2025/26 SOMPO WEリーグ第12節

2025.11.2

日テレ・東京ヴェルディベレーザ

猶本 光 (81')

塩越 柚歩 (90+1')

2

AWAY

FULL TIME

1

0-0

2-1

セレッソ大阪ヤンマーレディース

浅山 茉緩 (64')

味の素フィールド西が丘

3,534

ギャラリー

MATCH REVIEW

粘り強い守備と攻撃のギアチェンジで先制に成功。理想的な流れで進めた試合だが、終盤にセットプレーから2失点。無念の逆転負けを喫する

 

リーグ後半戦の初戦となる今節。セレッソ大阪ヤンマーレディースは、日テレ・東京ヴェルディベレーザのホームに乗り込み、2025/26 SOMPO WEリーグ第12節に臨んだ。先発は直近のクラシエカップから4人変更。GKに名和咲香、なでしこジャパンから戻った白垣うのが早速スタメンに戻り、右サイドハーフは田中智子、2トップの一角に田子夏海が入った。

 

立ち上がりから東京NBにボールを持たれる展開は続くも、「前回対戦より積極的に戦いたい」と試合前に話していた松田岳夫監督の言葉通り、セレッソは間を締めつつ前から奪いにいく姿勢も見せると、5分、ハイプレスからボールを奪って田子がファーストシュートを放つ。8分には東京NBの巧みなパスワークから塩越柚歩にシュートを打たれたが、GK名和が好セーブで防ぐ。ここからより相手にボールを握られて自陣に迫られる時間は続いたが、セレッソもボールホルダーに対してはしっかりと体を寄せて、縦、横のスライドも怠らず、守備の陣形は崩れない。第5節のINAC神戸レオネッサ戦、前節の三菱重工浦和レッズレディース戦では開始早々に失点し、試合を難しくしていただけに、しっかりとした入りを見せたかった今節。まずはその時間帯を無失点でしのいだことは最初の大きなポイントだった。29分には厚みのある攻撃を仕掛けると、最後は中西ふうのパスを田子が落とし、走り込んだ脇阪麗奈がシュート。クロスバーを越えたが、得点の可能性を感じさせる攻撃だった。その後も粘り強い守備で東京NBに決定機を作らせずにいると、前半の終盤はセレッソが躍動感をもってゴールに迫る。39分、名和を起点に脇阪、宝田沙織、百濃実結香と縦につないで左サイドを突破すると、43分には人数をかけて攻め、最後は攻撃参加した白垣のクロスに田子がヘディングで合わせてチャンス。前半終了間際には中央を割られて眞城美春に決定的なフィニッシュも許したが、シュートはクロスバーを越えて事なきを得た。前半は東京NBにボールこそ持たれたが、「そんなに怖いとは思わず守っていました」と試合後に名和も振り返ったように、決定的にディフェンスラインを破られたシーンはなく、終盤の時間帯は攻撃で押し返してハーフタイムを迎えた。

 

後半開始から松田監督は宮本光梨に代えて浅山茉緩を投入。浅山が田子と2トップを組み、宝田がボランチに下がった。前への推進力を出していきたいセレッソだったが、後半も立ち上がりは守勢に回る展開。53分には決定機も作られたが、四本のブロックで失点は防ぐと、ここで与えたCKでは、ファーで打たれたヘディングを名和が左足で好セーブ。2度のピンチを防いだセレッソが攻勢に転じていくと、ここが勝負所と見た松田監督は59分、田中に代えて和田麻希を投入。早い仕掛けで先制点を奪いにかかると、61分に決定機。百濃が左サイドを突破してクロス。浅山がキープして折り返したボールをニアで脇阪が潰れてファーで和田がシュート。ただし、カバーに入った相手DFに防がれた。64分にも縦に速い波状攻撃から最後は百濃がフィニッシュ。確実に相手ゴールに近づくと、続く64分、後半3度目のチャンスを得点につなげた。四本がハーフェーライン付近の高い位置でボールを奪取、そこから素早く縦に当てて浅山が落とし、前向きに受けた脇阪がドリブルで運んで右サイドの田子へスルーパス。狙い澄ました田子のクロスを浅山が中で合わせてネットを揺らした。流れるような一連の攻撃は見事であり、直近のクラシエカップでは似たような形から決定機を外していた浅山にとっては成長を示すゴールとなった。「相手のサイドの背後を目指す。もう一回、ボールを追い越す、相手の裏へのパワーを上げることによって、我々が優位に立つ」(松田監督)というイメージで後半に入った指揮官の狙いがピタリとハマった。先制後も鋭い出足で守備を続けるセレッソは、ゴール前でもしっかり体を張ってしのぐと、78分には宝田のスルーパスから背後を取った百濃がシュート。ネットを揺らしたが、ここはオフサイドで追加点とはならず。すると直後の79分、東京NBに中央を割られてペナルティーエリア内で脇阪が相手選手を倒したとしてPKを献上。これを猶本光に決められ同点に追い付かれた。84分にもCKからファーでヘディングを許したが、セレッソの守備陣も体を張ってシュートは枠の外へ。後半アディショナルタイムも含めてラスト10分。ここから勝ち越しを目指してギアを上げたいセレッソは、88分、右サイドを崩して和田のクロスに脇阪が合わせてチャンスも、シュートはヒットしなかった。すると90+1分、東京NBにCKからヘディングを許し、ポストに当たった跳ね返りを塩越に詰められた。このまま試合は1-2で終了。後半戦初戦を勝利で飾ることはできなかった。

 

前半から粘り強い守備で失点を防ぎつつ、選手交代を機に攻撃でギアを上げて先制点を奪う理想的な流れで試合を進めたセレッソだったが、終盤にセットプレーから2失点。「失点シーンを振り返ると、ゴール前に人がいるのにファウルでPKを与えてしまった。最後のセットプレーも、タッチに切っていれば、CKにはならなかった。そういう意味では、あと一歩、あと少し。それが大きな差ですが、そういう部分が足りないと感じたゲームでした」と試合を総括した松田監督。WE参入後、未勝利の東京NBから勝点3を得るまであと少しというところまで追い詰めながら、無念の逆転負け。「(先制後も)得点を取れるチャンスがあった分、そこで取りたかったですし、(取れなかったなら)もっと守備は警戒しないといけないところで失点してしまった。リスク管理や予測、その部分が足りていなかったと思います」とは白垣。90分を通して選手たちが見せたプレーは称賛に価するものだったが、勝点3に届かなかった事実もしっかりと受け止め、課題を精査し、次節以降の戦いに臨みたい。


監督コメント

■松田岳夫監督
「アウェイまで多くのサポーターに来ていただきまして、結果は残念でしたが、選手たちの戦う姿はしっかりと見てもらったと思っています。試合の方は、前半はある程度、想定内でした。少し押し込まれる展開はイメージしていましたが、それでも前回の対戦よりは、ディフェンスラインを高く保ちたかった。ゲームを通して、前回よりは高い位置で積極的に守備ができたのかなと思っています。後半、相手のサイドの背後を目指していくと。もう一回、ボールを追い越す、相手の裏へのパワーを一段階上げることによって、我々が優位に立つということをイメージしながらゲームを進めていきました。いい形でゴールができたこと。その前後に、それぞれの選手がボールを持てるようになった。ある意味、リミッターが外れて、その瞬間はしっかりと関わりができた。それは見ていても感じた部分でした。勝ち切るためには、その時間をできるだけ長くしないといけないことと、失点シーンを振り返ると、ゴール前に人がいるのにファウルでPKを与えてしまった。最後のセットプレーも、タッチに切っていれば、CKにはならなかった。そういう意味では、あと一歩、あと少し。それが大きな差ですが、そういう部分が足りないと感じたゲームでした」
 
Q:前半は宝田選手があまり目立たず、脇阪選手がメインで頑張っているように見えました。後半、宝田選手をボランチに下げてチームが安定したように感じました。内容的には後半は勝っていたように思うが、監督の評価は?
「宝田に関しては、本人はFWをやりたいという希望もあったり、ボランチにポジションを移してからチームが安定したり。(これまで、そういうことがあった中で)今日のゲームに関しては、90分トータルで考えたかった。前半は中盤で間を通されないように、守備の部分をある程度、イメージしていました。我々が勝負のポイントとして置くのは後半になるだろうと。(宝田を)前半からボランチにして守備で体力を無駄に失ってしまうと、後半のような攻撃にもつながっていかないというところで、戦略的な部分で、今日は宝田を前半はFW、後半はボランチで使い分けました」
 
Q:前半をしっかり失点ゼロでしのいで、後半に選手交代を含めてギアを上げて得点機を作り、実際に先制しました。内容、采配ともに勝ち筋が伝わってくる試合運びができていたと思います。その中で、先制後の試合運びに関しては、よりメンタルも含めて、攻守に前向きな矢印が出たことで、逆に裏返される結果にもつながったように思うが、リード後の試合運びについては?
「当然、イメージで言えば、もう1点を取りたいと。選手の前への出だしも速くなって、リスクを冒してでも、ボールを追い越したり、そういう積極的なプレーが出てきました。結果、そこを裏返されたり、ピンチにもつながりましたが、我々が今、成長していく段階として、点を取って、これを守り切ろうというよりは、相手を恐れず、自分たちが主導権を持ってボールを動かす、相手をはがしていく。そういうアクションを起こしていくことは、どんな時間帯でも選手たちにはチャレンジして欲しいと思っています。結果、それが失点につながったとしても、守備的な戦略に切り替えてやられるより、今日のゲームに関しては、みんなよく戦ったと思います。勇気を持って戦うということがどういうことなのか、ほんの少しだけ、欠片だけ感じることができたゲームなのかなと思っています。課題はありますが、起こるべくして起こったのかなというふうに感じます」
 
Q:一巡して、後半戦、最初の試合でここまでベレーザといい試合をして、観客を沸かせる試合ができました。ここから後半戦に向けて、どこまでチームを押し上げていけそうか、成長に対する監督のイメージはいかがですか?
「ポテンシャルは高い選手が多いです。フィジカル的な部分もそうです。まだまだ技術的なところで迷っている選手も多い、向上していける選手も多いので、可能性は非常に感じています。ただ、もっと欲を持って欲しいですし、イメージしているよりは、全然、進んでいないです(苦笑)。ただ、こういうゲームを経験して、それが自信になったり、経験を積み上げることで変わっていけたりすると思いますが、トレーニングで積み上げると言っても、本当の厳しさ、本当のプレッシャーを感じる場面は少ないので。いい時もあれば悪い時もある。それを繰り返しながら、これから成長していくのかなと。まだまだ思っている段階の半分ぐらい、と言っておきます(笑)」
 
Q:最近はGKに名和選手を起用されています。評価している部分と期待している部分は?
「もちろん、GKも競争です。チームにとってプラスの選手が出ると。GKはすごくいい競争ができていると感じています。持ち味も違います。どちらかというと、攻撃的な部分でポゼッションも含めてできる選手と、高さがあって、守備範囲も比較的広い選手と。それぞれの良さがある中で、トレーニングで勝ち取った選手が出ると。もちろん、マイナスの部分を埋めることも大事ですが、若い選手ですので、将来的にどっちが大きなGKになるかと、スケールの大きさという部分が自分の中では評価のポイントになっています」
 
Q:「あと少しが大きな差」という言葉もありましたが、「あと少し」はメンタル的な部分か技術的な部分か
「まず技術的な部分は圧倒的に足りないです。ただ、持っていないのかと言えば、そうではない。もちろん持っていないところもありますが、それはこれから時間をかけて積み上げていけばいい。(ダメなのは)持っているのに出せないこと。一番大事なことは、持っている力を出すこと。それはトレーニングの中から意識して、一人が意識してもダメで、全員がそれを表現することで、(いい)試合になります。チーム全体で、まだできていません。ちょっとした部分を埋めることはまだまだ時間はかかりますが、それが何なのか、おぼろげながら、今日のゲームでも見えてきたことが、選手にとってはプラスなのかなと感じています」
 
Q:西が丘に帰ってきた感想について
「まず、最多の観客が入ったと。このキャパでそれだけ人が入ると、臨場感があって、もちろん選手たちも力を発揮できるし、試合に携わる我々もワクワクした気分になります。緊張感も持ちながら、非常にいい雰囲気でサッカーができたと思っています。昨シーズンまで応援していただいた方々も温かく声をかけて下さって、サッカーファミリーとして女子サッカーを応援してくれている人がたくさんいて、温かいなと感じました」
 
Q:今日の先発の平均年齢は22歳だったが、ここからの成長について
「16歳がいますからね(笑)。下から育った若い選手が多くいて、その選手たちがこういう場で活躍できる、そこまで力を上げていることは事実だと思います。こういう経験を積めば変わっていけるという手応えも感じ始めているところです。ただ、時間はかかると思うし、もっともっと育成の段階で、こういうことも感じてくれていたらな、という部分もあります。それは誰が悪い、どこが悪い、ということではなく、育成年代から日本の女子サッカーが根本的に考えていかないといけないところ。世界の女子サッカーの流れがこれだけ速い中で、昔のイメージだけでは戦っていけないと改めて感じています。楽しみな反面、責任というか、このままではいけないと感じているし、それは私だけではなく、どのチームでも、どの指導者でも感じていると思います」

選手コメント

■脇阪麗奈選手
Q:前半から全員が勝つことにフォーカスして、すごくいいゲームができた中で、最後に悔しい2失点がありました。試合を振り返ると?
「試合の入りも含めて、全体的に悪くなかったんですけど、自分のミスで試合を壊してしまって、情けなく思います」
 
Q:タラレバになりますが、PKのシーンは手がかかっていたようには見えないが?
「全く当たっていないんですけど、相手がうまかったというところで、そういうところも頭に入れながらプレーしないといけない。自分のミスで、チームに申し訳なく思います」
 
Q:前半は失点ゼロでしのいで、後半に選手交代とともに攻撃のギアも上がっていきました。得点シーンも四本選手がカットして、脇阪選手が運んだところから生まれました。ギアチェンジも含めて狙いを発揮できたのでは?
「そうですね、後半の頭からまひ(浅山)を投入して、『もう一つ強く、前から行くぞ』とハーフタイムで話し合って、若い選手たちが前で力を発揮してくれて、自分も前向きにボールを受けることができました。選択肢が増えて、ああいうゴールにつながったことは、やってきたことを出せたかな、というシーンになりました」
 
Q:先制して、もう1点、取れそうな感覚もありました。ボールの奪い方も積極的で、前向きな矢印も出て、逆にその前がかりな分を裏返されたようにも思いました。リード後の試合運びについては?
「点を取った後も前から行って、惜しいシーンもありました。2点目を決め切れば、相手も少し(心が)折れた部分もあったと思うので、そこで決め切れなかったことも、敗因の一つかなと思います」
 
 
■白垣うの選手
Q:前半はボールを持たれながらも失点ゼロで抑えて、後半、前から行くところは行って、先制もできて、理想的なゲーム運びができていたと思うが?
「前から行って、しっかり中盤で奪えた部分もありましたし、そこから得点にもつなげることができたことは良かったです」
 
Q:そこからさらに2点目を取れそうな時間帯もありました。ただ、逆転されました。手応えと結果で、うまく気持ちを整理できていない部分もあるかも知れないですが、逆転負けをどう受け止めていますか?
「得点を取れるチャンスがあった分、そこで取りたかったですし、(取れなかったなら)もっと守備は警戒しないといけないところで失点してしまった。リスク管理や予測、その部分が足りていなかったと思います」
 
Q:なでしこジャパンを経験して戻った最初の試合でしたが、心境に変化はありましたか?
「(代表を経験して)スピード感や強さは、まだまだ成長していかないといけないと感じたので、そこは個人でもチームでも高めていきたいと思います。パススピードや声など、ちょっとしたところでも変えることはできると思うので、そこは意識して変えていきたいです」
 
 
■四本帆夏選手
Q:チーム、個人とも、良かった部分も課題も残った試合になりましたが、率直な思いは?
「自分たちのサッカーができた時間帯もありましたし、相手を苦しめることもできました。その中で、やっぱり最後のところは、この世界に入ってから、自分の甘さを感じることも多くあります。負ける試合ではなかったので、自分の責任を感じています。負けたことをきちんと受け止めて、次に生かしたいと思います」
 
Q:インターセプトから先制点の起点になり、守備では樋渡選手や小林選手も抑えました。ラストのシーンでは前にはね返せずCKを与えてしまった場面もありましたが、トータルで見ればプラスの要素も多かったと思うが?
「自分のポジションはセンターバックで、一つのプレーで勝敗が決まると今日は責任を感じたし、いいプレーができても自分の一つのミスで負けてしまったことは良くないことなので。難しいですけど、ちゃんと受け入れて、課題に向き合って、次の練習から自分に厳しく頑張りたいです」
 
 
■浅山茉緩選手
Q:後半から入って、与えられたタスクとしては、守備でスイッチを入れることと、背後を狙うプレーだったと思うが、しっかり果たせた部分も多かったのでは?
「自分の役割も段々と分かってきて、今日は後半からチームに勢いを付けるという意味では、できたんじゃないかなと思っています」
 
Q:四本選手のインターセプトから浅山選手のポストプレーが起点となった得点シーンは理想的な形でしたね
「そうですね。なっちゃん(田子)からいいボールが来て、当てるだけだったのですが、一度、作りに関わって、そこからスプリントしてゴール前に入っていけたことで得点につながったと思うので、それは続けていきたいです」
 
Q:流れの中からFWらしいゴールでしたね(笑)
「そうですね(笑)。先週の試合では、同じような形で外してしまったので、今回はしっかり決め切れたこと、結果を残せた部分では、成長できたと思います」
 
Q:先制した後の時間帯は、2点目を取りにいきながらも失点ゼロで抑えたい思いもあったと思うが、どのような意識でプレーしていましたか?
「引いて守るというよりは、しっかりと前線からの守備を続けていくことは自分の中では意識していたし、チームとしても、引いて守るより『もう1点、取りにいくぞ』という形で行ってはいたのですが、追い付かれてからは自分たちの攻撃のリズムができなかったので、もう一つギアを上げていくことは課題かなと思います」
 
 
■名和咲香選手
Q:いいゲームができた一方、逆転負けという結果は受け止めも難しいと思うが、今の率直な気持ちは?
「どれだけいいゲームをしても負けは負けなので、悔しいです」
 
Q:前半は相手にボールを持たれましたが、名和選手の好セーブもあり、失点はゼロで防ぎました。前半の流れはどう感じていましたか?
「ボールは持たれましたけど、そんなに怖いとは思わず守っていました」
 
Q:後半も相手のCKからのシュートを左足でセーブした場面もあったが?
「前のジェフ戦でもあったように、目から移動できて、シュートの瞬間に反応できる準備ができていたので、防げました。ただ、ゴールエリアの中で打たれているので、ああいうボールはシュートを打たれる前にパンチングでクリアできるように、守備範囲をもっと広げていきたいです」
 
Q:2失点はPKとCKから。GKとしては難しい部分もあったと思うが、2失点の受け止めは?
「いや、CKは終了間際だったので、自分がもっと声を出して、リーダーシップを取って、中の雰囲気を引き締めないといけなかった。もっと(守る)雰囲気を作れたら良かったと思います」