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2/28 N相模原戦 Match Preview

  • 2/28 N相模原戦
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リーグ戦で連敗の流れを変えるべく、クラシエカップのグループステージ3連勝へ向けて、チーム一丸で再開後の初勝利を目指す

 
2025/26 SOMPO WEリーグ第16節・アルビレックス新潟レディース戦から中6日。舞台をカップ戦に移し、セレッソ大阪ヤンマーレディースは2025-26 WEリーグ クラシエカップ グループステージ第3節・ノジマステラ神奈川相模原戦に挑む。

クラシエカップのグループステージはここまでホームで2試合を戦い連勝。第1節は田子夏海の2得点でN相模原に2-1で勝利。第2節は新潟Lに先制されるも後半怒とうの反撃を見せ、中西ふうが同点ゴール、後半アディショナルタイムに新井萌禾が劇的な勝ち越しゴールでこちらも2-1で勝利した。グループステージ突破へ向けて好スタートを切った中、ここからは3試合連続でアウェイ戦。今シーズンここまでリーグ戦では勝利がないアウェイだが、カップ戦でその流れを払拭したい。N相模原とは今シーズンすでに3度対戦。リーグ戦では第3節で2-0、カップ戦では前述のように2-1、そして皇后杯でも3回戦で対戦し、百濃実結香の決勝点で、1-0で勝利した。もっとも、だからこそN相模原は強い気持ちで向かってくるだろう。C大阪としても、そうした相手の気持ちを受けるのではなく、はね返していくことが重要だ。

今節はシーズン全体の流れとしても大きな一戦になる。「カップ戦だけで見ると連勝中ですが、再開後は勝てていないので、今の流れを変えるためにも勝ちたいです」と試合に向けて話したのは宮本光梨だが、ウィンターブレイク明け以降、C大阪はリーグ戦で連敗。特に直近の新潟L戦はホームに4,726人の観客が集まった中、1-3で完敗。試合後、松田岳夫監督は、「技術的にも戦術的にも改善すべきところは多いですが、単純にもっともっと戦わないといけない。見て下さる皆さんに伝わる何かが足りない。それをしっかりともう一回、見直してゲームに反映させていかないと、次はないのかなと感じています」と強い言葉を残したが、失点シーンを含め、やや淡白なプレーに映った感は否めない。松田監督は選手間でのコミュニケーション不足も課題に挙げたが、ピッチ内で一人一人がリーダーシップを発揮する意識も高めていきたい。海外挑戦のため白垣うのがチームを離れた今、守備のみならず、チーム全体を引き締める役割にも期待が懸かる米田博美も、「戦う気持ちをもっと出していきたい。CBとして声を掛けないといけないことは多い。指示の声もそうですし、要求の声、厳しい声も掛けていきたい」と自覚を深める。対人で簡単に競り負けないこと、ゴール前での粘り強さ、チーム全体として、新潟L戦で課題となった守備のデュエルと耐久力を発揮することが、この試合では欠かせない。

攻撃では複数の選手が連動する良いシーンも作れている。ただし、まだその回数は少ない。相手のアタッキングサードに迫る場面を増やし、いかにゴールネットを揺らすか。前節は後半に訪れた2度の決定機を逸し、試合後は目に涙も浮かべた百濃は、「もっと中で準備して、味方を信じて、いい形で入っていきたい」と話す。シュートに向かう過程の動きを改善し、結果につなげたい。「逆転されてからはピッチ内でも声掛けが少なくなった。みんなが下を向かないよう、プレーで引っ張ろうと思っていました」と前節の試合後に話した田子は、力強いプレーで局面を打開する姿は試合ごとに頼もしさを増している。今シーズン、リーグ戦、カップ戦とも得点を奪っている相手に対し、今節も“キラー”発揮に期待が懸かる。相模原ギオンスタジアムは強風も特徴。風上のエンドでは、積極的にシュートを打っていきたい。田子と2トップを組む浅山茉緩は、「一人一人が頑張るだけではなく、(自分が)孤立しない、(味方を)孤立させないよう、周りと上手く関わっていきたい。背後へ抜ける動きは自分の特長ですが、出し手とのタイミングも合わせていきたい」と連係面での向上をカギに挙げる。今週、U-20日本女子代表候補の国内トレーニングキャンプに参加し、新たな刺激を得て戻ってきた新井のプレーにも注目だ。

試合の中で、苦しい時間帯は必ず訪れる。その時にいかにチームとして団結して戦えるか。そして、いかにチャンスで仕留める集中力を発揮できるか。クラシエカップのグループステージ3連勝へ向けて、ウィンターブレイク明けの公式戦初勝利を目指し、チーム一丸で敵地へ乗り込む。

試合前日コメント

松田 岳夫監督


Q:直近のリーグ戦の試合後は、「しっかり見直して反映させていかないと、次はない」という厳しい言葉もありました。カップ戦になりますが、前節からの変化をどう見せたい?
「色んなことがすぐには変わらないですが、まず何が問題なのかを選手は理解しないといけません。もちろん、技術、戦術もありますが、一番は、勝ちたいという気持ちと、勝つために何をするのか。そこが一番、大事。勝ちたいと思っていても何もできなかったら思っていないことと一緒。もっと、もがいて欲しいし、危機感を持って欲しい。リーグ戦で4回しか勝っていないことを悔しがって欲しい。必死にひたむきに頑張っているサッカーと、一つ一つのプレーが甘くて下を向いて、躍動感がないサッカーは、お客さんにもすぐ伝わります。『徐々に変わっていくだろう』と悠長なことを言っていたら変わりません。技術や駆け引きを強調するあまり、ハードワークするベースの部分がぼやけている。大事なモノを見失っているチーム状況に感じます。それは今すぐ変えていかないといけません」

Q:何かを強調すると、そこに意識が傾き過ぎてしまう難しさも感じるが?
「サッカーでも緩急が大事ですが、スピードを上げることも、落とすことも大事。でも、どちらかを意識させると、どちらかが疎かになる。技術を大事にしようとすると、ハードワークできなくなる。ハードワークを意識させると、今度は技術のところでノッキングしてしまう。サッカーでは陥りやすい現象ですが、それが今のチーム状況だと思います。今は頭を使ってプレーしようとしている分、頭を経由するとノッキングする。考えると、体が動かなくなる。頭を経由しないでも体が勝手に反応するまでトレーニングでやりこまないと、実際のゲームでは使い分けられません。昨年の終盤に少し身に付いてきたことが、中断期間を挟んで、少し元に戻ってしまったように感じます」

Q:今週は、対人守備で厳しく寄せる練習も行っていたが?
「守備にしても、全部、前から奪いにいくのは無理だから、『セットして、ここ(セットした位置)から行きましょう』と言えば、全部それになってしまう。奪う位置が低くなって、ズルズル下がって、ゴール前まで相手に来られてしまう。そうなると、奪っても相手ゴールまで遠い。そういう現象になっているので、もう少しボールへのアプローチを早くする。そのためのハードワークをもう一度しっかりやらないといけないと感じています。FWの守備にしても、『真ん中に(パスを)入れさせずにサイドに出させるアプローチをすればいい』ではなく、相手をヘッドダウンさせないといけない。それをもう一回、体で思い出すことが、今週やるべきことなのかなと思っています」

Q:ノジマステラ神奈川相模原とは、今シーズン4度目の対戦になるが?
「ここまで3試合は勝てていますが、今の状況を考えると、楽な試合にならないことは分かっています。メンタル、フィジカルをしっかり改善して戦わないと、勝利は待っていても転がって来ません。もう一回、戦うことは強調して試合に臨みたいと思います」


宮本 光梨選手


Q:前節は後半の途中から出場して攻撃を活性化させたが、何を意識して入りましたか?
「まずは受けること。間で受けて、クッションになって散らすこと。ボールを動かすことは意識して入りました」

Q:毎年、課題に挙げて向上に努めてきたと思いますが、ボールを動かすプレーも成長している実感はありますか?
「今年に入って、ボールを受ける時のポジショニングはより意識しています。ミーティングでもよく話に挙がるので、受けるポジションやタイミングの意識は変わったと思います。ボランチに当てて落としたり、ボランチが受けてボールを動かして攻撃のリズムを作るプレーは、今年になって、よりチームとしても強まっていると思います」

Q:カップ戦はここまで連勝です。グループステージ突破へ向けての思いは?
「カップ戦だけで見ると連勝中ですが、再開後は勝てていないので、今の流れを変えるためにも勝ちたいです。もちろん、グループステージを突破するためにも大事な試合ですが、今の状況に向き合うことが大事かなと思います」

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