皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会準決勝

2025.12.14

サンフレッチェ広島レジーナ

李 誠雅 (11')

中嶋 淑乃 (20')

藤生 菜摘 (33')

3

AWAY

FULL TIME

2

3-0

0-2

セレッソ大阪ヤンマーレディース

宝田 沙織 (78')

百濃 実結香 (90+3')

サンガスタジアム by KYOCERA

ギャラリー

MATCH REVIEW

後半に追い上げ、宝田沙織、百濃実結香のゴールで、あと1歩まで迫るも及ばず。初の皇后杯決勝進出はならず、無念のベスト4敗退

 

朝日インテック・ラブリッジ名古屋との皇后杯準々決勝から中6日。サンフレッチェ広島レジーナとの皇后杯準決勝に臨んだセレッソ大阪ヤンマーレディース。先発は名古屋戦から3人変更。新井萌禾がケガから復帰後初スタメンを飾り、2トップの一角へ。和田麻希が公式戦2試合ぶりに先発して右サイドハーフに。ディフェンスラインでは、米田博美がこちらも公式戦2試合ぶりの先発でセンターバックに入り、白垣うのが右サイドバックで出場した。

 

開始直後、広島の左サイド、中嶋淑乃に立て続けにクロスを入れられたセレッソだが、入りそのものは悪くなかった。しっかりとボールをつなぎながら敵陣に迫る場面も作ったが、12分、スローインの流れから自陣左サイドを取られて失点。GK名和咲香がやや前に出ていたところを李誠雅に狙われ、ループ気味のシュートを決められた。不意を突かれた形で先制されると、20分に2失点目。今度は自陣右サイドを中嶋に突破されてクロスを上げられると、ファーで合わせた上野真実のヘディングは名和がセーブ、さらに詰められたシュートも名和が再び防いだが、クリアが不完全になったところを中嶋に押し込まれた。直後の21分にはセレッソも中谷莉奈の鋭いクロスからファーに流れた和田がチャンスを迎えたが、シュートはクロスバーを越えた。前半はボールを握る時間こそ長かったセレッソだが、攻撃でやり切れずに広島のカウンターを受けると、33分に3失点目。再び中嶋に起点を作られ、最後はマイナスのパスをフリーで受けた左サイドバックの藤生菜摘に豪快なミドルシュートを決められた。セレッソも自分たちの時間は作れていたが、守備に回った際の寄せが甘く、相手のサイド攻撃から立て続けに失点を喫してしまった。前半37分、松田岳夫監督は浅山茉緩に代えて田子夏海を投入。田子は直後に高い位置でボールを収めてCKを獲得するなど流れを引き寄せにかかったが、前半は決定機を作ることはできず、3点ビハインドで折り返した。

 

後半も入りは広島のペース。46分、鋭いミドルシュートを受けたが、ここは名和が好セーブで防ぐ。53分、中嶋のクロスに合わせた上野真実の決定機はシュートが枠を外れて事なきを得た。61分にも自陣でのパスミスから大ピンチを招いたが、DF陣が懸命に戻ってシュートブロック。4失点目は防ぎ、試合をつなぎとめると、66分、セレッソに決定機。百濃実結香が左サイドを突破し、クロス。中で和田が合わせたが、シュートはクロスバーを越えた。67分には新井と中谷に代わり、宮本光梨と北原朱夏が入る。この交代で宝田沙織が2トップの一角に上がった。71分、百濃が今度は右サイドの背後を取ってチャンスメイク。クロスに田子が合わせたが、シュートはミートせずに枠を外れた。72分には宝田のパスから背後を取った田子がペナルティーエリア内で倒されたかに見えたが、タックルがボールに行っていると判断され、ノーファウルの判定。それでもこの時間帯はセレッソが押し込み続けると、78分、ついに1点を返す。田子が獲得したFKを宝田が直接狙うと、相手DFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。85分、最後の交代機会で和田に代わって田中智子が入ったセレッソは、右サイドから良い形を作ると、後半アディショナルの90+3分、さらに1点を返す。百濃がペナルティーエリアの深い位置まで進入してCKを獲得。北原のファーへのキックを四本帆夏が折り返し、中で百濃が詰めてネットを揺らした。あと1点。90+4分には、右サイドを取った田子のクロスに百濃が合わせたが、ここはシュートを枠内に収めることができず、クロスバーを越えた。後半のラスト30分は怒とうの反撃を見せて1点差まで詰め寄ったセレッソだったが、前半の3失点が重くのしかかり、2-3で敗戦。皇后杯で初の決勝進出はならず、タイトルへの道は準決勝で閉ざされた。

 

前回、ベスト4に進出した第43回大会に続き、2度目のチャレンジも跳ね返された。ただし、「(前回から)4年間、積み上げてきたモノを出したい」と臨んだ百濃は後半に複数の決定機を作り、自身もゴールを奪うなど獅子奮迅の活躍を見せた。また、セレッソ復帰後、宝田に公式戦初ゴールが生まれたことも明るい材料。後半は多くのチャンスを作り、1点差まで追い上げた精神力も発揮した。1週間後に行われるリーグ戦でのINAC神戸レオネッサ戦へ向けて、試合の入りは今一度、見直したい。第5節に行われたアウェイでの大敗の借りを返し、年内最後の一戦を勝利で終えるべく準備を重ねていく。

監督コメント

■松田岳夫監督
「苦しい状況の中でも最後まで応援していただいたファン・サポーターの方たちに感謝しています。残念ながら勝利を届けることはできませんでしたが、皆さんの声援が選手たちの後押しになりました。これからも応援し続けていただきたいと思います。ゲームの方は、1点目がすごくもったいなかったなと。ただ、ゲーム中ずっと起きていた現象としては、特にサイドの背後を1対1で結構はがされてしまった。1本のパスで、相手のクロスから我々がピンチになるシーンが多かった。なかなか試合を通して潰せませんでした。それが今日のゲームのターニングポイントになったのかなと思います。次に相手のFW、上野選手のところで起点を潰すことができなかった。我々としては、サイドの中嶋選手、真ん中の上野選手、ここが広島のストロングポイントで、そこを潰していきたい。そこから我々の勝機があると、ゲームに向けて取り組んでいました。そこで上回れなかったことがこの結果につながったのかなと残念に思います。最後まで諦めずに2点を取り返した展開になりましたが、ラスト10分、15分、彼女たちが何とかしたいという思いで最後までできたことはプラス材料ですが、そこでできたプレーは、彼女たちの中に潜んでいるけど出せないプレー。そういうモノだったと思います。極論で言えば、スタートからそういう気持ちでしっかりプレーを出していれば、また違った展開になったかも知れません。ただ、現状では、ギリギリの状態にならないと出していけないもどかしさを私としても感じています。これも指導力不足なので、トレーニングの中で積み上げていくことが必要です。それができなかった現状を反省しているところです。結果は残念でしたが、負ければ終わりというトーナメントで勝ち進んできた。それは間違いなく事実なので、彼女たちの秘めた力をどうやって出していけるか。それをこれからのリーグ戦、カップ戦に向けて切り替えて指導していきたいと思います」
 
Q:総括の言葉にもありましたが、前半の失点がもったいないと言いますか、サイドから何度もピンチを招きました。相手の左サイドはストロングポイントであることはチームも選手も承知して対策もして臨んだと思いますが、それでも防ぎ切れなかったことは、選手個々の対応力の問題か、グループとしての問題か。どのあたりに課題があったと感じますか?
「ロングボール、背後へのボールは、ある程度は予測していました。ただし、中嶋選手はただサイドに張っているだけではなく、内側にポジションを取ったり、足元と背後がある状況の中で、我々が狙い切れなかった。縦の受け渡しをできなかった。2列目からフリーで背後に飛び出されたシーンは多かったかなと思います。もう一つは、(守備でプレスの)頭を決めて、もう少しボールへプレッシャーをかけたかったですが、なかなかボールに対してのファーストディフェンダーが決まらず、精度の高いボールが入ってきたことも事実です。そういう意味では、前半はコンパクトに守ることができず、距離感も悪く、間延びした状態になってしまったと感じています」
 
Q:相手を見ながらボールを動かすこと、チャンスを作ることは、後半は特にそうですが、前半も含めて出せていたシーンも多かったです。今日、できたこと、今後につなげていきたいことは何でしょうか?
「相手のスピード、パワーに対して、何ができるか。当然、そこに対しても負けてはいけないですが、我々は我々のやり方でサッカーを進めるべきだと準備もしてきましたし、ゲーム中も選手たちに語りかけていたつもりです。そういう中で、しっかりと相手を見てボールを動かすこと、つなぐことは、ある程度はできたと、振り返ってみて感じる部分もあります。ただ、最後のところで、ラストパスの精度や人の関わり、ゴールを目指す迫力、ゴールを取るために足りないモノも明らかになったので、そこの部分はこれからしっかり付け足していかなければいけないと感じています」
 
Q:今日の試合も含め、現状、宝田選手の起用法について
「このチームの中で、宝田の役割、やれることが多い分、どこで使うかでチームの顔が変わる。それが現状ではあります。ゴールに関わるプレーを多くしていくのか、中盤でリズムを作っていくのか。私の個人的な見解ですが、ゴールへの迫力は、今一歩、足りない。ならば、チームとして、よりゴールへの意識が高い選手、よりパワーを出せる選手、よりアグレッシブな選手を(前で)使っていきたい。そういう意味で、スタートのところでは、チームのリズムを作る、ゲームをコントロールするために中盤で起用している状況です。ただ、プレーの精度、一つ一つのクオリティーを考えると、ゴール前にいて怖い選手であることも事実なので、(今日に関しても)点が欲しい最後の時間帯はゴール前に上げました」

選手コメント

■宝田沙織選手
Q:前半の3失点が重くのしかかったと思います。サイドから簡単に失点した印象ですが、前半の流れはどう振り返りますか?
「(事前の)分析にもあったように、相手の左サイドは仕掛けてくるし、足も速いことは分かっていましたが、うまく対応できなかった。個人のところもそうですし、チームとしてもやるべきことができなかった感じです」
 
Q:相手の左サイドがストロングポイントであることは理解していながら防ぎ切れなかったことは、個々の対応の問題か、グループとしても足りなかったのか?
「もちろん、個人のところでしっかり対応しないといけなかったですが、カバーも含めてもっとできたと思うので、試合中に修正できなかったことが良くなかったと思います」
 
Q:前半で0-3という難しい展開になりましたが、後半、どのような意識で入りましたか?
「前半、相手が3点を決めましたが、まだ45分あるので、『自分たちも3点を取れる、いくぞ』という気持ちで入りました」
 
Q:後半の途中から自分たちの時間帯が続きました。前半とは違う流れも感じましたか?
「そうですね。前半もところどころで自分たちで回せていたところはあったので、そこは後半も自信を持って入りました」
 
Q:FKから反撃の1点を取りました。加入後初ゴールになりましたが、決まった思いは?
「ゴールを決めたことは嬉しい気持ちもあります。1点目が遠かった中で、1点目を取れたことは良かったですが、今日ももっとチャンスはあったので、追い付けたとも思うので、悔しい思いの方が強いです」
 
Q:守備を固めた相手をこじ開けたことは、チームの今後にもつながるのでは?
「ゴールを固められた相手をどう崩すかはまだ課題もありますが、セットプレーも含めて2点を取れたことは、これからにつながると思います。最後の迫力、シュートを打って終わることはまだ課題ですし、クロスを上げられるタイミングで上げ切れなかったり、ゴール前まで行けているけどシュートまで行けていない場面もあるので、そこはもっと貪欲にいきたいと思います」
 
 
■百濃実結香選手
Q:率直に2-3という結果をどう受け止めていますか?
「一番は、悔しい気持ちが大きいです。やられ方が(悔しい)。2点目は崩された失点でしたが、1点目と3点目は防げた失点だったと思います。やられ方が悪かった。前半の入りも中嶋選手のところでずっとやられて、試合中に改善できなくて、ズルズル前半の内に3失点したことが大きかったです。後半は攻めることはできましたが、自分も最後の場面を含めて何回かチャンスがあったのに決め切れなかった。そういう勝負強さは広島さんの方があったなと思いますし、自分たちもまだまだだと痛感させられたゲームになったと思います」
 
Q:1点差までは追い上げましたが、現状、広島との差はまだあると感じましたか?
「そうですね。後半はボールも回せてゴールに近づけたとは思いますが、それができるのであれば、もう少し前半から自分たちでブーストをかけて攻めることができていればまた展開は違ったと思います。松田さんも試合後のミーティングで仰っていましたが、『それができるのであれば、最初からやろう』と。それは自分としてもチームとしても突き詰めていかないといけない。前半の入りはもっと大事にしないといけないと思います」
 
Q:前回の皇后杯準決勝から「4年間の積み上げ」という部分では、百濃選手は随所に発揮されていたと思います。特に後半は再三チャンスメイクをしていました。改めて自信になった部分と、もっとやらないといけない部分が明確になったのでは?
「チャンスメイクというところでは、左でも右でも顔を出せたし、最後まで諦めずにボールに食らい付くことはできたのですが、最後に外したシュート、打ち上げてしまったところは、決めていれば同点になって延長戦もあったと思うので。チャンスメイクだけではなく、ゴールは自分の課題なので、最後のところはもう少し頑張らないといけないと思います」
 
Q:それでも、後半に自身のゴールも含めて1点差まで迫ったことは、最低限、サポーターやご家族も含め、応援してくれた人たちに気持ちを見せることができたのでは?
「そうですね。特に後半はボールが欲しかったので、右サイドにも顔を出して、自分が点を取ったCKも相手に当ててCKを取れたので、そういう姿勢は見せることができたとは思います。あとは結果を求めてチーム全員でやっていきたいです」
 
 
■新井萌禾選手
Q:復帰後初のスタメンでした。試合に入る部分で違いはありましたか?
「久しぶりのスタメンで、与えられたチャンスを無駄にしたくなかったので、最初から出ても出し惜しみせず、自分のプレーを出し切ろうという気持ちで入りました。ここ数試合、(松田監督からも)『入りが悪い』と言われていて、練習からも『最初から気持ちを出せ。秘めている力を前面に出せ。そうすれば(前半の内容も)変わる』ということはチーム全体にも伝えられていたので」
 
Q:ただし、チーム全体としてなかなかスイッチが入り切らない前半になりました。前半の流れはどう感じていましたか?
「押し込まれてラインが下がって、前と後ろで距離感が遠くなって、守備の時間が多くなり、チャンスを作れず苦しい時間が続きました。攻守において、もっと距離感を縮めて戦うことができれば良かったと思います。自分自身、ゴール前でボールを持てるシーンが少なかった。失点してからも、一緒に組んでいた茉緩さんと、『ボールが来たら絶対に足を振ろう』という話はしていました。前を向いたらシュートを狙う意識はありましたが、そういう場面まで持っていくことができませんでした。自分も走り出すタイミングが悪かったり、入り過ぎて狭くなったシーンもあったので、もっと周りを見ながらスペースを見つけて走り出せれば良かったですし、自分が受けるだけではなくて、囮になる動きも意識できれば良かったです。前半はチームとして焦りもあって、なかなか顔を上げてプレーできなかったので、そこはもっと要求しながら声を掛け合ってできれば良かったです」
 
Q:1点差まで追い上げて終わったことも含め、1週間後のINAC神戸レオネッサ戦へ向けてどう戦いたいですか?
「最初から気持ちを出してプレーして、貪欲に一つ一つの局面でチャレンジしていければ変わると思います。最初から全員で出し惜しみせず、やり切って戦いたいです。気持ちを出すことは得意なので、自分ももっとチームに貢献したいです」
 
 
■白垣うの選手
Q:今日は右サイドバックで先発しました。攻撃の部分も期待されて、ということもあったようですが、振り返ると?
「個で打開する意味もあってサイドバックで出たのですが、そこまでに行く前に奪われたり、自分も含め、全員のちょっとしたポジション取りで(課題があり)、前に進めなかった。監督の期待を越えるようなプレーを出したかったです」
 
Q:守備では中嶋選手の特長は十分に理解して臨んだと思いますが、結果、前半はかなりチャンスも作られました。実際に対峙して、やはり難しさもありましたか?
「足元が上手い選手なので、そこに意識を持っていかれ過ぎたり、食い付き過ぎたり。自分のクセというか、ちょっとやりがちなところだったので、そこは注意して臨んだのですが、案の定、食い付いてしまって背後をやられてそこから失点したことは悔しいです」
 
Q:誰が対峙したとしても、簡単には抑えることができない選手ですが、警戒していた中でもやられたことは、やはり悔しいですね
「そうですね。分かっていたところで、しっかりやられてしまったので、尚更、悔しいです。そこまでに行くまでのボールの取り方、展開させないことも大事ですが、ディフェンダーとしては、裏を取られることはやってはいけないことですし、絶対に修正しないと上にはいけないので。チームとしても前半はいい形で相手にやらせ過ぎてしまったと思います」
 
Q:年内最後の試合になる、リーグ戦でのINAC神戸レオネッサ戦へ向けて、意気込みをお願いします
「INACとは前回の対戦でも大量失点で負けて苦い思い出があるので、次はホームでハッピーな思い出に変えられるように、年内最後の一戦に勝って終わりたいです」
 
 
■田子夏海選手
Q:0-3の展開で前半の37分から試合に入りました。どのような意識で入りましたか?
「前半で3点を取られてしまったので、前からプレスをかけてゴールに向かい、点を決めようと思って入りました。後半に向けても、まず1点を取ろうと。3点は返せない点差ではないので、得点を目指してピッチに入りました」
 
Q:チームとして2点を返し、自身も積極的にゴールを狙う姿勢も見られました。プレーを振り返ると?
「ペナルティーエリアに入って打てたシーンもあったのですが、、もう少し判断を速く打っていたら枠に入ったかも知れません。そういうシーンは多かったので、トラップしたときには打てる、という状態にもっていけるようにもっとゴールを意識していきたいです」
 
 
■中西ふう選手
Q:1点差まで追い上げましたが、今の率直な思いはいかがですか?
「毎試合、皇后杯は前半が良くないのですが、それが今日も悪い方に出たのかなと。後半のプレーを前半からできていれば、いい勝負ができたのかなという悔しさはあります」
 
Q:後半から入るにあたって、監督の指示も含め、どのような意識で入りましたか?
「まず『中嶋選手のところでやられるな』とは言われましたが、『攻撃に期待している』と言ってもらったので、ボールを持ったら相手を見ながら判断して、起点になりながら自分もクロスを上げるところまで行けるように、という意識で入りました」
 
Q:後半は右サイドから攻めるシーンも増えました。そういう意味では、チームの力になれた意識もありますか?
「でもゴールに近づくようなプレーではなかった。起点になれてもゴールにつながらないと意味がないので。もう一回、自分で動き直して受けて、というプレーを増やしていけたらと思います」
 
Q:悔しい試合になりましたが、これをまた今後につなげていきたいですね
「1週間後にINACとのリーグ戦があります。前回、大差でやられている分、しっかり立ち向かっていきたいですし、年内最後の試合になるので絶対に勝って終わりたいです」
 
 
■北原朱夏選手
Q:追いかける展開で入りましたが、終盤はかなり押し込みました。ピッチではどのように感じてプレーしていましたか?
「松田監督からは、『攻撃的に行くけど、守備で背後は取られないように』という指示で入りました。自分としても前に出て行くプレーは得意ですし、どんどん前に関わっていこうと思いました。ここで決め切りたい、という流れが続いていたと思います」
 
Q:1点を返して、まだ時間もありました、もう1点、もう1点、と意欲も上がったのでは?
「そうですね。1点入ったことで、『まだいける』という気持ちになって、それがプレーにも表れて、押し込めたと思います」
 
Q:後半アディショナルタイム、北原選手のCKからさらに1点差に迫りました。ファーサイドへのキックでしたが、あの場面を振り返ると?
「チームとしては、ニアという狙いもあったのですが、あの時間帯では、ニアではじかれるよりもゴールの奥、ファーに蹴った方がいいかなと思って、思い切って奥を狙いました」