第17節
2026.3.28土
マイナビ仙台
0
AWAY
FULL TIME
0
ユアテックスタジアム仙台
0-0
0-0
セレッソ大阪ヤンマーレディース
ユアテックスタジアム仙台
1,471人
ギャラリー
MATCH REVIEW
監督コメント
■松田岳夫監督
「最後まで勝利を目指して戦いましたが、結局はスコアレスドローという結果となりました。遠くまで応援に来ていただいたサポーターの方と喜びを分かち合いたかったです。試合の入りが悪く、気持ちの面ではしっかり入れましたが、相手のパスに食いついてリアクションではがされてしまう、そういう流れの中で自分たちがボールを持つ時間が短くなり、リズムを取り戻すことができませんでした。途中若干の修正を加えながら、前半30分あたりから自分たちのリズムを取り戻すことができ、最後まで継続することができました。ただゲームのリズムをいくら取っても、ゴールを獲らないと勝利には繋がらないというところで、ゴール、そこに向かうプレー、迫力、人数の掛け方、全てにおいて課題であると感じました。すぐに解決できる問題ではありませんが、一人一人の選手の積極性、自信を持ってプレーすること。単純ですがそういったところを高めていきたいと思っています」
Q:U-20日本女子代表として3選手が活動されていますが、今日出場された選手たちにどう点を取っていくか、どのように共通認識を与えられたのか?
「不在の選手のプレーを代役としてやるわけではないので、それぞれ個々の選手が自分の特徴を出していくところを意識しました。最初は純粋にFWの選手がいない状態でスタートしましたが、中盤でボールを支配したかったからです。そこに関しては入りが悪くなかなか機能しませんでしたが、その中で選手たちそれぞれが考えながらプレーできたと思っています」
Q:脇阪選手が本日の試合でWEリーグ通算100試合を達成しました。改めて彼女のチーム内での貢献度や存在感とは?
「年齢的にもまだまだ成長できる年齢なので今がベストではありませんが、持っているプレーをしっかり出し切る、その辺りはフィールドプレーヤーでは最年長であるというところで、周りの選手にいい影響を与えていると思います。なかなか技術を持っているけど出せない選手が多い中でみんなの手本になりますし、サッカー選手にとって必要な能力を備えていると思います」
選手コメント
■脇阪麗奈選手
Q:WEリーグ通算100試合出場おめでとうございます。100試合を達成したことについて
「いろんな人の支えがあって達成できたので、嬉しく思います」
Q:試合を振り返って
「自分たちの時間が長かったなかで得点が取れなかったことは攻撃の選手としては申し訳ない気持ちと、どうやって得点を取るかというところを個人でももう少し考えたいと思います」
Q:次節ハトスタでの浦和戦への意気込み
「クラシエカップの第5節では初めて浦和に勝利しグループステージ突破も決めて、いい流れだった中で第6節では負けてしまったので、滋賀では必ず勝ちたいと思います!」
■北原朱夏選手
Q:2/21新潟L戦以来のスタメン出場でしたが、左サイドハーフでのプレーにあたって意識したことは?
「サイドバックの時よりは攻撃的にいけるので、前に前に攻撃に関わることを意識しましたし、いつもよりは内側でのプレーを意識してゴールに向かえるようにしました」
Q:試合を振り返って
「最初は自分たちのゲームができず苦しいなかで、途中百濃選手をポジションを変えて、自分としては今日の試合ではサイドハーフよりもFWの方がやりやすいと感じました。前線からのプレスで一度チャンスがありましたが決めきれなかったのが悔しいです」
Q:次節浦和戦は地元滋賀での試合です。意気込みをお願いします
「1年に1回の滋賀での試合なので、いいゲームをして、勝って、来年の滋賀の試合でもお客さんを増やせるように頑張ります」
■和田麻希選手
Q:今日は特に前半が右サイドでの攻撃が活発でした。試合を振り返ってください
「最初はリズムに乗ることが難しく話し合いながら修正していき、途中からボールも回ってきて、自分も自信が持てましたし、ボールを持ったらまずは仕掛けてみようと意識して攻撃していました」
Q:点を取るために必要になってくる部分は?
「監督からもクロスではなくシュートに行けというのは言われていて、今日も何度かシュートは打てましたが、決めきることが自分の仕事なので、次はゴールできるように頑張ります」
Q:次節浦和戦への意気込みをお願いします
「直近でも2試合戦っていて1勝1敗なので、ここで勝って波に乗って、リーグ戦だけでなくクラシエカップも戦えると思うので、絶対に勝ち切りたいです!」
■四本帆夏選手
Q:今日の試合を振り返ってください
「相手が背後にボールを配給してくるというところではしっかり自分たちが対応できたと思いますが、立ち上がりのところでは自分たちのペースをなかなか掴めなかったので、そこはうまく修正していきたいですし、ビルドアップの部分でも思うようにボールを動かせなかったので、次に向けて修正したいと思います」
Q:守備陣は矢形選手にほとんど仕事をさせませんでしたが、守備面でチームで話し合っていたことは?
「縦に速いというところは情報として持っていましたし、元チームメイトというところでみんなも意識していたので、試合前からいろんな選手に声をかけてもらい、DF陣もカバーに入るからと言ってくれたので、自分がマークについた時はしっかり前に出て行けるようにみんながカバーしてくれました」
主導権を握り、チャンスも作ったが、決定打を出せずスコアレスドロー。滋賀県での開催となる次節・浦和戦で勝利を目指す
クラシエカップの戦いを挟み、リーグ戦としては約1ヶ月ぶりとなった今節。セレッソ大阪ヤンマーレディースは、マイナビ仙台のホームに乗り込み、2025/26 SOMPO WEリーグ第17節に臨んだ。先発は直近の試合、クラシエカップのグループステージ最終節・三菱重工浦和レッズレディース戦から3人変更。GK山下莉奈、センターバック米田博美が公式戦2試合ぶりに先発に戻り、北原朱夏が前節のリーグ戦以来、公式戦としては5試合ぶりに先発で左サイドハーフに、普段このポジションでプレーしている百濃実結香はU-20日本女子代表に選ばれた田子夏海が不在の1トップでスタートした。
立ち上がりはマイ仙台にボールを持たれ、自陣でのプレーが続いたセレッソ。ただし、この時間帯で与えた相手のセットプレーもしっかりはね返すなど決定的な場面は作らせることなく試合を進めると、20分、この試合初めて敵陣深くまでボールを運び、脇阪麗奈がシュートチャンスを迎えかける。25分にも右サイドハーフの和田麻希が高い位置で奪ってドリブル。ペナルティーエリア深くまで切れ込んでチャンスを作る。この時間帯からセレッソが保持の時間を増やしていく。中盤でのセカンドボールも拾って相手を押し込むと、左右の深い位置まで進入し、CKも獲得。33分には、北原のCKを宝田沙織がダイレクトボレーで合わせる。クロスバーに当たったはね返りを拾い、再び宝田が相手を外して縦に突破。決定的なシュートを放ったが、ここはDFにブロックされてゴールならず。35分にはトップ下の脇阪が相手GKまでプレスをかけると、25分あたりから百濃とポジションを変えて最前線に出ていた北原がGKのキックをカット。チャンスになりかけたが、フィニッシュには持ち込めなかった。前半の中盤以降はセレッソが試合を支配。右サイドの和田が再三、深い位置まで切れ込むなどゴールに迫ったが、先制点は奪えず前半は0-0で折り返した。
セレッソはハーフタイムに選手を1人交代。後半開始から北原に代わり池田柚葉が1トップに入った。49分、その池田にチャンス。今節も右サイドバックで先発した高和芹夏の左足で巻いたクロスが良い軌道でゴールへ向かうと、そこに飛び込んだが、わずかに頭に合わなかった。池田は56分にも宝田のパスから背後を取る。ここはオフサイドにはなったが、積極的に自身の持ち味である裏へ抜け出す姿勢を見せた。57分にも大きなチャンス。脇阪が反転して前を向くと、右サイドの背後へスルーパス。抜け出した和田が相手DFを交わして中へ突破。クロスの選択肢も入れつつ、角度のないところからシュートを放ったが、GKに防がれた。この試合、右サイドからの仕掛けが目立った和田。「途中からボールも回ってきて、自分も自信が持てましたし、ボールを持ったらまずは仕掛けてみようと意識して攻撃していました」と試合後に振り返ったように、1試合を通じて質的優位を発揮し続けた。次節のリーグ浦和戦、さらにはクラシエカップのノックアウトステージへ向けては、そこからさらに得点へ至るプレーの質も上げていきたい。83分、松田岳夫監督は後半から起用した池田に代えて浅山茉緩を投入。この試合、1トップとしては4人目の選手を送り込むと、87分、脇阪のニアへのCKに浅山が飛び込むも、ヘディングシュートは枠の外。後半アディショナルタイムには宝田のCKがクリアされたところを拾った四本帆夏がシュート。ゴールから近い距離で可能性のあるシーンだったが、マイ仙台の守備陣の体を張ったブロックに防がれた。前半途中からは主導権を握ったセレッソとしては、何とかこじ開けたい展開だったが、最後まで1点が遠く、0-0で試合終了。守備では矢形海優にもシュートを打たせずしっかり守ったが、「ゴール、そこに向かうプレー、迫力、人数の掛け方で課題が残った」(松田監督)ゲームとなった。
今節、WEリーグ通算100試合出場を達成した脇阪は、この試合でも攻守に精力的なプレーを披露。守備でスイッチを入れて、攻撃でも背後へのパスを何度も狙ったが、無得点という結果に対し、「自分たちの時間が長かったなかで得点が取れなかったことは攻撃の選手としては申し訳ない。どうやって得点を取るかというところを個人でももう少し考えたい」と総括。次節以降、チーム全体としても、どう得点を奪うかという部分をさらに追求していきたい。その次節は年に1回、滋賀でのホーム開催となる浦和戦。滋賀県出身の北原は試合に向けて、「いいゲームをして、勝って、来年の滋賀の試合でもお客さんを増やせるように頑張ります」とコメント。カップ戦でWE参入後の公式戦初勝利を収めた相手に対し、今度はリーグ戦での初勝利を目指す。