれて後半のパフォーマンスは前半よりもはるかにいいものになったと思います。二点目のゴール、逆転ゴールを取るチャンスも十分にあったということを考えれば、非常に後半内容はよくなったと思います。引き分けという結果ですけれども、前半はマリノスさんが良かった、後半はセレッソが盛り返した。そういう内容を考えると引き分けというのは妥当な結果ではなかったかと思います。

    Q.清武選手、ボギョン選手が抜けた中での試合で、二列目の柿谷選手、ブランキーニョ選手を含めた攻撃陣の動きについてどう思われますか?
    A.清武あるいはキム ボギョンが持っていたスタイルと今日出ている柿谷それからブランキーニョとは元々スタイルが全く違うものがあるので、彼ら二人がいなくなった今、ブランキーニョと柿谷を入れた中で新しいチームの形を模索していかなければいけないと思っています。その中でドリブルなのか、スルーパスなのかあるいはワーンツーなのか、そういった判断を含めて試合を通して、もちろん練習ではやってきていますけれども、さらに試合の中で連係を良くしていく、磨いていく、そういう部分がどうしてもあると思います。一週間の練習を積み重ねた中で今日のパフォーマンスは決して悪いとは思わないのですけれども、もっと時間をかけながら熟成させていく必要もまだあると思っています。

    Q.今日の試合で今シーズンの前半戦が終わったわけですが、この時点で勝ち点19というのは、シーズン前から考えていたものと比べて率直にどう思うか?
    A.もちろん前半戦が終わったところで勝ち点19というのは満足のいく数字とは言えないと思います。ただし振り返ってみればパフォーマンスとしてチームがやるべきことができていなかったというのは、札幌戦だけだったと思います。それ以外の試合では勝ち点が取れなかった理由というのが、おそらくほぼ(全ては)勝ち点を取りこぼした試合というのは、フィニッシュの精度が低かったと、決定力を欠いてしまったという部分で勝ち点を19しか積み上げられなかったと思います。後半に向けて一番大きな課題となるのは、まず決定力という部分だと思います。もう一つはオリンピックによる扇原 貴宏それから山口 螢が不在となる期間。さらには清武、ボギョンがいなくなることを考えれば、中盤の4人はまったく違う編成をするということになるので、そういった中で前半以上の勝ち点を取っていかなければいけないのが現実だと思っています。ただし勝ち点を積み重ねる中で、まずは順位表の中位に出来る限り順位を上げていきたい。そしてさらにACL出場のチャンスを狙えるような位置にできる限り早くもっていきたいということを、今考えています。

    Q.横山選手のディフェンスラインは練習の中からやってきたのでしょうか。また彼が入ってからのディフェンスラインのパフォーマンスをどう思うか?
    A.まず練習の中でもこういった起用の可能性を考えて、そしてさらに彼のプレーの特徴を考えてセンターバックというポジションでしっかりやれる選手だと思っていたので、練習の中で両方の、中盤の底あるいは最終ラインというポジションの両方を今までやってきていました。そして今日のパフォーマンスについても彼は本当に良かったと思います。もともとあれだけ身長のある選手なので、空中戦にも強いですし、さらには今日は球際の強さ、激しいディフェンスというものを彼の持ち味、しっかり出せていたと思います。非常に安定していて彼らしいパフォーマンスというのをしっかり見せてくれたことについては非常に満足しています。

選手コメント

  • ・柿谷曜一朗選手
    同点に追いつけたのは良かったですけど、同点ゴールが遅かったな、という思いもあります。前半は横浜さんの守備が堅くて、攻守の切り替えも早くて、戸惑っていた部分もありました。ただ、相手ペースの時に、2点目を取られなかったのは大きかった。横さん(横山 選手)が入った形も練習からやっていたし、大きな問題にはなりませんでした。GKを含め、全員でしっかり守って、追いついて、その後も最後まで勝ち切ろうという姿勢を出せたことは良かったです。あとは、姿勢を見せるだけじゃなくて、実際に2点目を取って勝ち切ることが、次の課題ですね。内容的には、自分たちがもう1点取るチャンスもあったし、相手に取られるピンチもありました。どっちに転ぶか分からない試合で、アウェイで負けなかったのは良かったとも思います。
    (得点の場面について)トラップは前を向こうということだけを考えて、思い切り打ったら入った感じですね。
    (FWから2列目に下がってのプレーでしたが?)FWの時と特に考え方は変えず、今まで通りにやろうと思っていました。
    (後半良くなった理由は?相手のプレスが弱まった?)相手が弱まったというより、僕らも負けているので、もっと走らないと、という意識になりました。相手も、まずは守ってから攻撃に繋げよう、という意識になったのかも知れません。

    ・山口 螢選手
    危ない場面もありましたけど、体を張る所は張って、全員で守れていたと思います。失点も崩されたというよりセットプレーからだったので。内容的には、前節と同じく、前半にやられて後半に盛り返す形になりました。個人的には、もっと前半からプレスにいきたい気持ちはあります。実際、後半は僕が前から行った時に相手のミスも誘ってチャンスも作れたので。途中からワンボランチ気味になったので、どうしても前には出られない形になりましたけど。後半は龍(永井選手)も入って前でキープしてくれたし、その分、曜一朗君(柿谷選手)がサポートする時間も増えました。
    (得点場面について)曜一朗君は調子がいいですし、エースの自覚というか、得点を取ってくれる雰囲気を毎試合持っている。凄く信頼しているし、曜一朗君がシュートに繋げられるようなパスを心掛けています。

    ・藤本康太選手
    前半は上手く行かなかったですけど、後半はグラウンドがスリッピーの中でも繋げたのが良かったのかな、と思います。もっと簡単に繋いでも良かったけど、後ろから見ている感じでは、パスが多少ずれている場面も多かった。出し手と受け手が合わない場面も多かったですね。ただ、劣勢の場面でも後ろが我慢出来たことは良かったです。どこが危ない、とか皆で声を掛け合って守れていた。ちょっとした声ですけど、横さん(横山選手)とか螢(山口選手)とかも声を掛け合えたのは大きい。全体の守備意識も高かったと思います。龍(永井選手)もケンペスも、ブランキーニョも守備をしっかりやってくれた。今のチーム状況だと、そういうことも当たり前のようにやっていかないといけない。2点目を取られたら精神的にキツかったと思う。1点でしのげば、前が取ってくれると信じてプレーしていました。キヨとボギョンも抜けて、こういう(我慢する)試合は増えて行くのかなとは思います。曜一朗(柿谷選手)ばかりに頼っていられないけど、龍とかも、後半に出てきてキープしてくれて可能性も感じさせてくれたし、新しい攻撃の選手がレギュラーを奪ってやるという感じでプレーして行けば、このチームはもっと伸びて行くと思います。

試合後記

  • リーグ戦4試合ぶりの勝利を求めて横浜に乗り込んだセレッソ。「今日は絶対に勝ちたいと思って試合に臨んだ」(ブランキーニョ)。チームの意志は結束していたが、結果的には、先制され、その後追い付く同じ形での2試合連続のドロー。勝ち点3を積み上げることは出来なかった。
    それでも、守備陣は横浜に先制された後も、藤本とキム ジンヒョンを中心に相手に2点目を与えずしのぎ切った。攻撃陣も、「エースの自覚というか、点を取ってくれる雰囲気を毎試合持っている」(山口)柿谷の2試合連続となる得点で守備陣の奮闘に応え、今後に繋げて行ける要素も十分に見られた試合となった。
    内容的には、「前節と同じく、前半にやられて後半に盛り返す形」(山口)。前半は攻撃の形を作れず、21分にCB茂庭を負傷交代で欠く苦しい展開の中、セットプレーから先制された後も、横浜に何度も決定機を作られる。キム ジンヒョンの好セーブもあり、追加点こそ許さなかったが、「前半は横浜の守備が堅くて、攻守の切り替えも早くて、戸惑っていた部分もあった」と柿谷。
    一転して、後半は「グランダーで繋ぎ始めて自分たちのペース」(扇原)となった。徐々にペースの落ちた横浜を尻目に、セレッソが丁寧にボールを繋いで攻勢をかける。前半よりもポジションを高めた柿谷がシュートまで行く場面が増えると、80分、その柿谷が目の覚めるシュートを叩き込んで同点に追いついた。「トラップの瞬間は前を向くことだけを考えて思い切り打った。勝ち切れなかったことは残念だけど、追いつけたことは良かった」(柿谷)。
    今節で、今季のリーグ戦の前半戦が終了した。「勝ち点19は満足のいく数字ではない」(セルジオ・ソアレス監督)が、この試合の後半に見せた内容を今後に繋げ、後半戦は少しでも勝ち点を重ねていきたい。