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2/28 N相模原戦 Pick Up Player【宮本光梨選手】

  • 2/28 N相模原戦
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直近のリーグ戦、アルビレックス新潟レディース戦では後半20分から出場すると、チームは攻勢を強め、2度の決定機が生まれた。カップ戦の前節、同じく新潟L戦でも0-1の後半から出場し、流れを変える働きを見せた。いずれも意識していたことは、「まずは受けること。間で受けて、クッションになって散らすこと。ボールを動かすこと」(宮本)。宮本光梨と言えば、豊富な運動量と予測力を生かしたボール奪取に定評があり、ボランチのタイプとしては、どちらかと言えばカバーリングも含めた守備的なイメージが強い。ただし、WE参入以降は「ボールを動かすこと、配球力を高めること、ゴールに直結するプレーの質を高めること」(宮本)も自身の課題として向き合っており、年々、成長が見られる。今シーズンから指揮を執る松田岳夫監督も、「シーズンの最初よりかなり良くなっています。ボールを動かせるようになっているし、彼女が入ると流れが良くなるシーンも見られます。誰かと絡むことで、よりチームが生きてくる」と評価する。現状、中盤は脇阪麗奈がアンカー気味にポジションを取り、その1列前で宝田沙織がゲームを作り、フィニッシュに関わる役割を担っているが、宮本もそこに割って入るだけの力を付けつつある。脇阪、宝田と、どちらの選手と組んだとしても、「2人の攻撃力を、より前で生かす」(宮本)こともできる。

宮本の「憧れ」であり、お手本にしている選手が、クラブのOGでプライベートでも親交が深い林穂之香(エヴァートンFC)。157cmと体格的には大きくない林がイングランドのウィメンズ・スーパーリーグで堂々プレーし、フィジカルが強い選手たちの中にあっても大きな活躍を見せている要因としては、やはり受け方や動かし方などボールを扱う技術に優れ、予測力などサッカーIQにも長けていることが大きい。言わば、小柄な宮本が“ピッチで生き抜く術”を最大限に発揮している選手とも言える。また、「誰かがシュートを打った後も穂之香さんのところにボールがこぼれてくるイメージがある」(宮本)。得点力も林の武器だが、それは「サボらない」(宮本)メンタルに加え、サッカーの流れを読む力とも無関係ではないだろう。宮本自身、WE参入初戦となったN相模原戦では、チームとして高い位置からプレスに行ったセカンドボールを拾って、遠めの位置からロングシュートを決めた実績もある。今シーズンまだゴールはないが、チャンスがあれば、ミドルシュートも狙っていきたい。宮本の良き理解者であり、自身の現役時代から現在も宮本を可愛がっている古澤留衣エバンジェリストも、「守備や攻守のバランスなど、あの子が入ることでチームは安定します。そこからもう一つ、得点も狙って欲しい。点の取れるボランチ、ほのちゃん(林)みたいになって欲しいです!」と期待を寄せる。中盤でのボール奪取に加えて潤滑油としてチームの歯車を回していく働き、さらには相手ペナルティーエリア内に近づいた際は、思い切りよく足も振っていきたい。

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