2022明治安田生命J1リーグ
第27節第2日

2022.8.27

セレッソ大阪

0

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FULL TIME

3

0-1

0-2

サンフレッチェ広島

茶島 雄介 (25')

松本 泰志 (81')

ピエロス ソティリウ (90'+10)

ヨドコウ桜スタジアム

12,698

ぴあサポーティングマッチ

監督コメント

■小菊昭雄監督
「0-3という結果で敗戦してしまったのですが、失点するまでは、チームとしても攻守に素晴らしいパフォーマンスを発揮していたと思います。失点が、少し難しいゲームにしたと思います。2失点目、3失点目のところでは、バランスも崩しながら、リスクも背負いながら、重心を前に向けたのですが、相手の、引き込んでカウンターというストロングポイントに沈んだ形で失点を重ねたところは課題です。どんな相手に対しても、はがしていく、ボールを奪う。そういったところは詰めていきたいです。幸いにも、天皇杯でリベンジする機会がありますので、しっかりそこでリベンジしたい思いが一つです。もう一つは、成長する時には、このような悔しい思いや困難を乗り越えた時に、またチームとしても個人としても成長すると思いますので、今日の敗戦で、またチームとして強く、逞しく成長できるように、やっていきたいと思います」

Q:試合前日に話されていたように、「チームのレベルが一つ、二つ上がった」という言葉を体現する場面、時間も長かったと思うが、そういったプレーを広島相手にも出せた部分をどう評価されますか?

「相手の試合巧者な部分に屈したところはあると思いますが、おっしゃる通り、我々としても、個人としても、チームとしても、成長を感じさせてくれるプレーがたくさん見られたことは嬉しく思っています。逆に課題が新たに出たところはポジティブに捉えて、全員で取り組んでいきたいです。(課題を)具体的に言えば、リードされているという精神的な重圧の中、相手の強度もある中での技術ミス。コンビネーションのミス。そこはありました。いい時間を長く、リードを許している時でもメンタル的に不安定にならずに。そこは我々の強みでもあったので、全員でブレずにやっていきたいです」

Q:リードされていることもあり、清武選手を奥埜選手との交代で、ボランチに近いポジションで投入されたと思います。パスのテンポが上がった一方、カウンターを受けて全体のバランスが崩れた部分もあったと思う。そういった現象をどう見ますか?

「キヨを入れて、ボランチの脇で受けて、攻撃のスピードアップを図りたい狙いがありました。ただ、2失点目をカウンターで取られてからは、時間の経過とともに焦りもあって、ロングボールも増えて、キヨの頭を越えていく場面もありました。そのあたりのチームの共有をしっかりやって、同じ絵を描けるように、リードされている状態での戦い方は共有していきたいです」

Q:広島には、アウェイに続く敗戦となったが、広島との対戦での難しさもありますか?

「改めて、今のJリーグでも1、2を争う素晴らしいチームだと思います。その広島を相手に、今日の結果は0-3だったのですが、アウェイの試合よりもポジティブな面が多かったと思っています。先ほど申し上げた通り、試合終盤、課題は出たのですが、チームとして良かった点も多く、ポジティブに捉えています。そのあたりはしっかりと修正して、全員の共有をもう一度図りながら、次の天皇杯で必ず勝利できるようにやっていきたいです」

Q:天皇杯へ向けて、何かを大きく変えるより、積み上げ、レベルアップを図りたい?

「そうですね。失点するまでにやっていたサッカーを長くやる、その時間帯でゴールを奪う、自分たちのゲームにしていく。そういったチームとしての強さ、逞しさを身に付けていければ、必ず勝てると思います」

選手コメント

■加藤陸次樹選手
「結果の通り、悔しい負け方になりました。ただ、前半はチャンスもあって、そこで1点でも決めていれば、逆に3-0で勝てる試合になったとも思います。今年一番、悔しい試合でした」

Q:広島を押し込む時間帯も長かっただけに、前半で1点が欲しかった?

「そうですね。先に取っていれば、流れはこっちにきたと思う。ただ、失点しても、悪い流れになったわけでもないので、そこでこっちが1点でも取っていれば、違ったと思います。得点の大事さを、1試合を通して感じました」

Q:アウェイでの敗戦よりも掴んだモノは多かったですか?

「そういう思いもあります。選手全員、悔しい気持ちですし、天皇杯は負けられないというモチベーションで、これからの練習にも取り組んでいきたいです」

■上門知樹選手
Q:やれていたシーンも多かっただけに、悔しい敗戦では?

「結果だけを見ると0-3ですが、前半からやれている部分もありました。前半、1つのピンチで先制されましたが、そこは広島さんを褒めるべき。こっちにもチャンスがあったので、僕自身を含めて、そこで決め切れていれば、もっと違った展開になったと思います。内容では負けていないと思っていますし、やれている部分もあったので、監督も話していましたが、ここでブレないように、次の試合に向けて、いい準備をしたいです。下を向く必要はないですし、これをベースにやり続ければ、また結果は出ると思います」

Q:大一番で先発を任されたことについて

「ここまでメンバー外も味わってきましたが、このような試合で先発から出られたことは僕自身も嬉しかったです。ただ、こういう試合こそ、得点を決めて、勝てれば、僕自身の評価にもつながる。まだまだFWの競争は激しいですし、気が抜けない毎日なので。出た試合で結果を出さないといけないと思います。最近は自信を持ちながらやれていますが、満足していませんし、常に上を見ながら、さらに貪欲にやっていきたいです」

Q:攻守に貢献するだけではなく、シュートを打ちたかった?

「そうですね。守備もそうですが、得点で評価されるのが一番なので。そこは、もうワンランク上にいけるように、しっかり練習からやっていきたいです。奪ってから運べている場面はあるのですが、守備した後に、さらに攻撃にスイッチを入れて動き出すことが、ここからの自分の課題。試合を見直すと、守備をした後、止まっているシーンもあるので、そこでもう一つ前にいければ、もっとプレーは良くなると思います」

■鈴木徳真選手
「失点するまでのゲーム運びは問題なくやれていたと思います。2、3失点目は、点を取りに前がかりになったところを突かれたので、そこは調整が必要だと感じています。チャンスを決め切れないところ、攻撃が速くなり、ボールを失った後にやり合いになるキツさもあったので、もう少しボールを握ったり、相手をコントロールする部分を出せたらベストでした」

Q:ボールの動かし方は、前半、そして後半の途中もうまくできていたと思うが、やってきたことに対する手応えが出た部分もあったのでは?

「結果が出ていないので、良かったとは言えないですが、押し込んだ状態を作って、攻撃をシュートで終わって、跳ね返されてもセカンドを拾って、しっかりディフェンスラインからつなぎながら前進できたことは事実ですし、良かったプレーだと思います。後半は、相手が持つ時間も増えて、ロングボールを織り交ぜてきた時に、自分たちのビルドアップの距離が少し遠くなってしまった。あとは、途中から入ってきた選手が前がかりだった分、少し意思疎通というか、お互いのイメージが伝わらなかったかも知れません。ただ、そこはマイナスな部分ではなく、僕らの良さを出すためにやったプレーがかみ合わなかっただけなので、修正できる部分ですし、チームの新しい要素が増えていることはポジティブだと思います」

Q:広島とは、また天皇杯でも対戦するが?

「広島は、全員が守備をしていました。僕らもやっていましたが、少し広島が上回ったことは事実だと思います。僕たちもやることを変える必要はないですが、球際のちょっとしたところ。1失点目も、ボールを取ったけど、その後、取られて、ガタガタってなって、僕も取り切れなかった。そこから相手の攻撃は始まった。ああいう場面での強度を上げること、ああいう場面で僕らに転がれば、逆に僕たちがチャンスを決めることができる。何かを変えるとしたら、そういう際(きわ)の戦いだと思います。それがサッカーの本質だと思いますし、こういう競った試合では、勝敗を分けることなので。天皇杯に向けて、何かを大きく変える必要はないですが、細かいところはもっとこだわって戦うことが大事だと思います」

■清武弘嗣選手
Q:2ヶ月ぶりにピッチに立ってみて

「負けていたので、ある程度は(試合が)崩れても仕方ないかなとは思いますが、悔しい試合になりました。もちろん、大事な試合でしたけど、1敗しただけ。ここで(チームが)崩れても仕方ないし、崩れる必要はないと思います」

Q:広島とは、またすぐ天皇杯で対戦するが?

「そうですね。幸運にも、また試合ができるので、チャンスですし、さすがに3連敗はできないので。もう一回、気持ちを入れて臨みたいです」

Q:今日も、決して下を向くような試合ではなかった?

「もちろん、改善する点はありますが、積み上げてきたモノを自分たちが手放すことは絶対にありません。やっていることを信じてやり続けることが一番ですし、ブレることもない。下を向くことは決してないです」

Q:練習に復帰し、「強度が高い」ということも話されていたが、戻ってきて、チームの積み上げを実感していますか?

「もちろん、練習の強度も高いと感じますし、積み上がってきている感じもあります。その中で、こういう試合で勝てるか勝てないかは、最後の詰めのところ。ハードワークだけでは足りない部分も出てくると思うので、そこで違いを出すのが僕の仕事でもある。今、出ている選手一人一人のポテンシャルを引き出せるように、今のベースを保ちつつ、ゴールに絡めるようなシーンを残りの試合で出していきたいです。今のチームはスタッフも選手もまとまっているし、強いです。ブレずにやり続けることが、大事なことだと思います」